科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
心理支援科学特論 |
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時間割コード /Course Code |
G245000015 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
保健学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
水 3 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2 |
主担当教員 /Main Instructor |
大庭 輝/OBA HIKARU |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専門科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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栗林 理人/KURIBAYASHI MICHITO | 保健学研究科/ |
斉藤 まなぶ/SAITO MANABU | 保健学研究科/ |
大里 絢子/OOSATO AYAKO | 保健学研究科/ |
小河 妙子/OGAWA TAEKO | 保健学研究科/ |
井上 直美/INOUE NAOMI | 保健学研究科/ |
岡田 敦史/OKADA ATSUSHI | 保健学研究科/ |
櫛引 夏歩/KUSHIBIKI NATSUHO | 保健学研究科/ |
朴 白順 | 保健学研究科/ |
大庭 輝/OBA HIKARU | 保健学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
DP1.知識・技能・実践力 DP3.行動力・思考力・研究能力 DP4.倫理観・責任感・態度 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
1.心理学及び医学・保健医療に関する高度な専門的知識と技能を修得するための基盤となる研究法を理解する。(DP1.知識・技能・実践力、DP3.行動力・思考力・研究能力、DP4.倫理観・責任感・態度) 2.各教員が専門とする領域の講義を通じて、文献を講読し、各領域における目的及び方法論を学び、結果と考察を理解する。(DP1.知識・技能・実践力、DP3.行動力・思考力・研究能力、DP4.倫理観・責任感・態度) |
授業の概要 /Summary of the class |
1.心理学領域における臨床と基礎、及び保健衛生学領域における精神医学について、各教員が専門とする研究領域に関する講義を行う。 2.論文を講読し、各領域における研究目的及び方法論を学び、結果と考察について理解を深め、心理支援への応用を考える。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:オリエンテーション及び児童思春期の問題行動(担当:栗林理人) わが国では、1960年に不登校の症例が報告されて以来、その周辺の問題行動が取り上げられ、臨床研究が進んでおり、その動向と最新の知見を学ぶ。 第2回:学校精神保健(担当:栗林理人) 学校精神保健では、不登校、引きこもり、いじめの他、発達障害、その他の精神疾患などを取り扱うことが求められている。学校における精神保健活動について学ぶ。 第3回:発達障害の疫学研究 (担当:斉藤まなぶ) 発達障害に関する海外のコホート研究を概説し、我が国の医学研究の動向と最新の知見を学ぶ。 第4回:小児期の摂食障害(担当:斉藤まなぶ) 小児期の摂食障害症例数は増加傾向にあり、低年齢化している。近年は神経性やせ症(AN) 以外に回避・制限性食物摂取症(ARFID)症例も増加中であり、支援者側に正しい理解と適切な介入が望まれている。小児期の摂食障害について最新の精神医学の知見を学ぶ。 第5回:乳幼児期の母子支援(担当:大里絢子) 少子化傾向の中、早産低出生体重児は増加傾向である。加えて、社会変化により母子関係が変化し、乳幼児期からの母子関係構築のために多職種連携による社会的な支援が望まれている。海外と我が国の母子支援に関する動向と最新の医学研究の知見を学ぶ。 第6回:精神分析的精神療法(担当:新任教員) 精神分析(精神分析的精神療法)の代表的な理論を中心に学ぶ。 第7回:認知心理学における言語研究(担当:小河妙子) 認知心理学や計算言語学などの学際領域における言語研究を概説し、心理言語に関する研究手法と最新の知見を学ぶ。 第8回:カウンセリングのアップデート(担当:岡田敦史) カウンセリングにおける共感概念について体験過程理論とフォーカシングから概説し、アップデートしたカウンセリングを学ぶ。 第9回:パーソナリティ・アセスメント研究(担当:井上直美) パーソナリティ・アセスメントに関する歴史的展開を概観し、最新の研究動向について学ぶ。 第10回:臨床場面における心理アセスメントの実際(担当:新任教員) 臨床場面におけるクライエントに対する心理検査を含めた心理アセスメントの実践に求められる態度、知識、技能について学ぶ。 第11回:自閉スペクトラム症の早期介入(担当:大里絢子) 自閉スペクトラム症への早期介入に関する海外及び国内の医学研究の動向と最新の知見を学ぶ。 第12回:学校教育心理学(担当:櫛引夏歩) 児童生徒の心理的健康に焦点を当てた教育相談に関する研究を概説し、最新の研究動向について学ぶ。 第13回:青年期における臨床心理学研究 (担当:櫛引夏歩) 青年期におけるパーソナリティ障害と人格特性に関する臨床心理学的研究について学ぶ。 第14回:臨床神経心理学研究 (担当:朴白順) 老年期の特に記憶の障害と支援に焦点を当て、臨床神経心理学的な視点から研究動向について概説する。 第15回:老年臨床心理学研究 (担当:大庭輝) 認知症の当事者とその関係者である家族等介護者、高齢者施設職員を対象とした老年臨床心理学の研究動向について解説する。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
【評価の基準】 1.心理学及び医学・保健医療における主要な研究方法について説明できる。 2.心理学及び医学・保健医療の諸領域(臨床心理学、神経心理学、教育心理学、認知心理学、老年心理学、障害者・障害児心理学、精神医学)における研究動向について理解できる。 【評価の構成】 ・領域ごとのレポート(100%)を課して、最終的な成績評価を行う。 ・レポート評価のルーブリックは初回オリエンテーションで周知する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
各担当教員の講義の復習を中心に行う。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
各担当教員が適宜、紹介します。 |
参考文献 /bibliography |
各担当教員が適宜、紹介します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
授業内に指示する。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
各担当教員に直接、質問してください。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
栗林理人:michito1@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A10:心理学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
授業は、原則的に対面で行う。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
本講義は基本的に対面授業を予定しているが、コロナウィルス感染症の感染状況等に応じて適宜、メディア授業に移行する可能性がある。その場合におけるメディア授業の媒体はMicrosoft Teamsを用いて行う。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |