基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	福祉分野に関する理論と支援の展開
時間割コード ／Course Code	G245000005
ナンバリングコード ／Numbering Code
開講所属 ／Course Offered by	保健学研究科／
曜日コマ ／Day, Period	月　3
開講区分 ／Semester offered	前期／first semester
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	2
主担当教員 ／Main Instructor	岡田　敦史／OKADA ATSUSHI
科目区分 ／Course Group	大学院（修士課程）　専門科目
教室 ／Classroom
必修・選択 ／Required/Elective	必修
授業形式 ／Class Format	講義科目
メディア授業 ／Media lecture	－

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Faculty/Department
栗林 理人／KURIBAYASHI MICHITO	保健学研究科／
斉藤　まなぶ／SAITO MANABU	保健学研究科／
大里 絢子／OOSATO AYAKO	保健学研究科／
小河 妙子／OGAWA TAEKO	保健学研究科／
井上　直美／INOUE NAOMI	保健学研究科／
岡田　敦史／OKADA ATSUSHI	保健学研究科／
櫛引　夏歩／KUSHIBIKI NATSUHO	保健学研究科／
朴　白順	保健学研究科／
大庭　輝／OBA HIKARU	保健学研究科／

難易度（レベル） ／Level	レベル5
対応するＤＰ ／DP	DP1.知識・技能・実践力
授業としての具体的到達目標 ／Concrete arrival target as the class	1．現代の福祉現場を取り巻く社会状況について説明することができる。（DP1.知識・技能・実践力） 2．福祉現場において心理職が果たすべき役割、総合的支援のための連携について説明することができる。（DP1.知識・技能・実践力） 3．福祉現場における心理支援の計画を立てることができる。（DP1.知識・技能・実践力）
授業の概要 ／Summary of the class	児童福祉、障害者福祉、高齢者福祉を中心に福祉領域における心理職の支援の基本となる心理学的理論及び関連法制度について取り上げるとともに、支援の実際について学修する。
授業の内容予定 ／Contents plan of the class	第1回(4/15)：オリエンテーション（現代社会の福祉を取り巻く心理的課題） （担当：岡田敦史） 　授業の進め方や到達目標、成績評価方法について説明する。また、現代社会の福祉を取り巻く心理的課題と関連法制度について概説する。 第2回：児童福祉領域における心理職の動向 （担当：岡田敦史） 児童福祉領域における心理職の動向及びどのような活動が求められるのかについて学ぶ。 第3回：児童福祉領域における心理的アプローチ①（アセスメント理論と技法） （担当：岡田敦史） 子どもの発達段階に応じた心理アセスメントの理論と心理支援の実践法について学ぶ。 第4回：児童福祉領域における心理的アプローチ②（家族への心理学的支援法） （担当：岡田敦史） 家族を対象とした心理学的支援法の理論と心理支援の実践法について学ぶ。 第5回：児童福祉領域における臨床心理的地域援助 （担当：岡田敦史） 児童福祉の実施機関で行われている臨床心理的地域援助と総合的な支援のための連携について実践的側面から学ぶ。 第6回：障害者福祉領域における心理職の動向（アセスメント理論と技法） （担当：岡田敦史） 障害者福祉領域における心理職の動向及びどのような活動が求められるのかについて学ぶ。 第7回：障害者福祉領域における心理的アプローチ （担当：岡田敦史） 障害児の心理アセスメントの理論と心理支援の実践法について学ぶ。 第8回：障害者福祉領域における臨床心理的地域援助 （担当：岡田敦史） 障害者福祉の実施機関で行われている臨床心理的地域援助と総合的な支援のための連携について実践的側面から学ぶ。 第9回：高齢者福祉における心理職の動向 （担当：大庭輝） 高齢者福祉領域における心理職の動向及び求められる役割について学ぶ。 第10回：高齢者の心理的アプローチ①（心理療法） （担当：大庭輝） 　高齢者に対する心理療法について関連する理論や老年期の発達段階を踏まえた支援法について学ぶ。 第11回：高齢者への心理的アプローチ②（アセスメント技法） （担当：大庭輝） 高齢者の身体・精神・生活機能のアセスメント技法について学ぶ。 第12回：認知症の非薬物的アプローチ①（行動学的アプローチ） （担当：大庭輝） 認知症高齢者に対する非薬物的アプローチとして推奨される応用行動分析の理論と支援の実際について学ぶ。 第13回：認知症の非薬物的アプローチ②（神経心理学的アプローチ） （担当：大庭輝） 認知機能の低下を踏まえた神経心理学的アプローチの理論と心理支援の実践法について学ぶ。 第14回： 認知症の非薬物的アプローチ③（認知的アプローチ） （担当：大庭輝） 　認知活性化療法や認知リハビリテーションなど、認知に焦点を当てた非薬物的アプローチの理論と心理支援の実際について学ぶ。 第15回(8/5)：高齢者の意思決定支援 （担当：大庭輝） 財産管理や遺言、アドバンスケアプランニングなど、高齢期の意思決定支援の方法と課題について学ぶ。
成績評価方法及び採点基準 ／A scholastic evaluation method and marking standard	【評価の基準】 1．児童福祉における心理職の役割及び心理支援の実践法について理解している。 2．障害者福祉における心理職の役割及び心理支援の実践法について理解している。 3．高齢者福祉における心理職の役割及び心理支援の実践法について理解している。 【評価の構成】 1．発表・討論の内容及び状況（30％） 2．期末レポート（70％） 上記を合算して、最終的な成績評価を行う。
予習及び復習等の内容 ／Contents such as preparations for lessons and the review	地域における福祉的課題に関する資料等を読み、心理職としての役割について考えておくこと。
教材・教科書 ／The teaching materials, textbook	教科書は使用しない。授業内で適宜文献等を紹介する。
参考文献 ／bibliography	・日本心理学会監修・岩原昭彦・松井三枝・平井啓編『認知症に心理学ができること　医療とケアを向上させるために』誠信書房（2021） ・村瀬嘉代子著『子どもの心に出会うとき：心理臨床の背景と技法』金剛出版（2020）
留意点・予備知識 ／Point to keep in mind, back ground	学部レベルの福祉心理学に関する知識が必要です。
授業内容に関する質問・疑義等 ／Question, doubt about class contents	授業内外で適宜受け付ける。
Eメールアドレス・HPアドレス ／E-mail address, HP address	授業内で指示する。
学問分野1（主学問分野） ／Discipline 1	A10:心理学およびその関連分野
学問分野2（副学問分野） ／Discipline 2	該当なし
学問分野3（副学問分野） ／Discipline 3	該当なし
地域志向科目 ／Local intention subject	なし
授業形態・授業方法 ／Class form, class method	討論を中心とした授業を行う。
科目ナンバー ／The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について ／Whether or not copyrighted works are used in media classes	無／Nothing
その他 ／Others	担当教員は，福祉領域における心理臨床実践の経験を有しており、それに基づき授業を実施する。本講義は基本的に対面授業を予定しているが、コロナウィルス感染症の感染状況等に応じて適宜、メディア授業に移行する可能性がある。その場合におけるメディア授業の媒体はMicrosoft Teamsを用いて行う。

No.	回（日時） ／Time (date and time)	主題と位置付け（担当） ／Subjects and instructor's position	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
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