科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
動植物研究史特論/Research History in Biology |
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時間割コード /Course Code |
A241000004 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
農学生命科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
西野 敦雄/NISHINO ATSUO |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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西野 敦雄/NISHINO ATSUO | 農学生命科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
DP1,DP2,DP3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
〇受講者が修士課程で取り組む研究内容の歴史的背景を理解する。 〇自己の研究上の取り組みを、生物学の研究史の中に明確に位置付ける。 〇本特論を通して、受講者の各自が以下の点についての理解を深める。 1.「あなたの研究テーマは何か。どのような歴史的意義があるのか。」 2.「あなたが取り組む研究分野は、どのような問題の解決を目指しているのか。」 3.「あなたの研究テーマには、どのような『前提』があるか。その『前提』はどのように生まれたのか。」 4.「あなたの研究テーマは、何が新しいのか。」 |
授業の概要 /Summary of the class |
動植物学の研究の歴史は古く、さまざまな研究対象に対する先人たちの努力を通して得られた多大な知見の蓄積が存在する。またそれらの知見を得るために用いられた技術にも、めまぐるしい歴史的変遷がある。受講者各自が、修士課程で取り組む研究テーマを深くとらえ、その歴史的背景を掘り下げる経験をもつことを通して、自分の研究テーマの何が新しく、何がオモロイ/スゴイのか、一人ひとりが他の受講者を説得しつつ、自ら納得するために行う特論である。修士論文作成ために最低限必要だと思われる科学作文の基礎を身につけることもする。本講義によって、いずれ書き上げなければならない修士論文の「導入」のセクションを練り上げるプロセスを一通り経験することになるだろう。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
本特論の最初の少なくとも2回は、教科書を使って「科学作文」を講じる。3回目以降は、各受講者が自分の研究テーマに関して調べ学習とまとめをし、「科学作文」の方法にしたがって発表資料を準備して発表をしていく(受講者の数によりかける時間が変わりうる)。発表を通して、事実と意見、前提・方法・結果・考察、目的と結論の厳密な区別と対応関係を理解する。互いに発表内容を議論することを通して、(元来ミクロとマクロの境目などない)生物学研究に対する理解を広げ、深化させる。 4/15(月)第1回 ガイダンス(発表順の決定等) 4/22(月)第2回 事実と意見 5/2(月)第3回 どのように前提を配して、目的を導くか。 5/13(月)第4回 発表1 5/20(月)第5回 発表2 5/27(月)第6回 発表3 6/3(月)第7回 発表4 6/10(月)第8回(最終回) 発表5、まとめ 内容および項目の順番は受講生の数や発表の進行度により変更する場合があります。 *詳細はガイダンス時に決定します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
発表への取り組み、理解度の深さ、議論への積極的な参加を評価する。(100%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
自分の発表の前には調べ学習と発表準備を必要とする。受講者が少なく時間的な余裕があれば、一度目の発表時の反省を踏まえ、二度目の発表を行う。これにより理解をさらに深める。 予習・復習 30時間。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
「理科系の作文技術」木下是雄、中公新書 |
参考文献 /bibliography |
「悪童日記」アゴタ・クリストフ ハヤカワepi文庫 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
他の受講者の研究内容も「深く理解したい」と思ってもらいたい。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
下記メールアドレスまで問い合わせてほしい。 直接であれば月曜日11:50~12:00。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
anishino[at]hirosaki-u.ac.jp ([at] は @ です。) http://nature.cc.hirosaki-u.ac.jp/staff/atsuo-nishino/ |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
G43:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
G44:細胞レベルから個体レベルの生物学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
G45:個体レベルから集団レベルの生物学と人類学およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
初回はガイダンス。人数にもよるが、続く少なくとも2回は講義形式。4回目以降は受講者が交代で発表する。発表前には予習を必要とする。 メディア授業になる場合には、Teamsによる双方向授業によって行う。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |