科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
言語学の世界-日本語文語の資料を読む-/The World of Linguistics-Reading Japanese Literary Materials- |
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時間割コード /Course Code |
1241100307 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
金/Fri 4 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
市地 英/ICHIJI EI |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 社会・文化 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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市地 英/ICHIJI EI | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル1 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○言語学あるいはその近接領域についての学識を得ること ○上記学問の知識や技能に基づいて,言語を社会や人間との関係から理解できるようになること |
授業の概要 /Summary of the class |
到達目標1:漢文や古典文法の知識を過去の資料における読解に活かすことができる。(見通す力) 到達目標2:表記や媒体の違いを理解し、過去の資料に向き合うことができる。(解決する力) 漢文や古典文法は戦前まで、実用的な側面を持っていた。例えば公文書が漢文で書かれていたことは有名だろう。現代の我々が、漢文や古典文法の素養を身につけていることは、自分自身で過去の情報にアクセスし、その理解を可能とすることに繋がる。そこで、この講義では、よく知られた過去の文語の資料を、漢文や古典文法の知識を使って実際に読む。その資料の背景や、当時の日本語の様相、表記について知識を深めながら読み進める。また、当時の資料は現代表記と大きく異なるが、それについて知識を付け、訓練をすることで、向き合うことに挑戦する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回(4月12日・金) 導入/終戦詔書を読む1 第2回(4月19日・金) 終戦詔書を読む2 第3回(4月26日・金) 終戦詔書を読む3 第4回(5月10日・金) 『学問ノスヽメ』を読む1 第5回(5月17日・金) 『学問ノスヽメ』を読む2 第6回(5月24日・金) 変体仮名に挑戦する 第7回(5月31日・金) 行草書漢字(くずし字)に挑戦する 第8回(6月7日・金) 弘前大学附属図書館所蔵『東遊雑記』を読む1 第9回(6月14日・金) 弘前大学附属図書館所蔵『東遊雑記』を読む2 第10回(6月21日・金) 弘前大学附属図書館所蔵『東遊雑記』を読む3 第11回(6月28日・金) 弘前大学附属図書館所蔵『東遊雑記』を読む4/一方その頃、近世の口語の世界 第12回(7月5日・金) 『解体新書』を読む1 第13回(7月12日・金) 『解体新書』を読む2 第14回(7月19日・金) 往来物を読む1 第15回(7月26日・金) 往来物を読む2/まとめ 受講生の理解度や、授業の進度によって、内容が前後する場合があります。 その都度、周知します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
授業内での日本語文語資料読解に対する取り組み:50% レポート提出(課題「日本語文語資料を調査する」):50% |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
複数の資料を読みますが、いずれも翻刻や現代語訳が存在します。当時の資料にあらかじめ目を通しておくほか、翻刻や現代語訳にあたって、予習・復習を行って下さい。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
プリントを配布します。 |
参考文献 /bibliography |
半藤一利『日本のいちばん長い日 運命の八月十五日〈決定版〉』(文芸春秋、2001年、ISBN9784167483159)、福沢諭吉『学問のすゝめ』(岩波書店(岩波文庫)、2008年、ISBN4003310233)、福沢諭吉著、伊藤正雄訳『現代語訳 学問のすすめ』(岩波書店(岩波現代文庫)、2013年、ISBN9784006003005)、進藤咲子編『學門ノスヽメ 本文と索引』笠間索引叢書104、笠間書院、1992年)、古川古松軒著、大藤時彦解説『東遊雑記 : 奥羽・松前巡見私記』(東洋文庫27、平凡社、1964年、ISBN4582800270)、弘前大学デジタルアーカイブ「東遊雑記」https://ul.hirosaki-u.ac.jp/digital-archive-file/collection/toyu1/、杉本つとむ『解体新書の時代 : 江戸の翻訳文化をさぐる』早稲田大学出版部、1997年、ISBN4657974130)、杉田玄白著、酒井シヅ訳『解体新書 : 全現代語訳』(講談社(講談社学術文庫)、1998年、ISBN4061593412)、国書データベースhttps://kokusho.nijl.ac.jp/、国立公文書館デジタルアーカイブhttps://www.digital.archives.go.jp/DAS/meta/defaultなど。授業内でも案内します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
・高校までの漢文、古典文法の知識を思い出せるようにしてください。国語便覧や、古語辞書に掲載されている内容が役に立ちます。 ・インターネット公開されているデジタルの画像を参照する場合があるので、スマートフォンやタブレットなどの電子機器が用意できることが望ましいです。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
授業毎に回収するミニレポートに質問を書くことができます。授業内でもお声がけ下さい。Teamsのチャットやメールでも受け付けています。土日祝日などの休日は、よほど緊急でない限り返事をしませんので、あらかじめご理解下さい。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
a-ichijiあっとhirosaki-u.ac.jp(「あっと」を@に変えて下さい。) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A02:文学,言語学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
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学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
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実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式で進めますが、受講生全員の講読で進めることもあります。 |
科目ナンバー /The subject number |
LA-2-1625-A02 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
teamsでレポート提出を受け付けます。アプリをダウンロードしておいて下さい。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |