科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
比較政治経済論/Comparative political economy |
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時間割コード /Course Code |
H242100034 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
水 2 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
安中 進/ANNAKA SUSUMU |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専門科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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安中 進/ANNAKA SUSUMU | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
政策科学コースDP1及び他コースDP3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
近年隆盛を極めている計量的な手法を主に用いた分析により政治経済を理解する。 |
授業の概要 /Summary of the class |
実証的な政治学と経済学の最先端では、これらの融合が進んでおり、その舞台は、制度の果たす役割を巡る議論となっている。たとえば、現代の経済学者で最も影響力をもつのは、ノーベル経済学賞の受賞間違いなしといわれているアセモグル(MIT)であるという評価に疑いを挟む者は少ないだろう。そのアセモグルと共著者のロビンソンらが特に重視するのが、経済的状況に対する政治的な制度の影響である。こうしたアセモグルらの分析の背景には、過去のノーベル賞受賞者であるコース、ウィリアムソン、ノースといった制度や組織を対象とした研究の蓄積がある。本講義では、比較と歴史の観点から、政治的な制度が果たす役割を考察し、その意義を理解する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
1. オリエンテーション 2. 政治経済学の最先端 3. 経済学的制度論 4. 社会学的制度論 5. 歴史的制度論 6. 主権国家 7.執政制度 8.選挙制度 9.国内制度と国際制度 10. 福祉国家 11. 中央銀行 12. 政治的支配と制度設計 13. コロナ禍と政治経済 14. 政治経済学とグローバルヒストリーの近接 15. 講義のまとめ(1月29日予定) |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
講義への出席(30%)、レジュメの用意など(70%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
輪読等では予習復習が要求される。テキストを読みレジュメをまとめるなどが主に求められる。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
適宜指示する。 |
参考文献 /bibliography |
オデッド・ガロー『格差の起源 なぜ人類は繁栄し、不平等が生まれたのか』NHK出版。 ダロン・アセモグル、ジェイムズ・A・ロビンソン『国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源』早川書房。 フィリップ・アギヨン、セリーヌ・アントニン、サイモン・ブネル『創造的破壊の力: 資本主義を改革する22世紀の国富論』東洋経済新報社。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特に前提としない。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
なんでもどうぞ。オフィスアワーは木曜4コマを予定。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
annaka_1(at)hirosaki-u.ac.jp (at)はアットマーク |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A06:政治学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A07:経済学,経営学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
基本的には対面での実施となる。 |
科目ナンバー /The subject number |
GH-5-3134-A06 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
0 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |