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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
歴史・地理-中世・ルネサンスのヨーロッパ文化史-/Cultural History of medieval and renaissance Europe
時間割コード
/Course Code
1241100182
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
教養教育科目/
曜日コマ
/Day, Period
水/Wed 3
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
出 佳奈子/IDE KANAKO
科目区分
/Course Group
教養教育科目 社会・文化
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択必修
授業形式
/Class Format
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
出 佳奈子/IDE KANAKO 教育学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○世界史や日本史,地理学,考古学あるいはこれら学問の近接領域についての学識を得ること
○上記学問の知識や技能に基づいて,歴史や地理を理解できるようになること
授業の概要
/Summary of the class
○ヨーロッパ中世・ルネサンス期の文化史の変遷について学識を得ること
○とりわけ当該地域・時代の美術作品の成り立ちを、それを取り巻く社会との関係において理解できるようになること

ヨーロッパ中世・ルネサンスのキリスト教社会において展開した美術を中心とする文化的産物が、当時の社会においてどのように受容されていたのかという観点から、当該地域・時代の文化史を概観します。中世・ルネサンスの教会や公共建築物において美術という文化領域の一部、すなわち絵画や彫刻にはどのような視線が注がれていたのでしょうか。また、1400〜1500年代のルネサンスの時代は、とりわけ美術の領域がその外観や内容、そして人々との関係を大きく変化させていきました。この変化はのちの「芸術」概念の登場にも大きく関係しています。「文芸復興」とも訳されるこのルネサンスの時代の文化は、中世文化に対してどのような位置付けにあるのでしょうか。この授業では、いくつかの美術作品を例にとりながら、「芸術」概念確立以前の美術と文化のつながりについて考察していきます。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 4月17日 時代区分としての「ルネサンス」概念/「中世」と「ルネサンス」
第2回 4月24日 中世のキリスト教の教会堂における視覚的イメージの役割
第3回 5月1日   中世の聖画像崇敬1:聖なる存在の現前化と人間の知覚(聖遺物,イコン,祈念像など)
第4回 5月8日   中世の聖画像崇敬2:ローマ、サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂のイコン「ローマ市民の救い」
第5回 5月15日 ペストと美術1:病とイメージ
第6回 5月22日 ペストと美術2:オルサンミケーレのタベルナーコロ
第7回 5月29日 中世後期のキリスト教美術1:祭壇画の変遷(シエナ大聖堂の祭壇画群など)
第8回 6月5日   中世後期のキリスト教美術2:パドヴァ,スクロヴェーニ礼拝堂とジョットの絵画
第9回 6月12日 ルネサンス美術の誕生:15世紀初期のフィレンツェにおけるマザッチョの絵画と「視覚」
第10回 6月19日 ルネサンスのキリスト教美術:終わらない中世(レオナルド・ダ・ヴィンチ《最後の晩餐》など )
第11回 6月26日 15世紀初期ルネサンスにおける「神話画」の誕生
第12回 7月3日   ボッティチェッリ作《春》と《ヴィーナスの誕生》
第13回 7月10日 ルネサンスにおける祝婚画と神話解釈
第14回 7月17日 ルネサンスの貴族社会における絵画の楽しみ1:ヴィーナスとヌード
第15回 7月24日 ルネサンスの貴族社会における絵画の楽しみ2:アルフォンソ・デステの「雪花石工の間」と「美」
第16回 7月31日 期末試験


ペストと美術2:オルサンミケーレのタベルナーコロ
※授業内容は変更になることもあります。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
授業内課題への取り組み 20%
期末試験 80%
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
【予習】ヨーロッパ中世やルネサンスの美術作品を、図書館所蔵の画集などで確認しておくこと。
【復習】授業で取り上げた時代概念や歴史的出来事、美術作品について、紹介した資料などをもとに確認しておくこと。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
特に指定しません。
参考文献
/bibliography
授業内に適宜紹介します。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
特にありません。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
teamsのチャットか下記のメールアドレスに連絡してください。対面での面接を希望する場合は、日程調整の上で実施します。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
idek_48@hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A01:思想,芸術およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
パワーポイントを用いた講義。
科目ナンバー
/The subject number
LA-2-1623-A03
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
特にありません。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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