科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
思想-美学入門-/Philosophy-An introduction to Aesthetics- |
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時間割コード /Course Code |
1242110003 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
森 功次/MORI NORIHIDE |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 社会・文化 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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森 功次/MORI NORIHIDE | 教養教育開発実践センター/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○思想,宗教,哲学,歴史,倫理学あるいはこれらの学問の近接領域についての学識を得ること ○上記学問の知識や技能に基づいて,既成の前提をその根拠にさかのぼって問い返す批判的思考を体得すること ○美学、芸術哲学およびその近接領域についての学識を得ること ○上記学問の知識や技能に基づいて,日常社会への理解を深めること ○身の回りの文化的問題について議論できる力をつけること |
授業の概要 /Summary of the class |
○現代英語圏の美学(いわゆる分析美学)の基礎的な議論、概念について学習し,理解を深める。 ○美学の視点を用いて,身近な文化状況のありかたや現代の社会問題について考察する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
※日程については決まり次第お知らせします。 第1回 イントロダクション 第2回 芸術の定義1:芸術の定義はなぜ求められるのか/近代美術システムの誕生/伝統的な芸術理論/単純な機能主義(再現説、表現説、形式主義、美的機能説) 第3回 芸術とは何か2:懐疑主義(ワイツ)/伝統的な芸術理論をどう読むべきか/制度説(ダントー、ディッキー))/機能主義と手続き主義 第4回 芸術とは何か3:歴史的アプローチ(レヴィンソン)/歴史的機能主義(ステッカー)/現代の定義論(束説(ゴート)、責任転嫁説(ロペス))/ 第5回 徳美学の動向/「こんなものが芸術なのか」という論争に出会ったときのコツ 第6回 芸術批評の哲学1:ヒューム「趣味の標準について」/「趣味の良さ」とは何か/理想的批評家に求められる能力 第7回 芸術批評の哲学2:不道徳な作品は醜くなるのか/ヒューム解釈をめぐる近年の議論/ 第8回 芸術批評の哲学3:芸術批評とは何をすることなのか/批評文を読むときに気をつけるべきこと/ノエル・キャロルの批評理論/批評を支えるいくつかの作業 第9回 芸術批評の哲学4:ウォルトン「芸術のカテゴリー」/作者の意図の重要性/客観的批評を書くために求められること 第10回 芸術批評の哲学5:価値づけ説への反論 第11回 フェミニスト美学1:「なぜ偉大な芸術家は存在しなかったのか」(ノックリン)/教育・報奨制度・文化慣習における男女格差 第12回 フェミニスト美学2:フェミニズムの歴史概説/フェミニスト・アートの紹介 第13回 フェミニスト美学3:イエローフィーバーをめぐる倫理的論争/「アジア人女性の黒髪が好き」はただの外見の好みの問題なのか/ジェンダーと人種の美学/好みは教育で左右できるのか 第14回 フェミニスト美学4:ヌードはなぜ芸術とされてきたのか/ポルノvs芸術の対立について 第15回 フェミニスト美学5:ヌード・ポルノの悪をめぐる論争と表現規制の論理/公共の場での萌え絵をめぐる問題 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価 (各日の課題50点、リアクションペーパー30点、授業内およびteamsでの質疑応答への参加50点。 ) 上記を合算して成績評価を行います(100点を超える部分は切り捨て) 期末レポートは課しません。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:必須ではないが、やる気のある学生はリーディングリストの文献を読み、当該トピックについて理解を深めておくこと。 復習:リーディングリストおよび授業内で紹介した文献を参考に、授業内で取り上げた概念について理解を深めるとともに、授業内で紹介した議論を用いて身近な文化的問題について考察すること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
購入必須の書籍はなし。授業中にプリントを配布します。 |
参考文献 /bibliography |
ロバート・ステッカー『分析美学入門』(森功次訳、勁草書房、2013年) ※購入の必要はありません。 分析美学の邦語参考文献リーディングリストを公開しています。やる気のある学生はこちらを参考にして下さい。 http://morinorihide.hatenablog.com/entry/20181218/p1 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
美学の初学者に向けた内容ですので,受講にあたっては特段の予備知識は必要としませんが、やる気のある学生は公開しているリーディングリストを参考に、関連文献を読み進めていって下さい。 授業終盤の数回ではヌード・ポルノといった話題に触れますので注意して下さい。この手の話題が苦手な人は、申告してもらえれば授業を欠席しても公欠扱いとします。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
質問は基本的に授業内にしてほしいです(質問によって説明の悪かった点が改善されますし、話題を掘り下げることもできますので)が、授業中に聞けなかったことはリアクションペーパー、および授業の前後に口頭、メールにて受け付けます。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
Eメールアドレス:morinorihide[at]otsuma.ac.jp [at]を@に置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
対面講義。課題はteamsにて提出。 |
科目ナンバー /The subject number |
LA-2-1624-A01 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
特にありません。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |