科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
文化人類学/Cultural Anthropology |
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時間割コード /Course Code |
H241100004 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
諏訪 淳一郎/SUWA JUNICHIRO |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
|
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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諏訪 淳一郎/SUWA JUNICHIRO | 国際連携本部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
現代共生コースDP1及び他コースDP3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
1)学説史と最新の研究成果を咀嚼することで文化人類学の作法についての専門知識を得ること。 2)文化人類学の究極の目標である近代的「人間」概念の批判と再創造について具体的事例に即して理解できるようになること。 3)文化人類学の考え方を自身の研究に応用する力を身に着けること。 |
授業の概要 /Summary of the class |
講義と討論によって以下のテーマを中心に扱う。テーマはすべての授業回に通底する。 ・植民地時代の「未開人」の研究から始まり、現代における「人間」概念の捉えなおしに至る文化人類学の思考法について。 ・とくに、人新世(アントロポセン)にかかる問題系の一翼をなすマルチスピーシズムの文脈における、シャマニズムとアニミズムを軸とした人間性の捉えなおしについて。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 4月15日 授業の説明 第2回 4月22日 20世紀的文化人類学①:構造機能主義、文化相対主義 第3回 5月2日 20世紀的文化人類学②:構造主義、儀礼過程論 第4回 5月13日 文化人類学とポストコロニアリズム①:オリエンタリズム、「文化を書く」 第5回 5月20日 文化人類学とポストコロニアリズム②:文化の政治、植民地化されたのは誰なのか? 第6回 5月27日 人新世(アントロポセン) 第7回 6月3日 マルチスピーシズム 第8回 6月10日 シャマニズムの古典的解釈 第9回 6月17日 アニミズムの古典的解釈 第10回 6月24日 シャマニズムとアニミズムにおけるアッサンブラージュ論およびエージェンシー論 第11回 7月1日 社会構築論と開発論の現在、および現象人類学から見た社会と個人 第12回 7月8日 民族誌における社会構築と主体の問題について 第13回 7月16日 文化人類学と日本①:ポストコロニアリズムと民俗学との協働の歴史 第14回 7月22日 文化人類学と日本②:現代社会へのかかわり方 第15回 7月29日 発表:「文化人類学と私」 なお、講義日程は出張等の理由により、授業内容は受講者の学術的志向によって変わることがある。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
ディスカッションへの貢献度50%、リフレクションペーパーおよび発表の内容50% |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:毎回の授業で説明する次回の内容について各自で調べて大筋を理解しておく。 復習:提出したリフレクションペーパーについての講評をよく理解する。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
なし |
参考文献 /bibliography |
授業中に適宜紹介する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特にないが、受講に際して以下に列記する研究者のプロフィールと業績ならびに事項についての簡単な(ウィキペディア程度)情報に触れているとなお良い。1)B.マリノフスキー、2)E.エヴァンス=プリチャード、3)C.レヴィ=ストロース、4)柳田國男、5)民族誌(エスノグラフィー)、6)フィールドワーク。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
授業時間内に質問時間を設けるが、研究室またはメール等でも随時受け付ける。オフィスアワーでなくてもよい。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
suwa[at]hirosaki-u.ac.jp [at]を@に置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A04:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
リフレクションペーパーをもとにしたディスカッション、講義、講義に関する授業中のリサーチならびにディスカッションの順に行う。 |
科目ナンバー /The subject number |
GH-5-2166-A04 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |