科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
複素環化学特論 |
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時間割コード /Course Code |
S241000027 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
理工学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
金 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
関口 龍太/SEKIGUCHI RYUTA |
科目区分 /Course Group |
大学院(博士前期課程) 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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関口 龍太/SEKIGUCHI RYUTA | 理工学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
DP1・DP2 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
〇複素環化合物の構造や性質に関する基礎的な事項について理解し、説明することができる。 〇複素環化合物の合成法について理解し、説明することができる。 〇複素環化合物合成の反応機構について理解し、説明することができる。 〇複素環化合物を利用した各種応用展開の例について理解し、説明することができる。 |
授業の概要 /Summary of the class |
〈授業のねらい〉 複素環 (ヘテロ環) 化合物は環状構造を持った有機化合物であり、炭素原子に加えて窒素 (N)、酸素 (O)、硫黄 (S) のような炭素 (C) 以外の原子 (ヘテロ原子) を環構造中に含む化合物群である。我々の身のまわりを眺めてみると複素環化合物は多種多様な形で存在している。例えば、人類をはじめとする全ての生物に共通して存在する核酸 (DNA、RNA) などの生体分子は複素環骨格を重要な構成要素として含んでいるほか、医薬品や農薬、有機電子材料など様々な製品・材料の構築においても複素環骨格は利用されている。このように、現代社会において極めて大きな役割を果たしている複素環化合物の化学に関する基礎的な知識を習得することは、今後、複素環化合物を利用した新規な機能性材料開発の観点からも非常に重要であると考えられる。本講義では、複素環化合物に特徴的な構造や性質、そして、それらの合成法および化学反応性についての基礎的な知識を習得することを目的とする。 〈授業の概要〉 本講義においては、多種多様に存在する複素環化合物の中でも特に『芳香族複素環化合物の化学』に焦点を当てて解説する。本講義では、まず芳香族複素環化合物に関する基礎的な事項について解説する。その後、代表的な芳香族複素環化合物 (五員環および六員環化合物) の構造、合成法とそれらの反応機構、性質などについて系統的に解説する。さらに、複素環化合物を利用した各種機能性有機材料や医薬品などへの応用例についても解説する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
講義の進行状況などにより、シラバスが実際の内容と異なる場合には、その都度説明する。 第1回 4/12 (金):複素環化学 (Heterocyclic Chemistry) とは? 第2回 4/19 (金):複素環化合物の分類と命名法 第3回 4/26 (金):芳香族複素環化合物の構造と性質 第4回 5/10 (金):複素環化合物の一般的化学反応性 第5回 5/17 (金):芳香族複素六員環化合物の化学 (1):ピリジン 第6回 5/24 (金):芳香族複素六員環化合物の化学 (2):ジアジン類 第7回 5/31 (金):芳香族複素六員環化合物の化学 (3):キノリンとイソキノリン 第8回 6/7 (金):芳香族複素六員環化合物の化学 (4):その他 第9回 6/14 (金):芳香族複素五員環化合物の化学 (1):ピロール 第10回 6/21 (金):芳香族複素五員環化合物の化学 (2):インドール 第11回 6/28 (金):芳香族複素五員環化合物の化学 (3):フランとチオフェン 第12回 7/5 (金):芳香族複素五員環化合物の化学 (4):1,2-アゾールと1,3-アゾール 第13回 7/12 (金):芳香族複素五員環化合物の化学 (5):その他 第14回 7/19 (金):複素環化合物の応用展開 (1):医薬品 第15回 [最終回] 7/26 (金):複素環化合物の応用展開 (2):機能性有機材料 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価 (演習問題への取り組み、50%) と期末評価 (期末レポートの提出、50%) の結果に基づいて総合評価する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:配布資料の内容について予め確認を行い、関連する内容について有機化学の教科書を読み理解を深めること。 復習:講義内で取り上げた講義内容に関係する例題・練習問題を解いてより理解を深めること。 (※この授業は90時間の学修を必要とする内容です。従って、60時間以上の時間外学修が必要となります。) |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
適宜資料を配布する。 |
参考文献 /bibliography |
特に指定しない。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
学部レベルの有機化学に関する知識を十分に習得していることが望ましい。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワー:月曜日16:00~17:30 (理工学部2号館6階613号室) その他の時間帯についても在室時は、随時対応します。 (※事前にメールにて日程調整することが望ましいです。) |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
Eメールアドレス:rsekiguchi@hirosaki-u.ac.jp HPアドレス:https://sites.google.com/view/ito-skgc-lab-hrsk-u/ |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
E33:有機化学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
E35:高分子、有機材料およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
E37:生体分子化学およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
対面授業による講義形式で行います。 なお、メディア授業に移行した場合は,Teamsで実施します。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |