科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
青森エクスカーション-津軽の漆工芸-/Excursions in Aomori-japanese lacquer arts in Tugaru- |
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時間割コード /Course Code |
1242200028 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
金/Fri 4 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
髙橋 憲人/TAKAHASHI KENTO |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 グローカル科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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髙橋 憲人/TAKAHASHI KENTO | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○現地調査のノウハウを身につけること ○現地調査を通して,青森の地域社会や自然について,探求していくことができるようになること |
授業の概要 /Summary of the class |
○青森県の漆工芸である津軽塗は,2017年に重要無形文化財に指定されました。興味深いことに,唐塗やななこ塗といった近代に様式化された個別の模様ではなく,「研ぎ出し変わり塗」という技法そのものが指定対象となりました。つまり,研ぎ出すことによって様々な模様をつくることができる,という多様性そのものが評価されたのです。しかし,津軽塗の現状を俯瞰すると,せっかく評価されたはずの表現の多様性が,一般市民に対して上手く発信できていないという問題が浮かび上がってきます。この授業では,明治期からの国の政策や全国的な工芸の潮流のなかで,どのように津軽塗が構築されてきたのかを踏まえつつ,学外での演習や実地調査を通じて津軽塗のおかれている現状を学びます。 ○以上を踏まえ,津軽塗の文化資源としての活用方法を,グループワークを通して討議・提案します。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第 1回 10月4日(金) ガイダンス 第 2回 10月11日(金) 漆樹の栽培、漆液の採取・精製 第 3回 10月17日(木) 顔料と木地 第 4回 11月1日(金) 堅下地と代替下地 第 5回 11月8日(金) 周辺技術者の仕事 第 6回 11月15日(金) 津軽塗の近現代史 第 7回 11月22日(金) 学外演習① 弘前市立観光館 第 8回 11月29日(金) 学外演習② galleryCASAICO(ゲストスピーカー:葛西彩子氏 galleryCASAICO主宰) 第 9回 12月6日(金) 学外演習③ 弘前工業研究所(ゲストスピーカー:鳴海藍氏 弘前工業研究所主任研究員) 第10回 12月13日(金)学外演習③ 旧紺屋町消防屯所(ゲストスピーカー:今照芳氏 津軽塗技術保存会会長) 第11回 12月20日(金)若手職人の活動(ゲストスピーカー:木村崇宏氏 津軽塗職人) 第12回 1月10日(金) 津軽漆連の取り組み 第13回 1月15日(水) 課題内容の決定 第14回 1月24日(金) 期末課題 プレゼンテーション① 第15回 1月31日(金) 期末課題 プレゼンテーション② |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価:各授業毎のリアクションペーパー,グループワークへの参加度 80%, 期末評価:期末発表でのプレゼンテーション 20%, 上記を合算して成績評価を行います。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
普段の生活のなかで目にする津軽塗,津軽塗に関連するものに意識を向けること。1週間に4時間(1日40分)の予習・復習が必要。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
弘前大学人文社会科学部編 羽渕一代責任編集(2019)『大学的青森ガイド』昭和堂. |
参考文献 /bibliography |
授業毎に適宜紹介します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
受講者数は20名を上限とするため,履修制限をかける場合があります。 学外で実施する授業があるため,学生教育研究災害傷害保険と学研災付帯賠償責任保険への加入を履修の条件とします。 予備知識は必要ありません。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
授業終了後に質問等の時間を設けます。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
Eメールアドレス: takahashi.k at hirosaki-u.ac.jp atを@に置き換えてください HPアドレス: https://researchmap.jp/epidendroideae |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
地域志向科目 |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義,学外での演習,グループワーク |
科目ナンバー /The subject number |
LA-2-2218-A01 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
この講義では,青森県の漆工芸である津軽塗について取り上げ,文化資源としての活用方法等について 討議・提案します。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |