科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
日本語教育学・語用論B/Japanese education as a second language and pragmatics B |
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時間割コード /Course Code |
H242100077 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
金 3 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
高橋 千代枝/TAKAHASHI CHIYOE |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専門科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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高橋 千代枝/TAKAHASHI CHIYOE | 国際連携本部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
文化芸術コースDP1及び他コースDP3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
・日本語教育の現場では実際にどのように日本語教育が行われているかを学ぶこと ・日本語教育の現場で発生する様々な問題を、研究によって解決するためにはどのようなアプローチが可能かについて考えることができるようになること ・語用論分野の基礎的な知識をもとに、実際に行われている研究・調査(先行研究)の内容を理解し、批判的に読む視点を身につけ、自身の研究の理論的立場を明確にし、今後の研究の基礎とすること |
授業の概要 /Summary of the class |
本授業では、前期「日本語教育・語用論A」で学んだ内容をさらに具体的にし、実践的な知識として理解を深め、具体的な研究テーマに落とし込むことを目標とします。前半の日本語教育の部分では、より実践的な教室活動の方法や教師・学習者のインターアクションの分析、教材分析等を行うための研究手法を学びます。後半の語用論では、特に日本語で行われている自然会話を分析する方法を中心に、語用論的視点からの日本語、会話、相互行為の分析の研究を概観し、自身の研究テーマについて適切な手法を選び調査・研究に着手するまでを行います。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 10月4日 オリエンテーション、受講アンケート 第2回 10月11日 「教室」内外での日本語教育 第3回 10月17日 学習者・学習目的の多様化 第4回 11月1日 ニーズ分析・カリキュラムデザイン 第5回 11月8日 教授法の変遷:直接法とコミュニカティブアプローチ 第6回 11月15日 教材分析の方法、教師と学生のインターアクション 第7回 11月22日 日本語教育「学」のこれまでとこれから 第8回 11月29日 国内外の日本語教育の現状と日本語教育が社会で果たす役割 第9回 12月6日 中間テスト 語用論概説 第10回 12月13日 社会語用論(ポライトネス、会話のダイナミズム) 第11回 12月20日 中間言語語用論 第12回 1月10日 会話分析と談話分析 第13回 1月15日 語用論的調査法 第14回 1月24日 研究テーマの絞り込み 第15回 1月31日 まとめ 期末テスト |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
授業態度10%、中間テスト30%、期末テスト30%、期末レポート(研究計画書)30%により、総合的に成績評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
事前に渡すプリントの内容を次回の授業前までに読んでくること 授業内で示した参考文献や先行研究を読み、自身の研究テーマとの関連を考えること |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
プリントを配布します。 |
参考文献 /bibliography |
『超基礎日本語教育』森篤嗣[編著]太田陽子他 くろしお出版 2022 『語用論研究法ガイドブック』加藤重広他 ひつじ書房 2016 『日本語教育 学のデザインーその地と図を描く』神吉宇一[編著]名嶋義直他 2015 『語用論への招待』今井邦彦 大修館書店 2001 『改訂版 日本語教育学の歩き方- 初学者のための研究ガイドー」本多弘之 大阪大学出版会 2019 『シリーズ・日本語の仕組みを探る(6)日本語語用論のしくみ』町田健他 2004 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
受講生の研究テーマによって授業の内容を変更する場合があります。 希望者がいれば、実際の日本語教育の現場を見学することも可能です。より実践的な日本語教育の現場にかかわる研究を行いたい人は、見学をお勧めします。 授業で取り上げる項目は本分野の中の一部ですので、自身の研究テーマについてより深く学ぶために参考文献や先行研究による自主学習を積極的に行ってください。不明点があるときには、そのままにせず、質問してください。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
メールで回答できるものはメールでお答えします。対面の相談を希望する人はメールでアポイントを取ってください。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
takahashichiyoe@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A02:文学,言語学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A08:社会学およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
演習・対面 |
科目ナンバー /The subject number |
GH-5-1146-A02 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |