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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
国際農業開発特論/Advanced Lecture on Tropical Agriculture and Rural Development
時間割コード
/Course Code
C241000061
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
地域共創科学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
火 3
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
佐藤 孝宏/SATO TAKAHIRO
科目区分
/Course Group
大学院(修士課程) 専攻科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
佐藤 孝宏/SATO TAKAHIRO 農学生命科学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
A1,C1
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
村落社会の外部からやってくる「開発」を、開発側だけでなく被開発側の視点からも考えることができるようになる。
授業の概要
/Summary of the class
開発とは「より良い状況」へ変化することを一般的に意味しているが、多くの開発の現場では「より良い状況」が外部者によって規定され、その方向への変化にむけてヒト・モノ・カネなどが投入されている。このような外部者によって進められる開発を、開発対象となる地域住民はどのようにとらえているのだろうか。本講義では、フィールドワーカーによる事例分析を通じて、開発を被開発者からとらえる視点を涵養することを目的とする。
具体的には、聴講学生が教科書の担当章を紹介し、その内容について講義参加者全員で議論を行う。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 4/16(火):イントロダクション
本講義内容の概略と進め方について説明する。

第2回 4/23(火):村落社会の開発と変容を迫る圧力の実体①
国際的な開発論の潮流を整理する、

第3回 4/30(火):村落社会の開発と変容を迫る圧力の実体①
国際的な開発論の潮流が開発援助を通じて途上国の村落に波及するメカニズムを紹介する。

第4回 5/7(火):地域住民の開発プロジェクトへの参加決定要因
ネパールの参加型開発プロジェクトを事例に住民の参加決定要因について議論する。

第5回 5/14(火):グローバル化が村落に及ぼす影響
ザンビアの事例をもとに民主化や市場経済政策が村落に及ぼす影響について議論する。

第6回 5/21(火):在来知と村落開発
メキシコの事例をもとにスペイン人による征服と施政による圧力の歴史の中で先住民がいかにして伝統を維持してきたかについて議論する。

第7回 5/28(火):村落社会における女性の地位
カンボディアを事例に、市場経済化の浸透が女性の地位や家族のありかたにどのような影響を与えたかについて議論する。

第8回 6/4(火):土地利用をめぐる争い
タンザニアを事例として土地利用に関する牧畜民と農耕民の対立について議論する。

第9回 6/11(火) 遊牧村落における自然環境との共存
モンゴルを事例として、遊牧民共同体が持つ特徴と開発による変革圧力について議論する。

第10回  6/18(火)開発の担い手は誰か
フィリピンを事例として、村落の複雑な人間関係に配慮した、開発のあるべき形について議論する。

第11回 6/25(火):経済開発による農業と村落社会の変容①
沖縄県宮古島を事例として、振興開発計画事業の進展に伴って地域農業と村落社会がいかに変容したかについて議論する。

第12回 7/2(火):経済開発による農業と村落社会の変容②
第11回で議論した振興開発計画事業について、地域住民がこれをどのように評価しているのかについて議論する。

第13回 7/9(火):村落社会の理解と開発
インドネシアとベトナムの農村を事例として村落社会を理解するための方法と開発の問題点について議論する。

第14回 7/23(火):住民の目線で考える村落開発①
これまでの事例を踏まえて、村落の発展やそのための開発がいかにあるべきかについて、村落住民の視点に立って議論する。

第15回 7/30(火):住民の目線で考える村落開発②
これまでの事例を踏まえて、村落の発展やそのための開発がいかにあるべきかについて、村落住民の視点に立って議論する。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
作成したレジュメやディスカッションへの参加状況(60%)、最終レポート(40%)
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
事前配布した資料に目を通すとともに、担当者は本文内容をまとめたレジュメを作成する。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
特に使用しない。毎回プリント等を配布する。
参考文献
/bibliography
講義の際に適宜紹介する
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
特になし
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
メールで連絡してください
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
t.sato■hirosaki-u.ac.jp(■を@に変えてください)
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
F41:社会経済農学、農業工学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
F39:生産環境農学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
A04:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
講義形式により実施します。
科目ナンバー
/The subject number
GC-5-2326-F41
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
なし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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