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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
被ばく医療看護論
時間割コード
/Course Code
G243000006
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
保健学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
開講区分
/Semester offered
通年
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1
主担当教員
/Main Instructor
漆坂 真弓/URUSHIZAKA MAYUMI
科目区分
/Course Group
大学院(博士前期課程) 
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
授業形式
/Class Format
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
北宮 千秋/KITAMIYA CHIAKI 保健学研究科/
井瀧 千恵子/ITAKI CHIEKO 保健学研究科/
漆坂 真弓/URUSHIZAKA MAYUMI 保健学研究科/
工藤 ひろみ/KUDO HIROMI 保健学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
Dp1,DP2,DP3
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
〇被ばく医療の概要を理解できる。【DP1知識・理解、DP2当該領域固有の能力】
〇原子力災害・放射線事故等の対応に必要な看護を理解できる。【DP1知識・理解、DP2当該領域固有の能力、DP3汎用的能力】
〇原子力災害・放射線事故等の急性期~亜急性期の対象者を理解できる。 【DP1知識・理解、DP2当該領域固有の能力】
〇原子力災害・放射線事故等の中長期の対象者をアセスメントし,健康問題の診断および看護を理解できる【DP1知識・理解、DP2当該領域固有の能力、DP3汎用的能力】 。
〇原子力災害・放射線事故等の各フェーズにおける対象者の不安を理解し,不安軽減のための看護を理解できる。【DP1知識・理解、DP2当該領域固有の能力、DP3汎用的能力】
〇災害静穏期の準備としての人材育成やネットワークの必要性を理解できる。【DP1知識・理解、DP2当該領域固有の能力、DP3汎用的能力】
授業の概要
/Summary of the class
原子力災害・放射線事故による急性期~中長期にわたる生活及び健康への影響の理解に基づき、原子力災害・放射線事故等により避難を強いられる住民,帰還する住民や移住する住民をアセスメントし,健康問題を解決できる能力を養う。また,原子力災害・放射線事故等によって被ばく・汚染した対象者の被ばく線量を推定した上で,健康課題を診断できる能力を修得する。原子力災害・放射線事故に対応できる人材育成及びネットワーク構築に必要な知識、協働の在り方について学習する。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 被ばく医療の基礎(1):被ばく医療が必要とされる状況としての原子力災害・放射線事故の概要と特徴、自然災害との複合災害としての原子力災害(漆坂真弓)4月中
第2回 被ばく医療の基礎(2):原子力災害における災害サイクルの特徴と看護の概要(漆坂真弓)6~9月集中
第3回 福島第一原子力発電所事故に伴う地域住民の理解(実習地域の事故発生から避難の流れと現状を理解する)(非常勤講師)6~9月集中
第4回 被ばく医療における看護職の役割(原子力災害医療総合支援センター)(非常勤講師)6~9月集中
第5回 原子力災害・放射線事故等の対象者の理解と看護1:超急性期~急性期(安定ヨウ素剤の理解)(非常勤講師)6~9月集中
第6回 原子力災害・放射線事故等の対象者の理解と看護1:超急性期~急性期(救護所・避難所での対応と看護職の役割)(北宮千秋)6~9月集中
第7回 原子力災害・放射線事故等の対象者の理解と看護2:中長期(避難所・仮設住宅での看護職の役割)(北宮千秋)6~9月集中
第8回 原子力災害・放射線事故等の対象者の理解と看護3:中長期(原子力災害後の自治体職員の健康課題)(北宮千秋)6~9月集中
第9回 原子力災害・放射線事故等の対象者の理解と看護4:中長期(内部被ばくと甲状腺がん)(工藤ひろみ)6~9月集中
第10回 原子力災害・放射線事故等の対象者の理解と看護5:中長期(対象者の健康問題と社会的背景)(工藤ひろみ)6~9月集中
第11回 原子力災害・放射線事故等の対象者の理解と看護6:帰還時の課題(工藤ひろみ)6~9月集中
第12回 原子力災害・放射線事故等の対象者の理解と看護7:放射線災害・事故よる被ばく線量の推定と被ばくを懸念する人の理解(非常勤講師)6~9月集中
第13回 災害静穏期における準備1:医療施設での患者受け入れに必要な看護技術と被ばく医療の知識・人材育成(非常勤講師)6~9月集中
第14回 災害静穏期における準備2:自施設や自治体における被ばく医療体制の実態とネットワーク(漆坂真弓)6~9月集中
第15回 被ばく医療における放射線看護高度実践者の役割(漆坂真弓)6~9月集中

※開講予定は4月~9月の期間です。開講日時は事前に調整した上で決定します。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
レポートおよび授業への参加状況により総合的に評価します。
課題レポート:60%
発表・質疑応答:40%
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
事前に配布した資料は熟読し授業に臨んでください。
授業終了後、適宜、課題を提示します。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
適宜、資料を配布します。
参考文献
/bibliography
1.知の散歩シリーズ 監修嶋昭紘 福島に学ぶ 放射線総合科学の展開を目指して 弘前大学出版会 2020
2.医療従事者のための災害対応アプローチガイド.新興医学出版社
3.原子力災害対策指針. https://www.nsr.go.jp/data/000024441.pdf
4.UNSCEAR2013年報告書 第Ⅰ巻 国連総会報告書 科学的附属書A:2011年東日本大震災後の原子力事故による放射線被ばくのレベルと影響(http://www.unscear.org/docs/reports/2013/15-0285_Report_2013_AnnexA_Ebook_web.pdf)
5. ICRP Pub.111 原子力事故または放射線緊急事態後の長期汚染地域に居住する人々の防護に対する委員会勧告の適用 日本アイソトープ協会(http://www.icrp.org/docs/P111_Japanese.pdf)
6.語り合うためのICRP 111 故郷の暮らしと放射線防護 ICRP 111日本アイソトープ協会
7.放射線災害と医療 福島原発事故では何ができて何ができなかったのか:第15回放射線事故医療研究会,MOOK医療科学
8.放射線災害と医療Ⅱ 福島原発事故対応から見えてきたキーワード:第16回放射線事故医療研究会,MOOK医療科学
9.救急医学5月臨時増刊号「緊急被ばく医療」,43(6),2019,へるす出版
10.誰が命を救うのか?,鍋島塑峰,論創社,2020
11.緊急被ばく医療テキスト,青木芳朗・前川和彦,医療科学社,2004
12.別冊・医学のあゆみ「原発事故の健康リスクとリスク・コミュニケーション」,編集長瀧重信,医歯薬出版,2012
13.福島県HP,県民健康調査課,https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21045b/
14.ふくしま復興ステーション復興情報ポータルサイト,https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/
その他、文献は授業の中で適宜紹介する。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
「知の散歩シリーズ 福島に学ぶ 放射線総合科学の展開を目指して」では、弘前大学の福島第一原子力発電所事故後の弘前大学の取り組みを知ることができますので、読んでおくと弘前大学の被ばく医療の取り組みを知ることができます。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
特に設けていないため、メールで連絡してください。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
漆坂 真弓:urushima「A」hirosaki-u.ac.jp 非常勤講師の窓口にもなっています。
北宮 千秋:chiaki「A」hirosaki-u.ac.jp
工藤ひろみ:y-hiromi「A」hirosaki-u.ac.jp
「A」は@に置き換えてください。
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
I58:社会医学、看護学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
講義の他、学生による課題発表・討論を行います。
実習との関連で実習開始前に行う講義もあります。
科目ナンバー
/The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
特になし。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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