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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
教育分野に関する理論と支援の展開
時間割コード
/Course Code
G245000002
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
保健学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
火 2
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
岡田 敦史/OKADA ATSUSHI
科目区分
/Course Group
大学院(修士課程) 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
必修
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
栗林 理人/KURIBAYASHI MICHITO 保健学研究科/
斉藤 まなぶ/SAITO MANABU 保健学研究科/
大里 絢子/OOSATO AYAKO 保健学研究科/
小河 妙子/OGAWA TAEKO 保健学研究科/
井上 直美/INOUE NAOMI 保健学研究科/
岡田 敦史/OKADA ATSUSHI 保健学研究科/
櫛引 夏歩/KUSHIBIKI NATSUHO 保健学研究科/
朴 白順 保健学研究科/
大庭 輝/OBA HIKARU 保健学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
DP1.知識・技能・実践力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
1.現代の教育を取り巻く社会状況について説明することができる。(DP1.知識・技能・実践力)
2.学校現場への支援において、心理職が果たすべき役割、総合的支援のための連携について説明することができる。(DP1.知識・技能・実践力)
3.学校現場における心理支援を計画し、支援することができる。(DP1.知識・技能・実践力)
授業の概要
/Summary of the class
1.教育分野の基礎として、教育相談、発達障害と特別支援教育、インクルーシブ教育、学校における倫理的配慮、多文化的背景を持つ子どもの心理的理解と支援について学修する。
2.学校での実践として、教育分野における公認心理師の役割と主な業務、不登校及びいじめ問題の理解と支援、スクールカウンセリング、心理教育的アセスメント、緊急支援について学修する。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回(10/1):オリエンテーションと教育分野の概要①
(担当:岡田敦史、櫛引夏歩)
 授業の進め方や到達目標、成績評価方法について説明する。加えて、教育分野の特徴について概説する。

第2回(10/8):教育分野の概要②(制度と法規)
(担当:櫛引夏歩)
 学校における基本的法律及び関連する法律に加え学校制度や学校組織、総合的支援のための連携について学ぶ。

第3回(10/22):教育分野の基礎①(学習支援等)
(担当:櫛引夏歩)
 教育相談、生徒指導、学習指導、キャリア教育などの理論と支援を学ぶ。

第4回(10/29):教育分野の基礎②(発達障害と特別支援)
(担当:櫛引夏歩)
 インクルーシブ教育の理念を理解し、障害児や多文化的背景を持つ子どもを対象としたユニバーサルデザインと合理的配慮について理論と支援を学ぶ。

第5回(11/5):教育分野の臨床的課題と実践①(保育園、幼稚園、学童保育における心理支援)
(担当:櫛引夏歩)
 保育園などにおける課題と心理支援の職務内容を理解し、保育臨床相談の事例を通じて支援を学ぶ。

第6回(11/12):教育分野の臨床的課題と実践②(学校教育アセスメントと心理支援)
(担当:櫛引夏歩)
 不登校及びいじめ問題、学級崩壊などについて学校教育アセスメントを元にして、これらの課題に対する心理支援法について学ぶ。

第7回(11/19):教育分野の臨床的課題と実践③(学生相談等)
(担当:櫛引夏歩)
 学生相談の歴史を学び、大学、専門学校等で行われる学生相談について理論と支援について学ぶ。

第8回(11/26):スクールカウンセラーの活動①(現状と課題)
 (担当:櫛引夏歩)
 スクールカウンセラー制度について現状と課題を学ぶ。

第9回(12/3):スクールカウンセラーの活動②(役割と期待)
(担当:岡田敦史)
 事例を通して、スクールカウンセラーに求められる役割を理解し、今後の課題に対応できる支援を学ぶ。

第10回(12/10):スクールカウンセラーの活動③(コンサルテーション)
(担当:岡田敦史)
 スクールカウンセラーが行うコンサルテーションの理論と方法を学び、実践で活用できる知識と態度を学ぶ。

第11回(12/17):スクールカウンセラーの活動④(緊急支援の理論)
(担当:岡田敦史)
 スクールカウンセラーが行う学校への緊急支援における危機対応の理論を理解し実践例を学ぶ。

第12回(12/24):スクールカウンセラーの活動⑤(緊急支援の実際)
(担当:櫛引夏歩)
 スクールカウンセラーが行う学校への緊急支援について事例から理解を深め、実践で活用できる方法を学ぶ。

第13回(1/7):スクールカウンセラーの活動⑥(倫理的配慮とダイバーシティ)
(担当:櫛引夏歩)
 学校における守秘義務を含んだ倫理的配慮及び他文化背景を持つ子どもへの支援について、事例を通じて、心理支援を多角的視点から学ぶ。

第14回(1/21):スクールカウンセラーの活動⑦(心理教育、校内研修)
(担当:櫛引夏歩)
 スクールカウンセラーが行う心理教育、教員への校内研修、教員のメンタルヘルスについて実践できるよう心理支援を幅広い視点から学ぶ。

第15回最終回(1/28):まとめ
(担当:岡田敦史、櫛引夏歩)
 スクールカウンセラーの「専門性」「人間性」「社会性」の3つの視点から学びについてまとめを行う。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
【評価の基準】
 1.教育分野の支援における心理職の役割及び実践法について理解している。
 2.教育分野における児童、生徒、家族、教師、組織を対象とした心理支援及び総合的支援のための連携について理解している。
【評価の構成】
 1.発表・討論の内容及び状況 ・小レポート(40%)
 2.期末レポート(60%)
上記を合算して、最終的な成績評価を行う。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
授業時に指示する
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
なし
参考文献
/bibliography
内田利広・内田純子著『スクールカウンセラーの第一歩:学校現場への入り方から面接実施までの手引き』創元社(2011)
福岡臨床心理士会編・窪田由紀編著『学校コミュニティへの緊急支援の手引き(第3版)』金剛出版(2020)
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
授業時に指示する
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
オフィースアワー、初回オリエンテーション時に伝える。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
a_okada@hirosaki-u.ac.jp
n.kushibiki@hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A10:心理学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
討論を中心とした授業を行う。
科目ナンバー
/The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
担当教員は,スクールカウンセラー等における心理臨床実践の経験を有しており、それに基づき授業を実施する。本講義は基本的に対面授業を予定しているが、コロナウィルス感染症の感染状況等に応じて適宜、メディア授業に移行する可能性がある。その場合におけるメディア授業の媒体はMicrosoft Teamsを用いて行う。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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