科目一覧へ戻る | 2024/09/20 現在 |
開講科目名 /Course |
集中治療医学講義/Intensive Care Medicine (Lecture) |
---|---|
時間割コード /Course Code |
M241000193 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3 |
主担当教員 /Main Instructor |
橋場 英二/HASHIBA EIJI |
科目区分 /Course Group |
大学院(博士課程) |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
|
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
橋場 英二/HASHIBA EIJI | 医学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
---|---|
対応するDP /DP |
DP2 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
◯集中治療医学講義では、集中治療管理の基礎となる呼吸、循環、中枢神経、体液輸液に関する専門知識を学ぶことで、集中治療医学に関する理解を深める。 ◯診療に用いる生命維持装置やモニタリングの基本原理と意義を理解する。 ◯科学的観点から、集中治療を要する疾患の病態生理を理解することで、現在の治療法の良い点、悪い点を理解する。 |
授業の概要 /Summary of the class |
1. 呼吸管理に必要な病態生理、モニタリング、医療機器の専門知識を習得する。 2. 循環管理に必要な病態生理、モニタリング、医療機器の専門知識を習得する。 3. 中枢神経管理に必要な病態生理、モニタリング、医療機器の専門知識を習得する。 4. 体液・輸液管理に必要な病態生理、モニタリング、医療機器の専門知識を習得する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
以下の項目について少人数を対象に個別またはセミナー形式で講義を行う。 [前期] 第1回 呼吸管理の基礎と研究への応用: 気道確保法 第2回 呼吸管理の基礎と研究への応用: 人工呼吸器使用法と呼吸器系パラメータ、 第3回 呼吸管理の基礎と研究への応用: ECMO 第4回 呼吸管理の基礎と研究への応用: 呼吸器外科術後の管理法 第5回 循環管理の基礎と研究への応用: 経食道心エコーの基礎 第6回 循環管理の基礎と研究への応用: 経食道心エコーの応用 第7回 循環管理の基礎と研究への応用: 各種循環動態モニター(ABP、CVP、PAP、PCWP、SVV、PVV) 第8回 循環管理の基礎と研究への応用: 心拍出量測定機器 第9回 循環管理の基礎と研究への応用: 各種循環補助装置(IABP、PCPS、LVAD) 第10回 循環管理の基礎と研究への応用: 心臓血管外科術後の管理法 第11回 中枢神経モニターの基礎と研究への応用: EEG(BIS) 第12回 中枢神経モニターの基礎と研究への応用: SEP 第13回 中枢神経モニターの基礎と研究への応用: MEP 第14回 中枢神経モニターの基礎と研究への応用: 脳死と臓器移植(脳死判定と臓器移植患者管理に実際) 第15回 中枢神経モニターの基礎と研究への応用:脳神経外科手術後の管理法 [後期] 第16回 体液管理の基礎と研究への応用: 各種輸液剤 第17回 体液管理の基礎と研究への応用: 体液量の評価法(ブドウ糖初期分容量、ICGによる血漿量の測定) 第18回 体液管理の基礎と研究への応用: 血液浄化1(CHF、CHDF) 第19回 体液管理の基礎と研究への応用: 血液浄化2(血漿交換、吸着) 第20回 体液管理の基礎と研究への応用: 透析患者や腎移植術後の管理法 第21回 敗血症の病態と治療並びに研究: 敗血症の定義 第22回 敗血症の病態と治療並びに研究: 敗血症の各種炎症系メディエーター 第23回 敗血症の病態と治療並びに研究: 敗血症性譫妄並びに脳症 第24回 敗血症の病態と治療並びに研究: 敗血症の輸液管理、循環管理、呼吸管理 第25回 ARDSの病態と治療並びに研究: ARDSの定義 第26回 ARDSの病態と治療並びに研究: ARDSの各種炎症系メディエーター 第27回 ARDSの病態と治療並びに研究: ARDSの輸液管理、循環管理、呼吸管理 第28回 小児ICU患者管理: 輸液管理、循環管理 第29回 小児ICU患者管理: 呼吸管理 第30回 我々の研究の今後の展望 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
授業参加度(60%)、口頭試問(40%)で評価する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
1. 予習をしてくることが望ましい。 2. 演習で十分に網羅出来ない事項は、教科書や集中治療関連の医学雑誌を参考に適宜補足すること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
必要に応じて配布資料を渡して行う |
参考文献 /bibliography |
集中治療関連の医学雑誌 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
1. 普段から、分からないことがあれば、教科書、文献検索を行い知識の習得に努めることが望ましい。 2. 配布資料、参考文献でも理解できない点は、指導教官に尋ねて、分からないまま放置しない。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
随時。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
麻酔科学講座(廣田和美) E-mail: masuika@hirosaki-u.ac.jp、 HP: http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~anesthe/ |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
|
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
|
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
|
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
実習参加、小人数、対話方式。必要に応じパワーポイント等を用いて行う。 |
科目ナンバー /The subject number |
GM-5-6016-I55 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
・講義内容には病院等での麻酔科医師としての手術麻酔をはじめとした周術期管理方法、集中治療室での重症患者管理方法などの実務経験に関する内容が含まれる。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |