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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
会計応用分析特論/Advanced Lecture on Practical Accounting Analysis
時間割コード
/Course Code
C241000063
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
地域共創科学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
火 1
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
加藤 惠吉/KATO KEIKICHI
科目区分
/Course Group
大学院(修士課程) 専攻科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
内藤 周子/NAITO SHUKO 人文社会科学部/
商 哲/SHANG ZHE 人文社会科学部/
加藤 惠吉/KATO KEIKICHI 人文社会科学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
C1
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
・農林水産業を家業から事業へ転換するのに役立つ経営戦略の実現に必要な,会計学の観点から見た経営管理の側面やその実態を複眼的にとらえ,それらに対する洞察を深める能力を養う。
・修得した専門知識・技能を横断的に連携させ,事業計画や収支計算で求められる会計損益の分析や,それに基づく経営判断の提案・立案・実施等につなげる能力を養う。
・事業計画の基礎として,財務諸表を読み,使いこなす力を身につける。
・大学院レベルであるため、会計学に関する素養・知識がない方は日商簿記検定2級レベルの勉強を事前にしておかないと単位取得は難しいので注意してください。
授業の概要
/Summary of the class
事業計画を考えるにあたっては,会計学の学識を生かし,経営状態を分析する力が必要になる。本授業では,事業計画や収支計算に必要な会計の基本的な考え方や,会計の基礎である簿記の世界観,売上原価や減価償却などの事業計画作成に必要な概念を学習する。損益計算書,貸借対照表,キャッシュ・フロー計算書等で構成される財務諸表の知識を学習するとともに,実際の事例を確認し,会計による経営管理を多角的に学習する。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 4/16(火):イントロダクション
(担当:内藤周子)
授業の目的,概要について説明し,受講内容の理解を進める。

第2回 4/23(火):農林水産業における経営学と会計学の基礎
(担当:内藤周子)
農林水産業を家業から事業に転換させるために必要な経営学及び会計学の基礎理論を理解する。

第3回 4/30(火):6次産業化を進める事業体における経営理念・経営目標と経営資源・組織
(担当:内藤周子)
地域を支える事業体における経営理念と経営目標の重要性を踏まえて,経営目標を実現するための経営資源の種類と組織づくり基礎を学ぶ。

第4回 5/7(火):6次産業化を進める事業体における簿記
(担当:内藤周子)
農業簿記と商業簿記を比較して簿記の基礎知識を理解する。

第5回 5/14(火):6次産業化を進める事業体における会計
(担当:内藤周子)
事業計画書を作成するために必要な会計の基礎知識を理解する。

第6回 5/21(火):6次産業化を進める事業体に関する事例
(担当:内藤周子)
6次産業化を進める事業体に関する事例を通じて,経営と会計の基礎概念の理解を深める。

第7回 5/28(火): 原価計算・管理会計概論
(担当:商哲)
原価計算と管理会計の基本的な概念や構造について学習します。

第8回 6/4(火): 総合原価計算
(担当:商哲)
大量生産に関する原価計算モデルを学習します。

第9回 6/11(火): 短期利益計画と予算管理
(担当:商哲)
短期利益計画作成ための損益分岐点分析について学習します。
予算編成と予算管理の基礎について学習します。

第10回 6/18(火): 事業部業績管理
(担当:商哲)
事業部損益計算書に基づいて、事業部業績管理の原理原則を学習します。

第11回 6/25(火): 意思決定のための会計
(担当:商哲)
業務的意思決定と設備投資意思決定について学習します。

第12回 7/2(火):財務諸表の役割とその仕組み
(担当:加藤惠吉)
財務諸表の構造について検証する。

第13回 7/9(火):会計情報の有用性の検証
(担当:加藤惠吉)
会計情報の分析の視点と方法について学ぶ。

第14回 7/23(火):財務諸表分析・経営分析
(担当:加藤惠吉)
収益性の分析・生産性の分析・安全性の分析・成長性の分析を学習する。

第15回 7/30(火):公表データを用いた財務分析
(担当:加藤惠吉)
財務諸表データを実際に分析し,構造及びその強みを明らかにする。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
授業への参加度(10%)
課題評価(90%)
上記を総合的に判断して成績評価とする。

本授業は,専門分野が異なる3名の会計教員によるオムニバス形式の講義であるため,課題評価については,3名の担当回が各30%ずつ,合計90%とする。それぞれの担当会の内容を中心に,会計学的な思考が形成できているか,効果的に会計ツールを使用できているかという能力を中心に評価する。授業への参加度については,グループワークの実施状況,プレゼンテーションの内容,ディスカッションへの参加状況などを踏まえ総合的に評価する。

予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
学部レベルの会計学領域の学習は各自必ず勉強しておくこと。
復習は与えられた課題について正確に応えること。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
テキストは使用しない。各担当者から,補助プリントを配布する。
なお,使用する教材には英語文献が含まれることがある。
参考文献
/bibliography
二神恭一・高山貢・高橋賢(編著)(2014)『地域再生のための経営と会計~産業クラスターの可能性~』中央経済社
山本浩二・小倉昇・尾畑裕・小菅正伸・中村博之(編著)(2015)『スタンダードテキスト管理会計論 第2版』中央経済社
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
各教員の詳しい専門分野については各自留意しておくこと。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
月曜日 10時20分から11時50分 又は 月曜日 12時50分から14時20分
なお,この時間帯以外での面会を希望する場合は,事前に連絡すること。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
(代表)katok(at)hirosaki-u.ac.jp
※(at)は@に置き換えてください。
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A07:経済学,経営学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A05:法学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
講義形式または演習形式。
メディア授業の際には、Teamsによる同時配信で講義を行います。
科目ナンバー
/The subject number
GC-5-2329-A07
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
TeamsやMoodleを使用し資料を提示する場合がありますので留意しておいてください。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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