科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
応用社会学特論/Advanced Lecture on Applied Sociology |
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時間割コード /Course Code |
C241000010 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
地域共創科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
火 6 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
平井 太郎/HIRAI TARO |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専攻科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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平井 太郎/HIRAI TARO | 地域社会研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
○社会学の専門的・俯瞰的知識を用いて地域の特性や潜在する資源を的確に把握し、持続可能な社会へと機能転換する方策を意欲的に構想できる力を身に付ける。(B1) ○持続可能な地域社会を共創によって実現するために、自らの専門と異なる分野の研究者や地域の専門家を含めた体制を構築し、フロントランナーとして先導的に運営できる力を身に付ける。 (B2) ○多様なステークホルダーの意見などを総合しながら、地域に密着した政策や計画を立案することで新たな価値を創造(共創)できる力と、その効果を多面的に評価できる力を身に付ける。 (B3) |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
本授業では,社会科学と自然科学の学問的知見を地域のビジョンの実現にむけて「接続」してゆく方法論(参加型調査・研究やワークショップ,チームビルディングなど)を自ら実践できるように習得する。 |
授業の概要 /Summary of the class |
持続可能な将来像という地域のビジョンの実現には,社会科学から自然科学に至る広範な学問的知見を,現場の当事者が地域の文脈に沿って位置づけなおす必要がある。そうした学問的知見のローカルな文脈化に求められる方法論については,社会学分野では「応用社会学」や「公共社会学」といった名の下に試行錯誤が続いている。本授業では,そのような現在進行的な学問的探究の背景を理解するとともに,それらの方法論を受講者自身も駆使し,さらには自ら更新したりできるよう,実践的に修得する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 4/16(火):オリエンテーション 「応用社会学」と「公共社会学」について概観する。 第2回 4/23(火):応用社会学が目指したもの 1940年代から60年代までのP・ラザースフェルドによる応用社会学の試みを確認する。 第3回 4/30(火):公共社会学の問題提起と日本的展開 2000年代以降の米国での公共社会学の提起とそれを受けた日本での議論を概観する。 第4回 5/7(火):初期のアクション・リサーチ(AR)の射程 1940年代,K・レヴィンが提唱・展開したARの企図がチーム・ビルディングにある点とそのように企図された背景を確認する。 第5回 5/14(火):アクション・リサーチの拡張 1950年代以降,Tグループなどを経て,小集団から拡張されたARの展開を確認する。 第6回 5/21(火):アクション・リサーチの4つの手法 ARの基本的な諸手法を学ぶ。 第7回 5/28(火):地域の経験知を言語化する地元学 ARの手法の1つである地元学について,提唱された背景や具体的手法,それによる地域社会の変化について確認する。 第8回 6/4(火):集団のビジョンを言語化するコンセプト・マッピング ARの手法の1つであるコンセプト・マッピングについて学ぶ。 第9回 6/11(火):集団のビジョンを行動に結びつけるワークショップ ARの手法の1つであるワークショップについて,その背景や基本的な考え方を確認する。 第10回 6/18(火):参加型調査としてのワークショップ ワークショップがもつ参加型調査としての側面を学び,実践と研究への展開手法を議論する。 第11回 6/25(火):参加型調査を成立させる研究者の関わり方 第三者としてではなく当事者の1人として現場に関わることとはどういうことなのかを確認する。 第12回 7/2(火):ケーススタディ『アクション・リサーチ』 社会心理学におけるARの具体例を素材に議論する。 第13回 7/9(火):ケーススタディ『「新しい野の学問」の時代へ』 民俗学におけるARの具体例を素材に議論する。 第14回 7/23(火):ケーススタディ『人びとの自然再生』 社会学におけるARの具体例を素材に議論する。 第15回 7/30(火):総括と展望 講義の内容を総括すべく振り返りを行う。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
小レポート100%(毎回の授業実施後に行い,それぞれの回で学んだ方法論について,自らの研究関心に沿った展開例を記述できているかを評価する。多様なステークホルダーの意見などを総合しながら、地域に密着した政策や計画を立案することで新たな価値を創造(共創)できる力と、その効果を多面的に評価できる力を身に付けたかを重視する。上記を合算して,最終的な成績評価を行う予定である。) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
授業で指示した教材等について予習・復習を行う。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
平井太郎著(2022)『地域でアクションリサーチ』農文協 |
参考文献 /bibliography |
P・ラザースフェルド他著,松下武志他訳,(1989)『応用社会学』恒星社厚生閣 菅豊著(2013)『「新しい野の学問」の時代へ』岩波書店 宮内泰介著(2017)『人びとの自然再生』岩波書店 矢守克也(2019)『アクション・リサーチ・イン・アクション』新曜社 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
なし |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
月曜日 10時20分から11時50分 又は 月曜日 12時50分から14時20分 なお,この時間帯以外での面会を希望する場合は,事前に連絡すること。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
of-hirai[at]nifty.com |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
F41:社会経済農学、農業工学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A04:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
地域志向科目 |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
Teamsを用いたメディア授業 |
科目ナンバー /The subject number |
GC-5-1312-A08 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
青森県をはじめとする条件不利地域の持続可能性を検討する。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |