科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
中小企業特論/Advanced Lecture on Small and Medium sized Enterprise |
---|---|
時間割コード /Course Code |
C241000056 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
地域共創科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
金 1 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
佐々木 純一郎/SASAKI JUNICHIRO |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専攻科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
|
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
佐々木 純一郎/SASAKI JUNICHIRO | 地域社会研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
---|---|
対応するDP /DP |
A1,C1 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
主に青森県を含む東北の中小企業について,経済や産業における役割・位置付け,企業経営の特徴や課題について理解し,中小企業が果たしている役割や優れた経営の事例について具体的に分析することを目指します。 地域経済や食品産業など特定の業種における中小企業の課題や積極的な役割を理解し,中小企業政策や地域活性化,企業の発展方策について政策提言することができるよう目指します。 |
授業の概要 /Summary of the class |
この授業では,日本の経済・産業における中小企業の位置付け,中小企業の特徴について学びます。 青森県などの地方企業では,中小企業が圧倒的に多いです。だが中小企業の実態はあまり理解されていません。 地域の中小企業は雇用創出をはじめ,地域の経済・産業の発展に不可欠な存在です。 中小企業の経営を理解することにより,中小企業への支援や地域経済の活性化の方策,そして企業経営において活用できる知識を獲得できます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
*第12回:地域中小企業のケース・スタディ(2)〜第15回:成果発表 以上4コマ分は、夏休み等に開講予定です。訪問先企業との調整が必要なので、ご留意ください。 第1回 4/12:オリエンテーション 講義の目的の確認と15回の授業内容の確認,授業の形式について確認します。 第2回 4/19 :中小企業について学ぶ意義 中小企業の学説を概観し,中小企業論の意義,経済・産業における中小企業の役割について学びます。 第3回 4/26 :中小企業の歴史(1)経済成長と中小企業 戦前から高度成長期までの日本の中小企業の歴史について学びます。 第4回 5/10 :中小企業の歴史(2)経済構造の変化と中小企業 1980年代後半からの円高にともなう国際競争圧力と,日本経済全体の産業構造の転換のなかにおける中小企業について学びます。 第5回 5/17 : 中小企業の政策(1)国の政策 中小企業基本法をはじめとする,国の中小企業政策について学びます。 第6回 5/24 :中小企業の政策(2)地方公共団体の施策 青森県などの地方公共団体の産業支援策について学びます。 第7回 5/31 :中小企業のパイロット・ケース・スタディ(1):ケース・スタデスィの方法論 ケース・スタディの方法論のなかから,パイロット・ケース・スタディの方法について学びます。 第8回 6/7 :中小企業のパイロット・ケース・スタディ(2):文献によるパイロット・ケースの選択 『中小企業白書』や『小規模企業白書』などから,パイロット・ケース・スタディとなる中小企業を選択し,その特徴を学びます。 第9回 6/14 :中小企業のパイロット・ケース・スタディ(3): SWOT分析の基礎 選択した中小企業についてSWOT分析を行い,現時点での企業の実態と外部環境を把握します。 第10回 6/21 :中小企業のパイロット・ケース・スタディ(4): クロスSWOT分析の基礎 選択した中小企業についてクロスSWOT分析を行い,企業の今後の方向性について議論します。 第11回 6/28 :地域中小企業のケース・スタディ(1):地域企業の選択 主に青森県の食品産業を対象としたケース・スタディを行うため,あらかじめ担当教員が推薦した企業のなかから,企業を選択する。 *以下4コマ分は、夏休み等に開講予定です。訪問先企業との調整が必要なので、ご留意ください。 第12回 調整予定:地域中小企業のケース・スタディ(2):調査項目の設計 選択企業について,公開情報を収集し,インタビュー調査項目を設定し,企業に照会します(書面)。 第13回 調整予定:地域中小企業のケース・スタディ(3): SWOT分析の応用と分析 得られた情報から,企業のSWOT分析を行い,現時点での企業の実態と外部環境を把握します。 第14回 調整予定:地域中小企業のケース・スタディ(4): クロスSWOT分析の応用と検討 クロスSWOT分析を行い,企業の今後の方向性について議論します。 第15回 調整予定:成果発表 前回までに議論した内容を政策提言としてまとめ,受講生によるプレゼンテーションを行います。 その後,対象企業関係者や中小企業診断士などの専門家を交え,パネルディスカッションを行います。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
毎回,授業の理解度を把握するために200字の小論を提出してもらいます。(50%) 15回目のプレゼンテーションについて,関係者や専門家から講評を受けてもらいます。(50%) 小論では,特に中小企業が果たしている役割や優れた経営の事例について具体的に分析できる能力を中心に評価します。 プレゼンテーションの内容では,特に企業関係者や専門家の意見を総合しながら,中小企業政策や地域活性化,企業の発展方策について本質を理解しているかを中心に評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
第1回:オリエンテーション以降、毎回の予習課題を指示します。 また第2回以降、授業時間内に学習内容を確認するための小論を書いてもらいます。 次回の講義冒頭に、小論内容について講評し、復習する予定です |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
◎関智宏編(2020)『よくわかる中小企業』ミネルヴァ書房 清成忠男(2009)『日本中小企業政策史』有斐閣 本多哲夫(2013)『大都市自治体と中小企業政策』同友館 佐々木茂他編(2016)『新版 地域マーケティングの核心』同友館 その他,講義中に指示します。 |
参考文献 /bibliography |
中小企業庁『中小企業白書』,『小規模企業白書』各年版 石原慎士他編(2017)『産業復興の経営学』同友館 その他,講義中に指示します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
中小企業は規模、業種そして業態が多様であり、抽象化・一般化が難しい対象です。 受講者の関心領域に応じて、対象となる中小企業を想定することは必要であるが、広範な領域への目配りがあってはじめて十分な理解が可能となります。 視野を広く持ち、貪欲に情報収集するインテリジェンスを身につけてほしいと期待します |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
月曜日 10時20分から11時50分 又は 月曜日 12時50分から14時20分 なお,この時間帯以外での面会を希望する場合は,事前に連絡してください。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
HPアドレス Eメールアドレス sasajun@hirosaki-u.ac.jp NPOひろだいリサーチ http://www.hirodai-r.org/main/ |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A07:経済学,経営学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
毎回、予習してきた内容を受講生に報告してもらい、担当教員からコメントの後、全員で議論します。 発言することによって考えを整理できるので、是非、積極的に議論に参加してください。 |
科目ナンバー /The subject number |
GC-5-2320-A07 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
http://db.jm.hirosaki-u.ac.jp/cybouz/db.exe?page=DBRecord&did=1988&vid=718&rid=2222&head=&hid=&sid=n&rev=&ssid=&fvid=18701&text=%8D%B2%81%58%96%D8+%8F%83%88%EA%98%59&cal= |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |