科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
地域産物活性化特論/Advanced Lecture on Activation of Local Products |
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時間割コード /Course Code |
C242000022 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
地域共創科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
水 2 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
安川 あけみ/YASUKAWA AKEMI |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専攻科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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安川 あけみ/YASUKAWA AKEMI | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
A1, C4 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
・青森県の気候や風土と,そこに暮らす人々の衣生活,食生活の特徴を理解する。 ・青森県の特産物とそれらの消費動向を把握する。 ・食品の廃棄部分が有効利用されている事項に関する情報を得る。 ・食品の廃棄部分の新規の有効活用法を開発する能力を養う。 |
授業の概要 /Summary of the class |
・青森県の津軽地方と南部地方とを比較しながら,各々の気候・風土と,それに関連した歴史的背景や文化の変遷を含め,現在の青森県の人々の衣生活ならびに食生活の特徴を学ぶ。 ・青森県の特産物について,農産物・畜産物および海産物別に,その種類と現在の消費動向に関する情報を収集する。 ・全国各地で,その地方の特産物と言われるような食品の廃棄部分が活用されている情報を収集し,青森県への導入や青森県での応用を検討する。 ・青森県の特産品の廃棄部分を用い,商品化を見据えた有効活用法を考案する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 10/9(水):青森の気候・風土と衣生活 青森県の気候が寒冷であること,江戸から遠方であること,人々の性質が我慢強いことを説明し,これらが津軽の地でこぎん刺し等が生まれる素地となったことを講義する。 第2回 10/16(水):青森の歴史的背景と節約術 津軽藩の規則により,農民は麻の衣服しか着用を許されず,農作物の収穫量が少なく裕福ではなかった歴史的背景を説明し,こぎん刺しや裂き織などの節約術が生まれたことを講義する。こぎん刺しについては実物の紹介を含む。 第3回 10/23(水): 青森の特産廃棄物の活用(1)畜産物・海産物について 青森県の特産物(牛,豚,ホタテ等)を挙げ,動物の骨や貝殻はイオン交換性の高さから廃液処理に利用可能であることを講義する。 第4回 10/30(水): 青森の特産廃棄物の活用(2)農産物について 青森県の特産農作物(リンゴ,カシス,長芋,ニンニク等)を挙げ,天然植物の持つ色素は天然繊維の染色に用いることができることを講義する。 第5回 11/6(水):青森の食品廃棄物の活用についての情報収集 受講生が各々,青森の食品のうち,廃棄部分が有効活用されているものについて情報収集し,互いに発表し合い,情報共有する。 第6回 11/13(水):全国規模の食品廃棄物の活用についての情報収集 受講生が各々,全国の食品のうち,廃棄部分が有効活用されているものについて情報収集し,互いに発表し合い,情報共有する。 第7回 11/20(水):天然植物を用いた染色実習(1)基礎編 青森県の特産物であるスチューベン果皮を始め,食品廃棄物を利用した染色実習を行う。多繊交織布を用いて,繊維・染料・媒染剤の組み合わせによる色彩の違いを知る。 第8回 11/27(水):天然植物を用いた染色実習(2)応用編 各受講生が,前回の多繊交織布の結果から,希望する繊維・染料・媒染剤の組み合わせを選択し,スカーフとハンカチの染色を行う。 第9回 12/4(水):こぎん刺しの体験実習(1)基礎的技法 津軽地方の伝統工芸であるこぎん刺しの基本的な刺し方を習得する。各受講生が布の色と刺す模様を選択し,小作品の製作を試みる。 第10回 12/11(水):こぎん刺しの体験実習(2)仕上げ こぎん刺しの糸の始末の方法や,仕上げの方法を習得し,花瓶敷の作品を完成させる。 第11回 12/18(水):食品廃棄物の有効活用の立案 各受講生が,各々地域を決め,食品廃棄物の新規の活用策を提案する。複数の候補を挙げ,互いに発表して意見交換する。 第12回 12/25(水):食品廃棄物の有効活用の商品開発 前回,提案をした活用策について,題材を絞り,具体的な商品開発を進める。互いに発表し合い,意見交換する。 第13回 1/8(水):商品開発のプレゼンテーション準備(1)スライド作成 考案をした商品開発について,プレゼンテーション準備を進める。互いに意見交換する。 第14回 1/22(水):商品開発のプレゼンテーション準備(2)広告作成 考案をした商品開発について,プレゼンテーションを完成させるとともに,紙媒体やWeb等での広告を作成する。互いに意見交換する。 第15回 1/29(水):新規廃棄物活用のプレゼンテーション(発表) 各自の商品開発プランを,プレゼンテーションおよび広告で発表する。互いに意見交換する。作成したファイルを課題として提出する。 授業の到達目標の確認 *授業の進行状況等により内容が異なる場合がある。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
担当教員が,各自の発表に対し,プレゼンテーション(40%),他者へのコメント(20%),期末レポート(40%)を踏まえ,総合的に評価する。 他者へのコメントでは,自らの専門分野の立場から考察できる能力を評価する。 最終プレゼンテーションでは,自らの独創的な提案を,専門の異なる者にもわかりやすく説明できる能力と,他者の提案に耳を傾け,自らと異なる価値観を受け入れる寛容さの修得を評価する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
(予習)日常生活の中で自身の暮らしを見つめ直し,疑問点や問題点を挙げる。 (復習)授業の内容を確認し,実生活と結び付け,青森ならびに自身の故郷の問題点を考える。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
授業中に適宜資料を配布する。 |
参考文献 /bibliography |
林雅子,片山倫子著(2005)『新・衣料学概説』光生館 信州大学繊維学部編(2011)『はじめて学ぶ繊維』日刊工業新聞社 田中忠三郎著(2009)『みちのくの古布の世界』 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
簡単な実験や実習を取り入れる。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
月曜日~金曜日,9時~18時,授業中や会議等の時間を除く。 面会を希望する場合は,事前に連絡することが望ましい。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
yasukawa@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
F38:農芸化学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
E32:物理化学、機能物性化学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A08:社会学およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
地域志向科目 |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義。ただし,簡単な実験や実習を取り入れる。 |
科目ナンバー /The subject number |
GC-5-2307-F38 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
・メディア授業に移行した場合は,別途Teams等により連絡します。 ・青森県津軽地方の伝統工芸である「こぎん刺し」および南部地方の伝統工芸である「裂き織り」,「菱刺し」に関する内容を含むため地域志向科目となります。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |