科目一覧へ戻る | 2024/03/29 現在 |
開講科目名 /Course |
気候システム解析特論/Climate System Analysis |
---|---|
時間割コード /Course Code |
S241002017 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
理工学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 4 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3 |
主担当教員 /Main Instructor |
谷田貝 亜紀代/YATAGAI AKIYO |
科目区分 /Course Group |
大学院(博士後期課程) 安全システム工学専攻 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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谷田貝 亜紀代/YATAGAI AKIYO | 理工学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
DP1・DP2・DP3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○地球温暖化やさまざまな地球規模の環境問題の背景となる気候システムを理解する ○気候システムの数値モデルや観測・解析の現状を理解する ○客観解析データや衛星データによる簡単な気候システムの描画を可能にする |
授業の概要 /Summary of the class |
気象予報や温暖化評価などの社会の要請もあって地球観測やその国際連携がすすんだ近年、観測データの精度や信頼性、データ解析の透明性が求められるようになってきている。また、気象気候分野のデータは、他の分野にも広く用いられており、一方当該分野でも、他分野の観測技術を取り込み、新たな発見と信頼性の評価向上を目指している。気候変動を考える上で、大気と海洋あるいは大気と陸面の相互作用の重要性が指摘されて久しいが、最近では、考えるべき要素・分野は拡大している。一方で、水循環過程は、観測の少ないところでは未だ未解明の点も多く、水の安定同位体利用など、プロセス研究の蓄積も重視される。本講義では、IPCCのアセスメントなど国際的な理解事項に注意しながら、観測に基づく事実に立脚し、大気側の気候システムについて講義をし、演習を行う。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 4/11 気候システムとは 第2回 4/18 地球放射 第3回 4/25 地球観測(衛星観測) 第4回 5/9 地球観測(地表面観測) 第5回 5/16地球観測(地上、ゾンデ) 第6回 5/23 実習(衛星観測データの図化) 第7回 5/30 4次元同化と客観解析・数値予報 第8回 6/6 再解析データ 第9回 6/13 メソ気象・メソ予報(非静力学モデル) 第10回 6/20 データの改良(山岳効果、捕捉率補正) 第11回 6/27 統計解析 第12回 7/4 実習(再解析データの図化、統計解析) 第13回 7/11 温暖化評価(CMIP5,CMIP6)について 第14回 7/18 温暖化実験データ(Historical,Scenario)利用 第15回 7/25 予報データの利用と防災への応用 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常点(課題への解答内容と議論への取り組み)60%およびレポート40%。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
授業時に次回に必要な予習内容や、 計算機を実際動かして計算・図化するという復習課題を伝える。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
特に指定しません。必要に応じてプリントを配布します。 |
参考文献 /bibliography |
Krishnamurti ほか著「Tropical Meteorology An Introduction」Springer Dennis L. Hartmann著「Global Physical Climatology」Elsevier 数値予報課研修テキスト(https://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/nwptext/nwptext.html) |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
学部(地球環境防災学科)気候システム学を受講していなった場合は、自習しておくことが望ましい。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
火曜日:16:00 - 17:30 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
yatagai[at]hirosaki-u.ac.jp http://www.st.hirosaki-u.ac.jp/~yatagai/japanese/index.html |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
B17:地球惑星科学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
K63:環境解析評価およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
K64:環境保全対策およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義・課題の発表 |
科目ナンバー /The subject number |
0 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |