科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
ガンマ線分光物性特論/Gamma-ray radiation spectroscopy |
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時間割コード /Course Code |
S241001009 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
理工学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 4 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3 |
主担当教員 /Main Instructor |
増田 亮/MASUDA RYOU |
科目区分 /Course Group |
大学院(博士後期課程) 機能創成科学専攻 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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増田 亮/MASUDA RYOU | 理工学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
DP1・DP2・DP3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
〇ガンマ線及びX線と原子核の共鳴過程を利用する最先端の手法の知識を得る。 〇原子核共鳴過程を利用する手法の多彩な応用例を学術的課題解決過程における例としてを学ぶ 〇原子核共鳴過程を利用する手法を多様性を極める現代および未来の課題に展開するための知的基礎を形成する。 |
授業の概要 /Summary of the class |
光子と原子核の共鳴過程は、古くは原子核構造の研究に利用されていたが、近年は物性研究にも応用されている。とくにγ線領域の光子と原子核の共鳴過程を用いる手法は核共鳴散乱法と呼ばれ、物質の様々な特性の微視的理解に役立ってきた。本講義では、これらの核共鳴散乱法について特に放射光分野で新しく開発されてきた手法の測定原理と特性およびそれに用いられる測定系の特徴などの詳細について解説し、またそれを用いた様々な応用研究について概説する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
4/16 第1回;イントロダクション:メスバウアー効果とは。 4/23 第2回;放射光による原子核共鳴散乱を利用した様々な手法の概説 4/30 第3回;放射光による原子核共鳴散乱の取り扱い(1) 超微細相互作用の無い場合 5/7 第4回;放射光による原子核共鳴散乱の取り扱い(2) 超微細相互作用のある場合 5/14 第5回;放射光による原子核共鳴散乱の取り扱い(3) 散乱光の特性 5/21 第6回;放射光核共鳴散乱法の応用(1) 前方散乱法の測定のための装置立て 5/28 第7回;放射光核共鳴散乱法の応用(2) 前方散乱法による超微細構造の測定 6/4 第8回;放射光核共鳴散乱法の応用(3) 放射光メスバウアー線源法の測定のための装置立て 6/11 第9回;放射光核共鳴散乱法の応用(4) 放射光メスバウアー線源法による超微細構造の測定 6/18 第10回;放射光核共鳴散乱法の応用(5) 放射光メスバウアー吸収分光法の測定のための道具立て 6/25 第11回;放射光核共鳴散乱法の応用(6) 放射光メスバウアー吸収分光法による多核種測定 7/2 第12回;放射光核共鳴散乱法の応用(7) 核共鳴非弾性散乱法の装置とその応用 7/9第13回;放射光核共鳴散乱法の応用(8) 核ガンマ線準弾性散乱法の装置とその応用 7/23 第14回;放射光核共鳴散乱法の応用(9) そのほかの先端的手法と今後の課題 7/30 第15回;まとめ 日程は当初予定であり、学会や出張実験など各研究室での研究スケジュールを勘案して変更します。年度当初には判明しない予定があるのは当然なので、日程変更希望は随時知らせてください。 また、授業の進捗状況等により、シラバスと実際の内容が異なる場合がありますが、その場合はその都度通知します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
授業への貢献度(10%) 各回の発表内容(90%) 以上二つの合算で成績評価を行います。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
授業中に配布した資料についての予習と復習が必要です。標準的には予習に90分程度、復習に90分程度を期待しますが、シラバスの如何に関わらず、博士後期課程の大学院生として、授業内容から自分に必要な予習復習時間を自ら推し量ることを期待します。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
プリントを配布します。 |
参考文献 /bibliography |
Nuclear Condensed Matter Physics with Synchrotron Radiation Basic Principles, Methodology and Applications, R. Rohlsberger, Springer |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
修士課程における知識を必要とします。メスバウアー分光法の知識があると理解しやすいでしょう。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
水曜日17:30-18:30 理工学部1号館156号室 それ以外の時も在室時は質問相談歓迎です。Teamsやメールでも受け付けます。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
masudar@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
B13:物性物理学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
D28:ナノマイクロ科学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
B15:素粒子,原子核,宇宙物理学およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
輪講形式 |
科目ナンバー /The subject number |
0 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
対面を基本として授業を進行します。疫病蔓延等の要因によるオンライン化の場合は、メディア授業としては行わず、後日の集中講義等に移行することがあります。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |