科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
日本倫理思想史/Japanese Ethic Thought History |
---|---|
時間割コード /Course Code |
H242100019 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
火 4 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
原 克昭/HARA KATSUAKI |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
|
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
原 克昭/HARA KATSUAKI | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
---|---|
対応するDP /DP |
文化芸術コースDP1及び他コースDP3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
日本倫理思想史を時代縦断することで歴史的展開の理解を深化させること 日本倫理思想史をジャンル横断することで学術的展開の視座を修得すること |
授業の概要 /Summary of the class |
日本倫理思想史をめぐる前近代(古代~近世)と近現代の時代的位相差を見極めることによって,日本の文学・歴史・宗教・文化に対する理解の深化と拡大をめざします。具体的には,時空間倫理・生命身体倫理・宗教倫理・生活倫理にわたる大枠テーマを設定し,それぞれ日本特有の歴史認識・占術文化・信仰史・思想文芸に関する文献をとりあげ,原典精読および先行研究の再検討をします。その過程において,時代縦断的に日本倫理思想史学研究に必要となる学術的視座と方法論の修得をめざすとともに,学域横断的に日本思想史文献の読解力・思索力の涵養をはかっていきます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
10/ 1(火) 第1回 開講ガイダンス―日本倫理思想史の射程 10/ 8(火) 第2回 基礎知識と情報共有―日本倫理思想史の基本的概念 10/22(火) 第3回 基礎知識と基本文献の講読(1)和辻哲郎『日本倫理思想史』/丸山眞男『忠誠と反逆』(古典的名著) 10/29(火) 第4回 基礎知識と基本文献の講読(2)末木文美士『日本思想史』(通史概説) 11/ 5(火) 第5回 基礎知識と基本文献の講読(3)伊藤聡『日本像の起源―つくられる〈日本的なるもの〉』(テーマ論) 11/12(火) 第6回 講読演習(1)時間倫理に関する日本思想史文献資料 11/19(火) 第7回 講読演習(2)空間倫理に関する日本思想史文献資料 11/26(火) 第8回 講読演習(3)生命倫理に関する日本思想史文献資料 12/ 3(火) 第9回 講読演習(4)身体倫理に関する日本思想史文献資料 12/10(火) 第10回 講読演習(5)仏教思想に関する日本思想史文献資料 12/17(火) 第11回 講読演習(6)神仏習合に関する日本思想史文献資料 12/24(火) 第12回 講読演習(7)国家神道に関する日本思想史文献資料 1/ 7(火) 第13回 講読演習(8)生活倫理に関する日本思想史文献資料 1/21(火) 第14回 講読演習(9)道徳倫理に関する思想文献資料 1/28(火) 第15回(最終回)日本倫理思想史の総括 ※その他、ジャンル・時代を問わず、履修者の関心テーマに合わせて対応してゆきます。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価(授業・講読への参加度):50% 期末評価(期末レポート):50% 上記による総合評価とします。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
配布された基本文献論文および講読文献資料に事前に目を通しておいてください。 また、学期末に講読内容をふまえたレポートを仕上げてもらいます。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
レクチャー資料・基礎論文・講読文献資料ともに、プリントを配布します。(メディア授業の場合にはTeamsファイルにアップします。) |
参考文献 /bibliography |
・伊藤聡『日本像の起源―つくられる〈日本的なるもの〉』(角川選書、2021年) ・末木文美士『日本思想史』(岩波新書、2020年) ・和辻哲郎『日本倫理思想史』一~四(岩波文庫、2011-2012年) ・丸山眞男『忠誠と反逆―転換期日本の精神史的位相』(ちくま学芸文庫、1998年) ・『日本思想史事典』(丸善出版、2020年) |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
日本の思想・文学・歴史・文化に対する興味関心と学習意欲さえ持ちあわせていれば、予備知識の有無は問いません。ひろく「日本学」研究の基盤として活用してください。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
木曜日13:00~15:00/その他、在室時に随時対応します。 研究室:人文社会科学棟402(日本倫理思想史研究室) |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
harak(あっと)hirosaki-u.ac.jp (あっと)を@に変換してください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A04:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
基礎知識と情報共有+基本論文講読+思想文献輪読で進めます。 メディア授業に移行した場合にはTeamsで実施します。 |
科目ナンバー /The subject number |
GH-5-1129-A01 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |