科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
西洋史/History of Western World |
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時間割コード /Course Code |
H242100029 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
水 2 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
中村 武司/NAKAMURA TAKESHI |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専門科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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中村 武司/NAKAMURA TAKESHI | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
現代共生コースDP1及び他コースDP3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
長い18世紀のイギリスにおける政治文化を学ぶことで,グローバル化と共生の時代にふさわしい歴史理解を修得すること |
授業の概要 /Summary of the class |
この講義では、長い18世紀のイギリス海軍(the Royal Navy)を文化史的アプローチから考察することで、イギリスの議会や選挙をめぐる政治文化、記念行為がもつポリティクス、帝国をめぐる認識などの諸問題を解明することを試みます。そのさい、(1)セント・ポール大聖堂における海軍の英雄の顕彰と(2)ウェストミンスタ選挙区における海軍士官の連続当選という2つの事例にとくに注目して、当時のイギリスで広範にみられた海軍の「神話」のありようを考察することとします。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:イントロダクション(10月9日) 第2回:財政海軍国家イギリス(10月16日) 第3回:18世紀イギリスのアイデンティティ、帝国、海(10月23日) 第4回:ネルソン提督の表象と海軍感謝祭(10月30日) 第5回:ネルソン提督の国葬とモニュメント建立(11月6日) 第6回:18世紀イギリスの政治文化とモニュメント(11月13日) 第7回:イギリスの軍人のパンテオンの創出(11月20日) 第8回:帝国の殉教者たち(11月27日) 第9回:19世紀前半のセント・ポール大聖堂とコメモレイションの文化(12月4日) 第10回:18世紀イギリスの議会・選挙区・海軍士官(12月11日) 第11回:ウェストミンスタ選挙区と体制支持派の海軍提督(12月18日) 第12回:「旧き腐敗」とラディカリズム(12月25日) 第13回:急進的なウェストミンスタ再考(1月8日) 第14回:コクリン卿とイギリス海軍の「神話」(1月22日) 第15回:まとめ──ルール・ブリタニアの時代(1月29日) |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価(リアクション・ペーパーの執筆):50% 期末評価(課題レポートの執筆):50% 上記を合算のうえ、最終的な成績評価を行う予定ですが、出席回数が全講義回数の3分の2に満たない場合、あるいは期末の課題レポートを提出しなかった場合は評価の対象としませんので、注意して下さい。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:授業中に指示します。 復習:かならず授業内容の復習を行うようにして下さい。参考文献を確認したり、授業で分からなかった点を自ら調べたりすることで、授業内容への理解を深められるよう心がけて下さい。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は使用しません。配布するレジュメに即して授業を進めます。 |
参考文献 /bibliography |
D. アーミテイジ(平田雅博ほか訳)『帝国の誕生──ブリテン帝国のイデオロギー的起源』(日本経済評論社、2005年) L. コリー(川北稔監訳)『イギリス国民の誕生』(名古屋大学出版会、2000年) E. P. トムスン(市橋秀夫・芳賀健一訳)『イングランド労働者階級の形成』(青弓社、2003年) |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
受講にあたり、(1) イギリス史ならびにイギリス帝国史にかんする基礎的な知識、(2) 英語論文の読解能力、以上2点が不可欠となるので注意して下さい。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
毎週木曜日、12:00-12:40(人文社会科学部校舎407号室:ヨーロッパ史研究室) 研究室を不在にしていることもありますので、面談を希望する場合は、事前にメールにて予約することを勧めます。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
Eメール・アドレス:take_nk@hirosaki-u.ac.jp HPアドレス(researchmap):URL=http://researchmap.jp/read0106710 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義と演習をハイブリッドした形式で進めますが、後者にやや重点を置いています。受講生は各資料を確認しながら各自ノートをとり、各回の課題としてリアクション・ペーパーを提出してもらいます。質問等については、次回の授業で回答することで、受講生へのフィードバックをはかります。 メディア授業として実施する場合は、Teamsによる双方向的な授業か、Moodleによるオンデマンド授業をおこないますが、詳細は授業中にあらためて連絡します。 |
科目ナンバー /The subject number |
GH-5-2120-A03 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |