科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
地域研究特論/Advanced Lecture on Area Studies |
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時間割コード /Course Code |
C242000004 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
地域共創科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
木 2 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
近藤 史/KONDO FUMI |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専攻科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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近藤 史/KONDO FUMI | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
B1 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
・さまざまな地域ストックについて理解を深め,それらを切り口として地域コミュニティの変化を捉えるための分野横断的な視点を身につける。 ・持続可能なコミュニティの構築にむけて,地域資源を活用・創出していくアプローチを構想できるようになる。 |
授業の概要 /Summary of the class |
・人・もの・自然・仕組み等からなる地域ストックを手がかりに,地域コミュニティの変化を把握し,持続可能なコミュニティを構築するためのアプローチを検討する。具体的には,テキスト(事例)を輪読し,地域課題のトピックに応じて連関する地域ストックのありようと,その活用・創出の方策について学ぶ。 ・そのうえで,テキストの事例から得られる知見と,青森県をはじめとする他地域の課題とを,どのように接続できるか議論する。 ・なお,参加者にはテキストの章(トピック)を割り当てる。毎回、担当者が教科書内容のレビュー発表をおこない、それ以外の学生は、地域間比較の材料となる事例を探索してレビュー発表をおこなう。。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
<第1回:ガイダンス> 10/3(木) 第1回目は講義の目的や,授業の内容および形式について確認する。 第2回~第16回の授業ではテキスト『食う、食われる、食いあう―マルチスピーシーズ民族誌の思考』を輪読する。本書は、地域の「食」をめぐる営みをフィールドワークし、人間と人間以外の生物との関係から地域の農業や漁業のあり方を捉え直した論集である。輪読を通して、持続可能な地域社会・地域産業の構築に求められるさまざまな地域ストックへの理解を深めるとともに、それらの活用・創出の柔軟なプロセスについて学ぶ。なお、各章は1回目の講義でテキスト読解と関連事例の探索をおこない、2回目の講義で発表と討論をおこなう。 <第2回~第16回 輪読> 第2回 10/10(木):序章 人間以上の世界から「食」を考える1 第3回 10/24(木):序章 人間以上の世界から「食」を考える2 第4回 10/31(木):第1章 牡蠣がつくり育てられているとき―タスマニアと三重の事例から1 第5回 11/7(木):第1章 牡蠣がつくり育てられているとき―タスマニアと三重の事例から2 第6回 11/14(木):第2章 乳牛とのダンスレッスン―北十勝の事例から1 第7回 11/21(木):第2章 乳牛とのダンスレッスン―北十勝の事例から2 第8回 11/28(木):第3章 種苗の産業化で人と野菜の対話は失われるのか―日本の種苗会社四社の事例から1 第9回 12/5(木):第3章 種苗の産業化で人と野菜の対話は失われるのか―日本の種苗会社四社の事例から2 第10回 12/12(木):第4章 ウルシと共に生きる―関西の二つの山村地域から1 第11回 12/19(木):第4章 ウルシと共に生きる―関西の二つの山村地域から2 第12回 12/26(木):第5章 破壊された森とヤマアラシの生―マレーシアの事例から1 第13回 1/9(木):第5章 破壊された森とヤマアラシの生―マレーシアの事例から2 第14回 1/16(木):第6章 嗅ぎあう世界の狩猟と獣害―九州山地の事例から1 第15回 1/23(木):第6章 嗅ぎあう世界の狩猟と獣害―九州山地の事例から2 第16回 1/30(木):総合討論 テキストと講義の全体を振り返り,総合的に議論する。 ※受講生の関心や専門分野等によって、授業の内容や順番を変更することがあります。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
評価方法:レビュー発表の内容(60%)と,討論での活動(40%)から評価する。 評価基準:レビュー発表では,事例の本質について理解しているか,また,比較のための適切な情報を十分に探索できているかを中心に評価する。討論では,教科書やレビュー発表の内容に関する理解をもとに,自らの専門性を基盤としつつ分野横断的に検討することができるかを中心に評価する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
全ての参加者は毎回,教科書の該当部分を精読し,わからない単語や専門用語を調べて内容が理解できるように予習するとともに,関連する事例や統計情報を収集し,担当のレジュメを作成すること。また,授業後は扱った事例と関連する情報(ニュースや学術論文等)について図書館やインターネットで調べ,理解を深めるように復習すること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
近藤祉秋・吉田真理子(編)(2021)『食う、食われる、食いあう―マルチスピーシーズ民族誌の思考』青土社 |
参考文献 /bibliography |
各授業の内容に応じて提示する |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
火曜日12:00~12:30をオフィスアワーとする。 出張や会議でオフィスアワー内に対応できない場合もあります。必ず事前にメールで予約すること。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
fumi.k[at]hirosaki-u.ac.jp *[at]を@に変えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
K64:環境保全対策およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A04:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
テキスト輪読。原則、対面で実施しますが、メディア授業に移行した場合はTeamsを用います。 |
科目ナンバー /The subject number |
GC-5-1304-K64 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |