科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
政治経済・社会-市場社会と政府の経済入門-/Political Economy and Social Sciences-Introduction to Public Finance- |
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時間割コード /Course Code |
1242100105 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
水/Wed 2 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
金目 哲郎/KANAME TETSURO |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 社会・文化 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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金目 哲郎/KANAME TETSURO | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○政治学,経済学,経営学,社会学ならびにこれら学問の近接領域についての学識を得ること ○上記学問の知識や技能に基づいて,社会への理解を深めること |
授業の概要 /Summary of the class |
○政府の経済活動を理解するための経済学や財政学の基本的知識を学びます。 ○市場社会における政府の経済活動のあり方を考えます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
国や地方自治体による経済活動(これを「財政」と呼びます)を通して,私たち住民の生活は安全と豊かさを享受し,生活の利便の向上が図られています。ここでの経済活動とは,人々から租税を集めて,これを財源にして行政サービスを提供することを指しています。市場社会において,なぜ,私たちは租税を支払うのか,なぜ,政府の経済活動を通して社会保障や教育が行われるのか,すべてを市場メカニズムに任せたらいけないのか,といった問いを考えていきます。 第1回 10/9(水) 政府の経済活動とは何か(ガイダンス,政府の経済活動) 第2回 10/16(水) 政府の経済活動とは何か(財政とは何か) 第3回 10/23(水) 予算とは何か(予算とは) 第4回 10/30(水) 予算とは何か(日本の予算) 第5回 11/6(水) 租税の根拠としくみ(租税とは,租税根拠,租税体系) 第6回 11/13(水) 租税の根拠としくみ(租税制度と社会のあり方) 第7回 11/20(水) 租税の根拠としくみ(身近な税) 第8回 11/27(水) 租税の使途はどうなっているのか(戦後の予算をみる視点,国の予算) 第9回 12/4(水) 租税の使途はどうなっているのか(「財政」と「市場」で行うこと) 第10回 12/11(水) 地方自治体の予算と決算(国と地方の財政関係,地方自治体の決算) 第11回 12/18(水) 地方自治体の予算と決算(身近な自治体の財政状況をみるポイント) 第12回 12/25(水) 自治体職員による講話(地方自治体の施策ほか) 第13回 1/8(水) 所得の再分配がなぜ必要か(配付資料による説明) 第14回 1/22(水) 社会的危機・格差社会と財政の関係(日本の財政,何が問題か) 第15回 1/29(水) 社会的危機・格差社会と財政の関係(所得(再)分配,政府の果たす役割) 2/5(水) 期末試験(最終回) すべての授業内容が完結後、期末試験だけを行う回があります。 授業の進行状況等により,シラバスと実際の内容とが異なる場合には,その都度説明します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
(1)平常評価(複数回提出するレポートの合計):40% レポート形式の宿題(例年,5回程度の実施)を期日までに提出しない場合は、その回のレポートは加点対象となりません。 (2)期末評価(期末試験):60% 上記(1)と(2)を合算して最終的な成績評価を行う予定です。なお,期末試験では,授業の理解度・習得度が採点基準となります。 ただし,期末試験の実施日が大学の方針によりメディア授業に移行した場合は,期末試験に代えて,期末レポートが課されます。成績評価の配点割合は期末試験を実施した場合と同じです。詳細は授業時に説明します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
[予習]予習が求められる場合は,次回の授業で扱う資料を事前に配付しますので,予め読んできてください。 [復習]毎回の授業内容を講義ノートや配付資料,参考文献等で復習することが必要です。復習を怠ると次回の授業が理解できなくなります。また,授業内容に関連させたミニレポートが宿題として数回(例年,5回程度)課されます。ミニレポート形式の宿題を作成する時間も十分確保してください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書の指定はありません。授業内容に関連するプリント資料が配付されます。 |
参考文献 /bibliography |
(1)神野直彦『財政のしくみがわかる本』(2007)岩波ジュニア新書 (2)宇沢弘文『社会的共通資本』(2000)岩波新書 (3)篠原正博ほか編著『第3版テキストブック地方財政』(2023)創成社 (4)林宏昭・橋本恭之『入門 地方財政(第3版)』(2014)中央経済社 (5)井手英策『財政から読みとく日本社会』(2017)岩波ジュニア新書 上記(1)は講義で扱うテーマ全体を体系的に理解するのに大変役立ちます。(2)は「ゆたかな社会」をつくるための条件と,政府の役割が理解できます。(3)と(4)は地方自治体の財政のしくみや課題を学ぶための入門書です。(5)は財政学者の視点から日本社会が直面する課題を問う新書で学生皆さんに一読を薦めます。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
予備知識は必要ありません。今後,政治・経済学を専門的または学際的に学んでみたい人や,将来,地方自治体などの公的部門で働きたい人には知っておいてほしい授業内容です。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
火曜日12時~13時(他の曜日・時限でも可) |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
kaname-t(at)hirosaki-u.ac.jp ※(at)は@に置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A07:経済学,経営学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A06:政治学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式によります。板書による講義を基本とし,資料等も活用する予定です。 提出物はMoodleを用います。 ただし,対面での授業が実施できずメディア授業を実施する場合は,Teamsによる同時配信で講義を行います。詳細は授業時に説明します。 |
科目ナンバー /The subject number |
LA-2-1628-A07 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
通常の講義のほかに,授業時間の中で1回程度,青森県内の自治体職員をお招きして自治体施策に関わる講話を実施する予定です。詳細が決まりましたら,授業時にお知らせします。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |