科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
心理支援に関する理論と実践 |
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時間割コード /Course Code |
G245000008 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
保健学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
火 1 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
大庭 輝/OBA HIKARU |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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栗林 理人/KURIBAYASHI MICHITO | 保健学研究科/ |
斉藤 まなぶ/SAITO MANABU | 保健学研究科/ |
大里 絢子/OOSATO AYAKO | 保健学研究科/ |
小河 妙子/OGAWA TAEKO | 保健学研究科/ |
井上 直美/INOUE NAOMI | 保健学研究科/ |
岡田 敦史/OKADA ATSUSHI | 保健学研究科/ |
櫛引 夏歩/KUSHIBIKI NATSUHO | 保健学研究科/ |
朴 白順 | 保健学研究科/ |
大庭 輝/OBA HIKARU | 保健学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
DP1.知識・技能・実践力、DP3.行動力・思考力・研究能力、 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
1.各心理療法の概念、主要理論、方法について、その概要を説明でき、実践することができる。(DP1.知識・技能・実践力) 2.各心理療法の概念、主要理論、方法を、実際の症例に照合して理解でき、多職種連携や総合的支援のための連携に応用することができる。(DP3.行動力・思考力・研究能力) |
授業の概要 /Summary of the class |
1.力動論に基づく⼼理療法の理論と方法を学ぶ 力動論に基づく心理療法の理論と方法として、力動的心理療法の理論と方法、対⼈関係の発達的理解、臨床場面での治療構造、セラピスト・クライエント関係(転移・逆転移)について学修する。 2.行動論・認知論に基づく⼼理療法の理論と方法 行動・認知論に基づく心理療法の理論と方法として、臨床で汎用性の高い、行動療法の理論と方法、認知療法の理論と方法、応用行動分析、臨床行動分析の理論と方法、認知行動療法の理論と方法、クライエントとの協働的関係を築くために必要な基本的態度と方略について学修する。 3.その他の心理療法の理論と方法 その他の心理療法の理論と方法について、来談者中心療法の理論と方法、ブリーフセラピー、解決志向アプローチの理論と方法、発達論に基づく心理支援の理論と方法について学修する。 4.心理に関する相談、助言、指導、多職種連携や総合的支援のための連携等への1から3までの応用 心理支援の実践として、力動論に基づく心理療法の臨床事例の検討とスーパービジョン、行動論・認知論に基づく心理療法の臨床事例の検討とスーパービジョン、保健医療分野でのコンサルテーション、多職種とのチーム援助の臨床事例の検討とスーパービジョンについて学修する。 5.心理に関する支援を要するものの特性や状況に応じた適切な支援方法の選択・調整 心理に関する支援を要するものの特性や状況に応じた適切な支援方法の選択・調整として、特性や状況に配慮したケースフォーミュレーションと介入の選択と調整、総合的支援のための連携について学修する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回10/1(火):オリエンテーション 授業全体について概観し、進め方について周知する。 第2回10/8(火):力動的心理療法①(精神分析:フロイト) 精神分析のうち、フロイト理論について解説し、討論を行う。 第3回10/22(火):力動的心理療法②(精神分析:対象関係論) 精神分析の中でも対象関係論について解説し、討論を行う。 第4回10/29(火):力動的心理療法③(精神分析:自己心理学) 精神分析の中でも自己心理学について解説し、討論を行う。 第5回11/5(火):認知行動療法 認知行動療法について臨床症例を提示して解説し、討論を行う。 第6回11/12(火):来談者中心療法 来談者中心療法について解説し、討論を行う。 第7回11/19(火):家族療法 家族療法について 解説し、討論を行う。 第8回11/26(火):ブリーフセラピー、解決志向アプローチ ブリーフセラピー、解決志向アプローチについて解説し、討論を行う。 第9回12/3(火):森田療法 森田療法について解説し、討論を行う。 第10回12/10(火):コンサルテーション・リエゾン場面、総合的支援のための連携が必要な場面での心理療法的アプローチ 多職種連携の場である医療機関や総合的支援のための連携等での心理療法的介入について (臨床症例を提示して:削除) 解説し、討論を行う。 第11回12/17(火):事例検討① 実際の臨床症例を提示し、討論を行う。 第12回12/24(火):事例検討② 実際の臨床症例を提示し、討論を行う。 第13回1/7(火):事例検討③ 実際の臨床症例を提示し、討論を行う。 第14回1/21(火):事例検討④ 実際の臨床症例を提示し、討論を行う。 第15回1/28(火) 最終回:まとめ 各心理療法全体について概観し、それぞれの特徴を、心理職としての知識・技法として援用していくことについて討論、総括する。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
【評価の基準】 1.各心理療法の概要、主要理論について説明することができる。 2.各心理療法の相違点について説明することができる。 3.各心理療法の概要、主要理論と症例を照合し、多職種連携、総合的支援のための連携に応用することができる。 【評価の構成】 1.平常評価:参加中の発言や質問等のコミットメントの大きさ(20%) 2.中間レポート(40%) 3.期末レポート(40%) 上記を合算して、最終的な成績評価を行う。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
講義と演習科目は,1単位修得に必要な45時間のうち15時間を授業時間中に学修し,30時間を授業時間外で学修することが前提です。参考文献や授業中に提示する資料をもとに予習と復習に努めて下さい。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
指定しない |
参考文献 /bibliography |
必要に応じて提示する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
オリエンテーション時に伝える。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オリエンテーション時に伝える。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
オリエンテーション時に伝える。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A10:心理学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義・演習を中心に行う。適宜、受講者による討論や発表も行う。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
本講義は基本的に対面授業を予定しているが、コロナウィルス感染症の感染状況等に応じて適宜、メディア授業に移行する可能性がある。その場合におけるメディア授業の媒体はMicrosoft Teamsを用いて行う。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |