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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
放射線看護学実習Ⅰ
時間割コード
/Course Code
G243000007
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
保健学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
開講区分
/Semester offered
通年
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1
主担当教員
/Main Instructor
漆坂 真弓/URUSHIZAKA MAYUMI
科目区分
/Course Group
大学院(博士前期課程) 
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
授業形式
/Class Format
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
北島 麻衣子/KITAJIMA MAIKO 保健学研究科/
漆坂 真弓/URUSHIZAKA MAYUMI 保健学研究科/
野戸 結花/NOTO YUKA 保健学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
Dp1,DP2,DP3
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
〇原子力災害により低線量被ばくを懸念する対象者を理解し,適切な臨床判断ができる【DP1知識・理解、DP2当該領域固有の能力、DP3汎用的能力】
〇避難している地域住民が持つ健康問題に対し,ニーズに応じた計画を立案し,実施・評価する過程を学ぶことができる 【DP1知識・理解、DP2当該領域固有の能力、DP3汎用的能力】
〇関連職種や行政と必要に応じた調整ができる 【DP1知識・理解、DP2当該領域固有の能力、DP3汎用的能力】
〇専門職者を対象とした被ばく医療教育プログラムにおける効果的な教育方法を立案できる 【DP1知識・理解、DP2当該領域固有の能力、DP3汎用的能力】
〇教育実施者へのコンサルテーションを展開できる【DP1知識・理解、DP2当該領域固有の能力、DP3汎用的能力】
授業の概要
/Summary of the class
被ばく医療に関連する看護実践,教育を通して放射線看護専門看護師に必要な役割(実践,相談,調整,教育,研究)について学ぶ。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
放射線看護学実習Ⅰは実習1及び実習2で構成する。詳細は実習要項参照。
実習日程は実習施設、担当教員、学生との協議で決定する。

実習1
概要:原子力災害により低線量被ばくを懸念する住民の健康に関連する問題や放射線に関する不安,生活状況を理解する。対象者の健康問題を明らかにし,個別あるいは集団への介入方法を検討する。また,関連する施設,担当者と調整を諮り,住民への教育・相談活動を実施する。
到達目標
1.原子力災害により避難している住民とのコミュニケーション・健康調査等を通して,対象が持つ健康に関連する問題や放射線に関する不安,生活状況を理解することができる。
2.対象者が持つ健康問題を明らかにし,個別あるいは集団への介入方法を計画することができる。
3.対象者の健康問題の解決に向けた教育・相談活動を実施し,評価することができる。
4.関連職種や行政との連携や調整を通し,放射線看護における高度実践看護師の役割を明らかにすることができる。
実習の展開
1.ガイダンス・実習計画立案。
2.健康調査・健康相談を実施し課題を明確にし,課題を解決するために,計画立案,実施,評価する。
3.低線量被ばくを懸念する地域住民の理解と看護実践・関連職種の調整について考察する。
4.実習のまとめ,学びの共有。
指導体制:科目担当教員
実習期間:学内実習を含め9日間以上(90時間)、実習日程は6月~7月の期間で実習施設及び学生と調整のうえ決定する。
実習場所:福島県浪江町

実習2 放射線看護高度実践看護師としての役割開発:教育・相談
概要:放射線看護に関する教育及び被ばく医療教育プログラムにおける教育の実施を通して,放射線看護高度実践看護師としての専門職者集団への効果的な教育方法,教育実施者へのコンサルテーションを学ぶ。
到達目標
1.被ばく医療教育プログラムの実施者のシャドーイングを通して,専門職者集団を対象とした教育活動の実際が理解できる。
2.対象者のレディネスやニーズを把握し,使用できる資源を活用した効果的な教育計画を立案できる。
3.放射線看護教育を実施して,主観的・客観的評価を通して自身の教育活動を振り返ることができる。
4.教育実施者へのコンサルテーションを実施することでコンサルティの課題を明らかにし,課題解決のための方向性を提案しながら支援することができる。
5.教育・相談を行うにあたり,研究成果や知見,理論等から科学的根拠を吟味し,活用することができる。
6.高度看護実践者としての教育・コンサルテーション活動を遂行する上での自らの課題を明らかにすることができる。
実習の展開
1.ガイダンス・実習計画立案。
2.教育プログラムに参加し,教育の準備方法および他職種連携の実際を学ぶ。
3.コンサルティの課題と目標を明確にし,課題解決の方向性や支援策についてデータ収集と課題の分析を行い,介入計画を立案する。
4.コンサルティの意見を基に適宜計画を修正し,介入の契約をする。
5.放射線看護教育のテーマ,目的・目標,内容を検討し,教育指導案作成および模擬授業を実施,評価する。
6.実習のまとめ
指導体制:実習施設の実習指導者、科目担当教員
実習期間: 学内実習を含め8日間以上 、実習日程について、教育に関しては6~11月までの期間で4日間(40時間)、コンサルテーションは1~3月の期間で4日間(40時間)、学生と相談のうえ決定する。
実習施設:弘前大学大学院保健学研究科
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
実習内容、記録物、カンファレンスの質疑応答等から総合的に判断する。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
実習要項参照
福島第一原子力発電所の事故当時の概要と浪江町住民の避難状況を調べる。
福島県や浪江町のHPを概観し、現状を理解し、実習に臨む。
教育計画・指導案の作成について学習する。
被ばく医療教育プログラムの概要、参加者の背景について理解する。
コンサルテーションの概念、プロセスについて理解する。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
適宜資料を配布する。
参考文献
/bibliography
1.専門看護師の思考と実践,井部俊子・大生定義監修,医学書院,2015
2.現象学でよみとく専門看護師のコンピテンシー,井部俊子・村上靖彦,医学書院,2019
3.コンサルテーションを学ぶ改訂版,川野雅資,クオリティケア,2017
4.計画・実施・評価を循環させる授業設計ー看護教育における講義・演習・実習のつくり方,野崎真奈美・水戸優子・渡辺かづみ,医学書院,2016
5.福島原発事故がもたらしたものー被災地のメンタルヘルスに何が起きているのか,前田正治編著,誠信書房,2018
適宜紹介する。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
実習要項参照
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
適宜(メールで連絡してください)
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
北島麻衣子:kitajima「A」hirosaki-u.ac.jp
野戸 結花:noto「A」hirosaki-u.ac.jp
漆坂 真弓:urushima「A」hirosaki-u.ac.jp
「A」は@に置き換えてください。
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
I58:社会医学、看護学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
実習要項参照
科目ナンバー
/The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
特になし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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