科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
芸術-アートとシティズンシップ-/Art-Arts and Citizenship- |
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時間割コード /Course Code |
1242100014 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 2 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
佐藤 絵里子/SATO ERIKO |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 社会・文化 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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佐藤 絵里子/SATO ERIKO | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○芸術ならびにその近接領域についての学識を得ること ○上記学問の知識や技能に基づいて,演奏表現や作品制作の実践や鑑賞を理解すること |
授業の概要 /Summary of the class |
美術作品やアート活動の中には、特定の社会問題や人権意識をテーマとし、それに対する人々の気づきを促すものが多く含まれている。 例えば、ジェンダー、外国籍の方、障害のある方、先住民、貧困などはマイノリティに対する差別と関係する諸問題である。 また、市民や公共、あるいは教育、福祉、経済、労働、地方自治などは人権と関わりの深い領域であり、このような領域に関する歴史的な事件を題材とした作品も多い。 本講義では、美術やアートに触れることを通して、個人・コミュニティ・社会の間に生じる軋轢や不均衡、苦境の中で生きる人間の強さや生の豊かさを時間をかけて見つめ、選んだテーマと自己との距離や結びつきについて考察し表現することを目的とする。 そして、表現された作者の思いを「完璧に」「正しく」理解することの不可能さや、それを自称することの危険性を自覚しつつ、なお、体験に寄り添い、解釈し、自分の言葉で表現することに取り組む。 そのために、各自が日頃関心のある分野の中から主体的に課題を設定し、歴史的社会的背景、記憶や場所のもつ意味、作者の伝記、造形性、思想などに関する調査を行う。 さらに調べたことを単にまとめるのではなく、そこにアートが介在する意義を問う。 すなわち、一般的で抽象的な理解の範囲に留めるのではなく、人と人との対峙であることを自覚して、感性的な言葉を交えて体験したことを語りあう場面を設ける。 感性的な学びを通して、「見る」「聴く」「感じる」「想像する」「分析する」「関連づける」「問う」「表現する」ことを丁寧に行い、自己と社会についての個性的かつ普遍的な見方を獲得する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 ガイダンス:講義の流れと受け方 第2回 現代アートと人権意識 第3回 美術教育と社会認識 第4回 シティズンシップとは何か 第5回 シティズンシップに関するアートの実例(1) 第6回 シティズンシップに関するアートの実例(2) 第7回 シティズンシップに関するアートの実例(3) 第8回 発表を行う作品の選定について 第9回 アート作品の鑑賞(1)記述・問いの発見 第10回 アート作品の鑑賞(2)調査・分析 第11回 アート作品の鑑賞(3)発表・対話 第12回 プレゼンテーションの準備(調査) 第13回 プレゼンテーションの準備(中間報告) 第14回 プレゼン資料の作成 第15回 発表、講義の振り返り ※履修者の人数に応じて内容を変更する可能性があります。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
ミニッツペーパー(40%)、プレゼンテーション(30%)、レポート(30%)を合算し評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
【予習】発表に向けた準備・調査を行うこと。 【復習】授業内容をもとに,重要概念やそれを取り巻く現象についての見識を深めておくこと。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は指定しません。授業中に適宜資料を配布します。 |
参考文献 /bibliography |
授業中に適宜紹介します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
本講義では各自でテーマを設定し、調査・分析を行うことになります。スタディ・スキルズの基礎を身につけていること、日頃からアートに関心を抱いていることは必須の要件です。感性や表現力については、これから開発していく意志があれば、専攻分野やスキルを問いません。また、人と話す機会が多い講義であることも留意しておいてください。教員の専門分野は美術教育学で、中学校の美術教諭や保育者養成校教員の経験があり、近年は小学校図画工作科「造形遊び」の研究を続けています。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
下記のメールアドレスあるいはteamsのチャットで質問を受け付けます。面接を希望する場合は、メールかチャットで日程調整を行なった上で実施します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
eriko0220@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A08:社会学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義、調査、分析、発表、対話を含みます。 |
科目ナンバー /The subject number |
LA-2-1627-A01 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
特にありません。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |