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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
日本語教育学・語用論A/Japanese education as a second language and pragmatics A
時間割コード
/Course Code
H241100074
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
人文社会科学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
金 3
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
高橋 千代枝/TAKAHASHI CHIYOE
科目区分
/Course Group
大学院(修士課程) 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択
授業形式
/Class Format
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
高橋 千代枝/TAKAHASHI CHIYOE 国際連携本部/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
文化芸術コースDP1及び他コースDP3
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
・第二言語としての日本語を、日本語を母語としない学習者に対してどのように教えるか、教えるためにはどのような知識が必要かについて学びます。
・「言葉」を介したやりとりの中で、「文字通りの意味」を超えた「言外の意味」が聞き手に伝わるメカニズムを解き明かすための手法として、「語用論」の分野における基本的な諸理論の正確な知識を身につけるとともに、様々な分析法について学びます。
・刻々と変化する場面状況に応じて行われる会話は、その会話参与者間における緻密な計画や予測に基づいて相手に適切に意図が伝わるように「組織」され、相互行為として成り立っています。人が発することばの裏にある発話者の意図や聞き手が受け取る意味は、言語の背景となる文化や習慣の影響を受けて決定されるものです。言葉を取り巻く行為(ジェスチャーや視線、体の向きや声の大きさやイントネーション等)やその背景をマルチモーダルな視点で分析する方法を身につけます。
授業の概要
/Summary of the class
第二言語としての日本語教育学は、日本語学、対照言語学、音声学、社会言語学、日本語史、意味論、語用論、教授法、教育心理、評価法、異文化理解等、領域横断的な各専門分野の知識を複合的に組み合わせて構成されています。本講義の前半で、まずは日本語教育学を構成する諸学問分野の基礎知識を概観し、日本語教育学研究に必要な基礎知識を学びます。後半では、語用論について理論と手法について学びます。語用論は日本語教育学を支える一分野ですが、語用論研究が対象とするのは、人が言語を学ぶ上で重要な要素である特定の言語の母語話者に共通する言語習慣やスタイル、談話レベルでの言語形式などであり、「コミュニケーション能力」を重視する日本語教育の中でその果たす役割は大きいと考えます。本授業では語用論研究の基礎知識や手法を学び、後期に行う個別のテーマについての研究につなげたいと思います。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 4月19日オリエンテーション
第2回 4月26日グローバル化と日本語教育
第3回 5月10日日本語教育の歴史と現状
第4回 5月17日日本語教師に求められる資質・能力
第5回 5月24日言語の習得と発達
第6回 5月31日日本語教育の社会に果たす役割
第7回 6月7日 日本語教授法(1)
第8回 6月14日 日本語教授法(2)中間テスト
第9回 6月21日 語用論の歴史と展開
第10回 6月28日 「会話」を分析するとは
第11回 7月5日 発話行為
第12回 7月12日 相互行為分析
第13回 7月19日 ポライトネス
第14回 7月26日 ディスコースストラテジー
第15回 8月2日 まとめ 期末テスト

成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
授業態度10%、中間テスト30%、期末テスト60%により、総合的に成績評価します。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
事前に渡すプリントを次回の授業までに読んできてください。講義内で示す参考文献や論文を復習として読むことが必要です。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
プリントを配布します。
参考文献
/bibliography
『ベーシック日本語教育』佐々木康子(編)ひつじ書房 2007
『プラグマティックスの展開』高原侑他 勁草書房 2002
『日本語教育を学ぶ人のために』土岐哲他 世界思想社 2001
『新 日本語教育を学ぶーなぜ、なにを、どう教えるか』遠藤織枝他 三修社 2020
『初めての語用論:基礎から応用まで』加藤重広 2020
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
受講生の研究テーマによって、授業内容を変更することがあります。
日本語教育学、語用論分野において、自分の興味・関心のあるテーマを明確にできるように、授業に取り組んでください。本授業で取り扱うのは、たとえ1つのテーマでも、それについて様々な角度からアプローチする方法がある分野です。授業内で扱えることには限りがありますので、自分の研究テーマについての勉強や先行研究にあたること等は自身で取り組む必要があります。意欲的に関連分野についての学習を進めていくようにしてください。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
メールでお答えできることはメールでお答えします。対面をご希望の方はメールでアポイントを取ってください。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
takahashichiyoe@hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A02:文学,言語学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A09:教育学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
A08:社会学およびその関連分野
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
演習
科目ナンバー
/The subject number
GH-5-1145-A02
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
2024年は、4月12日を休講とし、4月19日を第1回とします。受講希望者は12日までに、所属と氏名、受講希望の理由を書いて「受講希望」と題したメール髙橋まで送ってください。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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