科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
学校の地域協働と危機管理/Regional Collaboration and Risk Management |
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時間割コード /Course Code |
P242000044 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教育学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
水 4 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
履修用登録教官 |
科目区分 /Course Group |
大学院(専門職学位課程) 発展科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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三戸 延聖/SANNOHE NOBUMASA | 教育学研究科/ |
中谷 保美/NAKAYA YASUMI | 教育学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
DP1,DP2,DP3,DP4 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
〇学校における学校安全・危機管理のうち、特に自然災害の発災時やその後の生活の復興に向けての児童生徒の安全確保の初動対応・地域協働での避難所の運営までの対応・支援者支援・防災教育等について、学校や教職員の果たす役割と地域協働の在り方の視点で考察し、理解を深めるとともに、実践力を高める。 |
授業の概要 /Summary of the class |
学校安全が対象とする生活安全、交通安全、防災(災害安全)の3領域のうち、特に地震などの自然災害における防災と危機管理に焦点を当てて学校の地域協働と危機管理について理解する。基礎科目の「学校安全と危機管理」で学んだ知識や考え方を活用し、発災時を想定しながら、学校や教員の果たす役割と地域協働の在り方について、これまでの教職経験での課題やヒヤリハットの分析、具体的事例の分析、危機管理体制の策定などを通して理解する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
授業計画 第1回:オリエンテーション(10月9日) (担当:小林後任・中谷後任・三戸延聖) 「自然災害と危機管理」に関する基本的理解を図るとともに、講義全体の内容を概観し、受講生の課題意識を高める。また、授業の進め方についての共通理解を図る。 第2回:自然災害発生時の学校や教職員の果たす役割とその課題(10月16日) (担当:小林後任・中谷後任・三戸延聖) これまでの教職経験を通して捉えている自然災害発生時や学校事故におけるヒヤリハットをもとに、学校や教職員の果たす役割についての課題整理を行い、その背景について考察する。(K・J法) 第3回:自然災害発生時の学校と地域協働と危機管理及びその課題(10月23日) (担当:小林後任・中谷後任・三戸延聖) これまでの教職経験を通して捉えている学校事故や自然災害発生時の学校の地域協働の事例を整理し、それらの事例から得られた成果や課題について考察する。(K・J法) 第4回:自然災害発生時の対応事例や先駆的取り組み事例の分析(1)~岩手県・宮城県の取り組み~(10月30日) (担当:小林後任・中谷後任・三戸延聖) 東日本大震災発生時の岩手県・宮城県の児童生徒の安全確保の初動対応・地域協働での避難所の運営までの対応について分析し、学校や教職員の果たす役割や地域協働について考察する。 第5回:自然災害発生時の対応事例や先駆的取り組み事例の分析(2)~福島県の取り組み~ (11月6日) (担当:小林後任・中谷後任・三戸延聖) 東日本大震災発生時の福島県の児童生徒の安全確保の初動対応・放射能への対処・地域協働での避難所の運営までの対応・支援者支援について分析し、学校や教職員の果たす役割や地域協働について考察する。 第6回:災害発生時における学校や教職員の役割と地域協働について(11月13日) (担当:小林後任・中谷後任・三戸延聖) 第2~3回のこれまでの教職経験からの考察と第4~5回の事例分析を通して捉えた自然災害発生時の学校の役割や地域協働をもとに整理し、勤務校における学校と地域協働での防災と発災時対応の課題とその在り方について、討議を通して考察する。 第7回:勤務校所在地の地域防災計画(1)(11月20日) (担当:小林後任・中谷後任・三戸延聖) 勤務校所在の市町村の地域防災計画の事例を、自然災害の素因となる地域の自然条件や社会的条件の視点で調査・考察する。 第8回:勤務校所在地の地域防災計画(2)(11月27日) (担当:小林後任・中谷後任・三戸延聖) 勤務校所在の市町村の防災計画の概要や特徴について、発表や討議を通して考察する。 第9回:勤務校における学校防災計画の概要 (12月4日) (担当:小林後任・中谷後任・三戸延聖) 自然条件等の異なる地域に位置する各勤務校の学校防災計画の実際について調査し、分析評価の結果の発表や討議を通して考察する。 第10回:勤務校における学校防災計画の改善(1) (12月11日) (担当:小林後任・中谷後任・三戸延聖) 勤務校の学校防災計画に係る課題等を受けて、その改善に向けた修正を行う。 第11回:勤務校における学校防災計画の改善(2) (12月18日) (担当:小林後任・中谷後任・三戸延聖) 前時に修正した学校防災計画について発表・討議することを通して、学校防災計画の在り方について考察する。 第12回:勤務校における避難所運営マニュアルの策定 (12月25日) (担当:小林後任・中谷後任・三戸延聖) 勤務校における避難所運営マニュアルを試作して発表・討議を行うことを通して、学校としての避難所運営への関わり方について考察する。 第13回:勤務校における防災教育(指導)の在り方(1)(1月8日) (担当:小林後任・中谷後任・三戸延聖) 第12回までの学習内容や勤務校の実態、課題等を踏まえ、地域協働を考慮した防災教育に係る授業計画案を作成する。 第14回:勤務校における防災教育(指導)の在り方(2) (1月22日) (担当:小林後任・中谷後任・三戸延聖) 前時に作成した授業計画案を発表・討議し合うことを通して、各学校における防災教育(指導)の在り方について考察する。 第15回:学校の地域協働と危機管理をめぐる課題と展望(1月29日) (担当:小林後任・中谷後任・三戸延聖) 授業全体を概観し、学校の地域協働と危機管理についての実践とその課題について考察し、今後の学校現場での実践の在り方について展望する。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
学生に対する評価 【評価の基準】 〈1〉学校の地域協働と危機管理について、発災時の初動対応・地域協働での避難所の運営までの対応・支援者支援について、課題分析や事例分析を通して考察することができる。 〈2〉学校の地域協働と危機管理について、上記①の考察を活用して、勤務校の課題解決に向けた防災計画の立案(想定)と根拠を示しながら評価できる。 〈3〉今後の学校の地域協働と危機管理に関する実践について、展望することができる。 【評価の構成】 〈1〉最終レポート(40%) 〈2〉学習ワークシート(40%) 〈3〉討論への参加状況など(20%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
これまでの教育実践を学校の地域協働と危機管理の視点で整理しておくこと |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
必要に応じて提示する。 |
参考文献 /bibliography |
必要に応じて提示する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
自校の防災計画・防災に関する研修の実際などを整理しておく。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
月曜日 13:00~14:00 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
hiromi@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A06:政治学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
C25:社会システム工学、安全工学、防災工学およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
・研究者教員と実務家教員とのティーム・ティーチング ・講義、演習 ・メディア授業に移行した場合は、Teamsで実施します。 |
科目ナンバー /The subject number |
GP-5-1500-A09 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
各種感染症拡大防止対策のため、オンラインによる授業が設定されることがある。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |