科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
ヨーロッパ古典文化史/Historical and Cultural Studies in Classical Antiquity |
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時間割コード /Course Code |
H242100054 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
木 2 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
今井 正浩/IMAI MASAHIRO |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専門科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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今井 正浩/IMAI MASAHIRO | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
現代共生コースDP1及び他コースDP3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
・西洋古典古代(古代ギリシア・ローマ時代)における「心の概念」の関する比較的平易な英文論考の講読を通して,英文の論文を読みこなすための力を養う。 ・同時に、ヨーロッパの歴史文化の源流にあたる西洋古典古代という時代についての基本的な理解を深める。 |
授業の概要 /Summary of the class |
ヨーロッパ古典文化史では、西洋古典古代(古代ギリシア・ローマ時代)における「心の概念」に関する英文の論考を読むことを通して、この時代の人々が「心」というものをどのように理解していたのか、それが現代の心理学にどのような影響を与えたのかという点について考えます。「何だか難しそうだな」といった印象を与えるかもしれません。でも、そんなふうに身構える必要は、まったくありません。 英文の論考を読みこなすためのコツを学んでいただくことも含めて、専門外の方にも分かりやすい授業を行います。ヨーロッパの歴史とか文化とかに興味のある、一人でも多くの院生諸君の受講を、ぜひお待ちしています。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
西洋古典古代(古代ギリシア・ローマ時代)における「心の概念」に関する比較的平易な英文の論考を教材として取り上げて,初期ギリシアの哲学者たちから、キリスト教の大思想家アウグスティヌスにいたるまでの「心の概念」の発展を辿るとともに、それが現代の心理学にどのような影響を与えたかについて、分かりやすく講義します。 第1回(10月3日)はじめに:西洋古典古代における「心の概念」の展望 第2回(10月10日) 初期ギリシアの哲学者たち(1)(読解・発表・討論) 第3回 (10月24日)初期ギリシアの哲学者たち(2)(読解・発表・討論) 第4回( 10月31日)プラトン(1)(読解・発表・討論) 第5回 (11月7日)プラトン(2)(読解・発表・討論) 第6回 (11月14日)アリストテレス(1)(読解・発表・討論) 第7回(11月21日) アリストテレス(2)(読解・発表・討論) 第8回 (11月28日)アリストテレス(3)(読解・発表・討論) 第9回(12月5日) ヘレニズム期の哲学者たち(1)(読解・発表・討論) 第10回 (12月12日)ヘレニズム期の哲学者たち(2)(読解・発表・討論) 第11回(12月19日) ヘレニズム期の哲学者たち(3)(読解・発表・討論) 第12回 (12月26日)プロティノスと新プラトン主義(1)(読解・発表・討論) 第13回 (1月9日)プロティノスと新プラトン主義(2)(読解・発表・討論) 第14回 (1月16日)アウグスティヌスとキリスト教(読解・発表・討論) 第15回 (1月23日、最終回)まとめ なお,授業の進行状況等によってシラバスの内容と異なってくる場合は,その都度、説明をします。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価〔授業への参加度〕(50パーセント)+学期末に提出するレポートの評点(50パーセント)を合算して評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
各回の授業後に復習点,次回の予習点を伝えます。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
Donald J. Zeyl (ed.), Encyclopedia of Classical Philosophy (London, Chicago, 1997)に収められている Deborath K. Modrak, Classical Theories of Mind という英文の論考(とても分かりやすいです)を教材として用います。 |
参考文献 /bibliography |
授業中に,適宜、紹介していきます。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
受講にあたって,古典ギリシア語・ラテン語等の知識は問いません。でも,語学力が理解を深めるのに役立つことは言うまでもありません。 日本語で書かれた代表的な古典ギリシア語・ラテン語の基礎文法書を、以下に紹介しますので、ぜひ挑戦してみてください。 (1)水谷智洋著『古典ギリシア語初歩』(岩波書店刊,1990年) (2)田中利光著『ラテン語初歩/改訂版』(岩波書店刊,2002年) |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
毎週月曜日の午後4時~6時をオフィスアワーの時間に設定しています。この授業の受講にあたって、何か相談したいことがありましたら、どうぞ、気軽に声をかけてください。 場所は、人文社会科学部校舎4階411研究室です。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
Eメールアドレス masahiro@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義の要素を取り入れた演習形式の授業です。 教材として用いる英文の論考は、とても分かりやすい内容なので、専門外の方でも十分に読みこなせると思います。 毎回、発表を担当していただける方を決めて、その方に英文の所定の内容について、大づかみに発表していただきます、その後、教員自身も参加して、全員でその内容について討論するという方式です。 討論は、アットホームな雰囲気の中で行われますので、気軽に参加して下さい。 皆さんのほうでなかなか理解しにくい点については、教員のほうで十分な解説(講義)をしますので、発表を担当される方も、その他の参加者の方も、まったく心配いりません。 |
科目ナンバー /The subject number |
GH-5-2126-A03 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |