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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
食料科学特論/Advanced Lecture on Food Sciences
時間割コード
/Course Code
C242000024
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
地域共創科学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
木 2
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
中井 雄治
科目区分
/Course Group
大学院(修士課程) 専攻科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
福田 覚 地域共創科学研究科/
泉 ひかり/IZUMI HIKARI 地域戦略研究所/
中井 雄治 地域戦略研究所/
永長 一茂/NAGAOSA KAZUSHIGE 地域戦略研究所/
西宮 攻/NISHIMIYA OSAMU 地域戦略研究所/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
A1.C1
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
北東北地域と道南地域の連携強化を中心とした地域振興策の「北日本 食の成長戦略」,農林水産物の新たな価値を見出すための基礎研究,および応用研究の展開法,といった実例を取り上げ,その背景,理論や実践法について学び,食に関する課題を抽出し解決法を見出す力の習得を目指す。
授業の概要
/Summary of the class
国の成長戦略における「攻めの農林水産業」では,農林水産物・食品の輸出の拡大を目指している。青森県は日本有数の食料供給県であるとともに,三方を海に囲まれ水産資源が多様且つ豊富であり,この特徴を活かすべく,県も攻めの農林水産業を積極的に推し進めている。
このような社会情勢において,食を通して地域社会及び地域産業の発展に貢献できる人材を育成すべく,本授業では農林水産物の持続的生産,高付加価値化,商品化を図るための方法論を解説する。具体的には,北東北地域と道南地域(北日本)の連携強化を中心とした地域振興策,モデル生物による農林水産物の機能性探索,ゲノム情報科学による作用メカニズム解明,低・未利用資源の活用等を解説する。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 10/3(木):イントロダクション(食料科学総論)
(担当:中井雄治)
第1回の授業では,食料科学特論のイントロダクションとして,以降の授業で話す内容を例にとりながら,食料科学を概説する。

第2回 10/10(木):農林水産物の持続的生産1(水産物生産の基本)
(担当:泉ひかり)
水産生物を例に,農林水産物の持続的生産のための方法論を講義する。第2回の授業では,水産生物生産の基本を解説する。

第3回 10/24(木):農林水産物の持続的生産2(水産物の持続的生産について)
(担当:泉ひかり)
水産生物を例に,農林水産物の持続的生産のための方法論を講義する。第3回の授業では,水産生物の持続的生産方法を理解するために必要な基礎知識を提供する。

第4回 10/31(木):農林水産物の持続的生産3(海藻養殖の現状と課題)
(担当:泉ひかり)
水産生物を例に,農林水産物の持続的生産のための方法論を講義する。第4回の授業では,海藻養殖の現状と持続的生産に向けた課題を解説する。

第5回 11/7(木):「北日本 食の成長戦略」による産業創成
(担当:福田覚(北海道大学教授))
「北日本 食の成長戦略」による産業創成戦略を例に,地域振興の方法論を講義する。本授業では,我々の取り組みを含む,「北日本 食の成長戦略」による地域振興例を解説する。

第6回 11/14(木):農林水産物の持続的生産4(魚類養殖の現状と課題)
(担当:西宮攻)
魚類を例に,農林水産物の持続的生産のための方法論を講義する。第6回の授業では,魚類養殖の現状と持続的生産に向けた課題を解説する。

第7回 11/21(木):農林水産物の持続的生産5(魚類の持続的生産に向けた研究・開発1)
(担当:西宮攻)
魚類を例に,農林水産物の持続的生産のための方法論を講義する。第7回の授業では,魚類を持続的に生産するために今後求められる研究・技術開発について多角的に解説する。

第8回 11/28(木):農林水産物の持続的生産6(魚類の持続的生産に向けた研究・開発2)
(担当:西宮攻)
魚類を例に,農林水産物の持続的生産のための方法論を講義する。第8回の授業では,魚類を持続的に生産するために行われている研究の最前線について具体例を交えて解説する。

第9回 12/5(木):農林水産物の新たな価値の創造1-1(実験モデルの概要)
(担当:永長一茂)
農林水産物の新たな価値を創り出すために用いられる、実験モデルの考え方や構築法を解説する。

第10回 12/12(木):農林水産物の新たな価値の創造1-2(モデル生物の活用)
(担当:永長一茂)
モデル生物の活用法を例に,農林水産物の新たな価値を創りだすための方法論を講義する。モデル生物を活用するための基本的な考え方や,我々の取り組みを含む,モデル生物を活用した農林水産物の価値創造の現状を解説する。

第11回 12/19(木):農林水産物の新たな価値の創造1-3(疾患モデルの活用)
(担当:永長一茂)
疾患モデルの活用法を例に,農林水産物の新たな価値を創りだすための方法論を講義する。疾患モデルを活用するための基本的な考え方や,我々の取り組みを含む,疾患モデルを活用した農林水産物の価値創造の現状を解説する。

第12回 12/26(木):農林水産物の新たな価値の創造1-4(実験モデルの活用)
(担当:永長一茂)
「実験モデル」に着目して受講生自身の研究内容を紹介し、議論する。議論を通して、(農林水産物の)新たな価値を創造にむけた、実験モデル構築の重要性への理解を深める。

第13回 1/9(木):農林水産物の新たな価値の創造2-1(ゲノム情報活用の基本)
(担当:中井雄治)
ゲノム情報の活用法を例に,農林水産物の新たな価値を創りだすための方法論を講義する。第13回の授業では,ゲノム情報を活用するための基本的な考え方を解説する。

第14回 1/16(木):農林水産物の新たな価値の創造2-2(ゲノム情報活用の現状)
(担当:中井雄治)
ゲノム情報の活用法を例に,農林水産物の新たな価値を創りだすための方法論を講義する。第14回の授業では,我々の取り組みを含む,ゲノム情報を活用した農林水産物の価値創造の現状を解説する。

第15回 1/23(木):農林水産物の新たな価値の創造2-3(ゲノム情報活用の展望)
(担当:中井雄治)
ゲノム情報の活用法を例に,農林水産物の新たな価値を創りだすための方法論を講義する。第15回の授業では,今後のゲノム情報を活用した農林水産物の価値創造の展望を解説する。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
【評価の基準】
以下の二点を基準に授業内容の理解度を評価する(平常評価(授業内の小テスト,発表,レポート等)100%)。
①食料科学という視点から北日本における農林水産物の地域的特性を振り返ることができる。
②食料科学に関する理論的理解をもとに,北日本における農林水産物をめぐる課題を抽出し,解決法について考察することができる。

予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
第1回については予習は必要としないが、それ以降は各授業の中で次回についての予習内容を指示する。授業で配布される資料や提示される参考資料による復習をすること。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
各授業の学習テーマに応じて提示する。
参考文献
/bibliography
各授業の学習テーマに応じて提示する。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
学部レベルの分子生物学の知識を持っていることが望ましいが、文系出身者に対しては配慮する。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
以下のメールアドレスで受け付ける。面会やTeams等によるオンライン面会を希望する場合は,事前に連絡すること。

Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
中井:yunakai<at>hirosaki-u.ac.jp
泉:h-izumi<at>hirosaki-u.ac.jp
福田:s.fukuda<at>fish.hokudai.ac.jp
西宮:o.nishimiya<at>hirosaki-u.ac.jp
永長:knagaosa<at>hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
F38:農芸化学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
F40:森林圏科学、水圏応用科学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
対面講義の場合は、パワーポイントを用いた講義を行う。

メディア授業に移行した場合はTeamsを用い、パワーポイントの画面を共有する。
科目ナンバー
/The subject number
GC-5-2312-F38
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
なし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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