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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
園芸植物機能学特論/Advanced Lecture on Horticultural plant physiology
時間割コード
/Course Code
C242000021
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
地域共創科学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
火 3
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
林田 大志/HAYASHIDA TAISHI
科目区分
/Course Group
大学院(修士課程) 専攻科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
林田 大志/HAYASHIDA TAISHI 農学生命科学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
A1,C1

園芸植物について生理学的特徴などの幅広い知識を得て、 実践的な視点から園芸植物について理解を深めることを目的とする。また,これらの基礎知識を活かした地域との連携を学ぶ。
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
園芸植物について生理学的特徴などの幅広い知識を得て,実践的な視点から園芸植物について理解を深めることを目的とする。また,食味試験などの五感を活用した講義を通し,専門知識を体系的に修得することで,自然や社会への洞察を深化させる(CP見通す力)。さらに,青森県の特産野菜・果樹の生理学的な地域特性や課題への知識・興味関心を深めることで,専門知識を国際社会や地域社会が抱える問題の解決に応用する力を身に付け,高度な学識を活かして学術的問題の解決に取り組む。(CP解決する力)
授業の概要
/Summary of the class
園芸植物の各成長ステージにおける生理学的特徴および障害を学び,それらを如何に利用するか,あるいは克服するかを,青森県特産品を例に講述することで,園芸植物の栽培体系を理解するとともに,農業現場で求められる知識も深めることを目的としている。さらに,自身の研究を例に,園芸植物を利用した産学官連携事業,教育普及活動,高付加付与によるブランド化,農福連携事業などの多面的機能についても講述する。また,食味および体験実習を通じて,五感を活用し実践的な視点から,園芸植物について理解を深めることを目的とする。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
基本的には講義の形をとる。場合によって圃場に出て実習形式で行う。藤崎農場の収穫物を食味試験し,様々な野菜・果樹で求められる品質などについて議論を行うこともある。収穫期の関係により講義内容が前後する可能性もある。

第1回 10/1(火):ガイダンス
学生に対して授業内容の詳しい説明をする。

第2回 10/8(火):種子と発芽 植物成長
大鰐もやしやスプラウトを例に,様々な種子の発芽条件およびその後の植物成長について学ぶ。また,青森県の横浜町におけるナバナスプラウトの栽培事例を講義する。

第3回 10/22(火):根の成長
青森県生産量1位のごぼう,ふかうら雪にんじんおよびチューリップを例に,根の成長を学ぶ。特に冬に収穫されるふかうら雪にんじんの特徴的な生存方法について学ぶ。

第4回 10/29(火):花芽分化・開花・受粉
リンゴ,ニホンナシ,カキを例として,果樹の花芽分化と開花について学ぶ。果樹種による花の着き方の違いを学び,それに伴う剪定方法の違いについて学ぶ。

第5回 11/5(火):果実の発育と成熟
リンゴを例に,果実の発育と成熟について学ぶ。弘前大学育成品種の珍しい果実特徴を例に,赤肉品種での果肉の着色など,他大学では学べないリンゴに関することを学ぶ。

第6回 11/12(火):根菜類・葉菜類の栽培管理
これまでの講義内容を踏まえ,1年間を通じた蔬菜類および葉菜類について作型,生産管理を学ぶ。

第7~8回 11/19(火)、26(火):果樹の栽培管理
これまでの講義内容を踏まえ,1年間を通じたリンゴの生産管理を学ぶ。

第9回 12/3(火):リンゴ加工 産学官連携 ブランド化
弘前大学育成リンゴ品種を用いた産学官連携やブランド化に向けた動きについて講義する。

第10回 12/10(火):品種の成り立ちと改良
弘前大学育成リンゴ品種の歴史を学び,時代と共にどのような品種変性があったのか学ぶ。

第11回 12/17(火):園芸作物の利用と機能
リンゴを主とした生活に密着した園芸作物の利用および機能を学ぶ。

第12~14回 12/24(火)、1/7(火)、1/21(火):果樹栽培関連の英語論文の発表
果樹英語論文の和訳・パワーポイントによる発表を行う(栽培研究における実験設定などの知識を学ぶ)

第15回 1/28(火)
まとめ

成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
○平常評価(授業への取り組む姿勢,リアクションペーパー):50%
○期末評価(レポートなど):50%
なお,以下の基準に基づき,総合的に評価を行う。
・実践的な視点から園芸植物について理解しているか。
・自然や社会への洞察力を修得しているか。
・専門知識を国際社会や地域社会が抱える問題の解決に応用する力を修得しているか。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
予習をして、講義内容などは忘れないように復習してください。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
必要に応じて担当教員より案内する。
参考文献
/bibliography
鈴木正彦編(2012)『園芸学の基礎』(農文協)
荻原勲編(2006)『図説園芸学』(朝倉書店)
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
受講にあたっては特段の予備知識は必要としません。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
月曜日 10時20分から11時50分 又は 月曜日 12時50分から14時20分
なお,この時間帯以外での面会を希望する場合は,事前に連絡すること。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
hayashida@hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
F39:生産環境農学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
F38:農芸化学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
主にグループ学習・研究によって進める。
場合によっては実習を行う。
科目ナンバー
/The subject number
GC-5-2306-F39
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
青森県の特産物を例に、講義を行う。また、場合によっては青森県を代表する園芸作物リンゴを用いた実習も行う。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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