科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
地域の多様性と活性化-地域社会と移動②-/Regional Diversity and Revitalization-Urban Sociology & Rural Sociology- |
---|---|
時間割コード /Course Code |
1242210003 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
成田 凌/NARITA RYO |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 グローカル科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
|
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
成田 凌/NARITA RYO | 教養教育開発実践センター/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
---|---|
対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○地域が孕む様々な問題や地域が持つ様々な魅力を理解すること ○地域の問題や魅力を理解した上で,地域活性化の方策を考察すること |
授業の概要 /Summary of the class |
○現代における地域社会の暮らしについて、日本の「最周縁」に位置する青森県(出身者)などの事例を示しながら、主に社会学的な視角や手法を用いて理解を深める。 ○講義の前半では、戦後日本の近代化と地域社会(とくに農山漁村)の変化について概観する。後半では(進学や就職、結婚などにともなう)移動経験との関連から地方・地域社会における暮らしや価値観について検討する。 ○授業内容の理解・定着および受講生間での考察・議論を深化させる機会を確保するため、複数回の課題研究(自分の意見をまとめる作業)とディスカッション(意見の発表・共有・差異の認識)を実施する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第 1回: ガイダンス・イントロダクション:地域社会とは何か、考えてみよう 第 2回: 都市と農村の良いところ/悪いところについて、考えてみよう 第 3回: 地元に残ること/地元を離れること/地元に戻ることについて、考えてみよう(1):仕事・労働 第 4回: 地元に残ること/地元を離れること/地元に戻ることについて、考えてみよう(2):家族・暮らし 第 5回: 日本の近代化と地方農山村の変化(1):高度経済成長と暮らしの変化、人口移動 第 6回: 日本の近代化と地方農山村の変化(2):過疎の出現と変容、限界集落、「地方消滅」 第 7回: 日本の近代化と地方農山村の変化(3):過疎農山村の暮らしと高齢者の「生きがい」、他出子 第 8回: 課題研究 第 9回: 発表・ディスカッション(1) 第10回: 現代における地方の若者の暮らし 第11回: 現代における大都市の若者の暮らし 第12回: 大都市へ出た地方出身の若者の暮らし 第13回: 女性のキャリアと暮らし 第14回: 大都市へ出た若者のその後(1):ライフステージの移行とライフスタイルの変化 第15回: 大都市へ出た若者のその後(2):Uターン可能性と地方移住相談 第16回: 発表・ディスカッション (2) ※1:日程は調整のうえ、決まり次第お知らせします。 ※2:授業内容は受講者数や進行状況などに応じて変更することがあります。 ※3:課題研究や発表・ディスカッションの詳細については、授業内で説明します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価(授業への参加度・コメントペーパーの内容・ディスカッション):50% レポート(平常課題・レポート課題・課題研究):50% 以上を総合して最終的な成績評価をおこなう予定です。 なお原則として(1)すべてのレポート課題(平常課題や課題研究を含む)の提出、および(2)すべての発表・ディスカッションへの参加の2点が単位取得の最低条件になります(欠席せざるを得ない事情が生じた場合は、すみやかに教員へ報告・相談すること)。 詳しくは第1回の授業の際に説明します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習・復習(毎回180分程度):複数回のレポート作成(平常課題や課題研究を含む)や発表・ディスカッションをおこなうため、計画的な自学自習が求められます。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
特定の教科書は使用しない予定です。詳しくは授業内で適宜提示されます。 |
参考文献 /bibliography |
『改訂版 地域社会学入門』(山本努編、学文社、2024年、2,600円+税) 『地方に生きる若者たち:インタビューからみえてくる仕事・結婚・暮らし』(石井まこと・宮本みち子・阿部誠編、旬報社、2017年、1,800円+税) ほか、授業内で適宜提示されます。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
・予備知識は必要ありませんが、自身の関心や専門に即して積極的な発言・議論・授業参加がおこなわれることを期待します。 ・変則的な授業日程となりますので、授業に関する連絡や掲示を見落とさないようにご注意ください。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
授業内容に関する質問は、コメントペーパーに記載するか、授業前後に直接たずねてください。詳しくは初回に説明します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
r-narita[at]mgu.ac.jp ([at]を@に置き換えてください) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
地域志向科目 |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義およびグループワーク |
科目ナンバー /The subject number |
LA-2-2215-A08 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
・青森県や青森県出身(首都圏在住)者を中心に、地方・地域社会にかかわるデータや事例を参照しながら、「地域社会と移動」について考えてみたいと思います。この授業の主眼は「地方・青森からの人口流出を食い止めるには何が必要か/人びとを呼び込むための画期的な方策は何か」を提案することではなく、人びとの暮らし方や価値観と「地域を移動すること/しないこと」や「(家族や友人・知人を含めた)地域社会との関わり方や影響」について議論することにあります。みなさんのこれまでの経験を振り返ったり、これから歩んでいくキャリアや将来を展望したりしながら、地域社会(結婚・家族、友人・知人、仕事・就職・職場、地方/中央、農村/都市)がどのように関わるのかを理解し、検討する機会なればと思います。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |