シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
社会教育特論/Advanced Lecture on Social Education
時間割コード
/Course Code
C241000012
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
地域共創科学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
木 4
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
越村 康英/KOSHIMURA YASUHIDE
科目区分
/Course Group
大学院(修士課程) 専攻科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
越村 康英/KOSHIMURA YASUHIDE 教育学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
A1,B1
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
(到達目標)
①社会教育の基本概念を捉え、地域づくりに果たす社会教育の役割や課題について理解する。
②住民の学習活動を支える公的な仕組みについての基礎的な知識を獲得し、社会教育行政・施設の今日的役割について主体的に考察できるようになる。
③生活課題・地域課題に向き合う住民の学習活動を組織化する上で必要となる知識・方法を獲得する。
授業の概要
/Summary of the class
住民主体の地域づくりの土台となるのは、みずからの生活や地域の現実を見つめ、生活課題・地域課題を克服していこうとする共同的な学習活動である。人々の暮らしと地域コミュニティが危機的状況にあるなかで、持続可能な暮らしと地域コミュニティをとりもどす営みとして、あらためて「社会教育」が注目されるようになっている。
本講義では、社会教育の基本概念や地域づくりに果たす役割を押さえた上で、住民の学習活動を支える公的な仕組み(社会教育に関する法律・行政・施設・職員など)について解説し、社会教育行政・施設(特に公民館)の今日的役割について考察する。しかし、住民の学習活動は、社会教育行政・施設の枠組みを超えて多彩に展開されている。こうした実態にも目を向け、NPO・学校・企業・地域運営組織・社会福祉協議会などの役割についても横断的に捉えられるようにする。
また、社会教育主事や公民館主事といった「社会教育専門職のしごと」に着目し、生活課題・地域課題に向き合う住民の学習活動の組織化や支援の在り方についても取り上げる。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 4/11(木) ガイダンス
第2回 4/18(木) 社会教育の基本概念
第3回 4/25(木) 「生きる権利」の実現と学習権-基本的人権としての社会教育
第4回 5/9(木) 社会教育行政の仕組みと役割
第5回 5/16(木) 社会教育施設の仕組みと役割-公民館・図書館・博物館
第6回 5/23(木) 社会教育施設をめぐる現状と課題
第7回 5/30(木) 公民館の歴史と展開
第8回 6/6(木) 公民館と地域づくり―現代の実践に学ぶ
第9回 6/13(木) 公民館の実際―弘前市中央公民館の見学
第10回 6/20(木) 住民の学習活動の多様な展開
第11回 6/27(木) 生活課題・地域課題に向き合う住民の学習活動の組織化と支援⑴―雑談・対話の重要性
第12回 7/4(木) 生活課題・地域課題に向き合う住民の学習活動の組織化と支援⑵―事業化の契機と展開
第13回 7/11(木) 生活課題・地域課題に向き合う住民の学習活動の組織化と支援⑶―学習プログラムの計画立案
第14回 7/18(木) 生活課題・地域課題に向き合う住民の学習活動の組織化と支援⑷―政治的中立性と学習の自由
第15回 7/25(木) 授業のまとめと省察―社会教育の公共性
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
各回のコメントペーパー(50%)と最終レポート(50%)により、総合的に評価する。
※最終レポートでは、授業の到達目標に掲げた3点について、授業内容をふまえて考察できているかを確認する。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
・配布資料並びにノートの整理
・参考文献の精読
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
購入必須の教科書はない。
必要に応じてレジュメ・資料を配布し、授業を行なう。
参考文献
/bibliography
・社会教育推進全国協議会編(2017)『社会教育・生涯学習ハンドブック 第9版』エイデル研究所
・『月刊社会教育』旬報社
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
紹介された参考文献にも目を通すなど、主体的に学ぶ姿勢が重要である。
地域で取り組まれている社会教育実践に関心をもち、積極的に情報収集をしたり、実際に活動等に参加してみるなど、アクティブに学んでほしい。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
金曜日(13:00~15:00)
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
koshimura.y■hirosaki-u.ac.jp (■を@に変換)
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A09:教育学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A08:社会学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
Z95:学際・新領域
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
講義形式が主だが、ディスカッションなども取り入れた参加型の授業にしていく予定。
科目ナンバー
/The subject number
GC-5-1314-A09
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
受講者数などをふまえて、一部、内容やスケジュールを変更する場合がある。

No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

科目一覧へ戻る