科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
演習/Seminars |
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時間割コード /Course Code |
R243000012 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
地域社会研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
通年 |
単位数 /Credits |
4.0 |
学年 /Year |
1,2,3 |
主担当教員 /Main Instructor |
羽渕 一代/HABUCHI ICHIYO |
科目区分 /Course Group |
大学院(博士課程) 必修 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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羽渕 一代/HABUCHI ICHIYO | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
DP1 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
・メディアと人との関わりに注目し,地域内の連携を促進させる仕組みについて追究する。 ・パーソナルメディアからマスメディアまで,人をつなぐメディアのあり方について,メディア社会史を通じた社会学的な手法で分析する技術を身につける。 |
授業の概要 /Summary of the class |
現代社会はメディア社会であるといわれて久しい。メディア技術の普及やメディアコミュニケーションのあり方が関わる新しい社会現象が頻発している。人々の意識や行動といったメディアに対する態度に関する実証的研究も積み上げられてきた。このような現象を社会学的な物の見方(方法論・捉え方)を学ぶ。その上で,メディアの歴史社会学,近代とメディアの関連,メディアと現実の社会構成などについて具体的事例を通じて分析する力を習得する。 授業方式は演習方式と講義方式の半々で行う。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:情報とは何か 情報化の歴史を通じて,近代化を捉える視座を習得する 第2回:メディアとは何か マクルーハンのメディア論を中心として,メディアとは何かを考察していく 第3回:メディアと社会の集団的思考 オングの『声の文化と文字の文化』を講読,そのうえで現代の電子メディアと関わる文化について考察していく 第4回:マスコミュニケーションとは何か 「マスコミ」の社会的重要性の高まりについて,歴史的な出来事との連関を確認していく。社会構成主義的視点から「マスコミ」の発展について捉えていく 第5回: 出版・新聞の歴史 革命や戦争など歴史的大事件における新聞の果たした役割についてメディア研究史をスタートとスローンの「マスコミュニケーションにおける歴史的方法」などを講読し,社会と新聞について考察する 第6回:ラジオの歴史 効果研究を中心とした説得効果モデルの実証的研究とその成果について考察する 第7回:テレビの歴史 疑似社会相互作用論,メディアイベント論など,リアリティの構成について理論的研究の成果を確認し,その展開について学ぶ 第8回:インターネットの歴史 国家政策と技術利用の個人化について社会構成主義の視点からメディア利用の個人化というダイナミクスについて学ぶ 第9回:ゲーム・漫画・アニメ 日本のおたく文化について,文化興隆の背景とその意味について学ぶ 第10回:デジタルメディアと公共圏 ハーバーマスの『公共性の構造転換』を講読し,メディア技術と公的領域の変容について考察する。 第11回:社会的現実の構成とメディア ボードリヤールの『消費社会の神話と構造』を講読し,メディア環境と消費者の行動や感覚,社会的現実の傾向について把握する 第12回:モバイル化とプライバタイゼーション ケータイの普及とその効果について,プライバタイゼーションという変化から読み解いていく 第13回:ARとAI 新しいメディア技術である仮想現実と人工知能技術の進展について学ぶ 第14回:AIの台頭と地域社会における労働 人工知能技術の進化により地域社会の労働状況や生活がどのように変化していくのか,考察を行う。 第15回:ロボットは個人なのか 「思考すること」が個人を個人たらしめるならば,思考することが可能なAIは個人なのだろうか。将来社会をデザインする際に考えておくべき問題を整理する *授業日程は学生と調整の上、決定する。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
プレゼンテーションの内容,ディスカッションへの参加状況などを踏まえ総合的に評価する。 プレゼンテーションの内容では,読解の正確性,テキストクリティークの妥当性を評価する。 ディスカッションへの参加状況では,自身の課題に対して社会学的な観点から思考,表現の能力を評価する。 報告とレポート:100% |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
教科書をあらかじめ読んでおいてください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
佐藤卓己(2018)『現代メディア史』岩波テキストブック シェリー・タークル(2017)『一緒にいてもスマホ』青土社 羽渕一代・内藤直樹・岩佐光広(2008)『メディアのフィールドワーク』北樹出版 |
参考文献 /bibliography |
該当なし |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
火曜日 12時から12時50分 なお,この時間帯以外での面会を希望する場合は,事前に連絡すること。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
ichiyo@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
演習形式 オンライン授業の場合には、Teamsでおこないます |
科目ナンバー /The subject number |
GR-5-4209-A08 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |