科目一覧へ戻る | 2025/03/26 現在 |
開講科目名 /Course |
線形代数概論/Introduction to Linear Algebra |
---|---|
時間割コード /Course Code |
3252240111 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教育学部/ |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 5 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
澤原 雅知/SAWAHARA MASATOMO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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澤原 雅知/SAWAHARA MASATOMO | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル1 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
〇ベクトル空間や線形写像の基本的な考え方を理解し、具体的に適用できるようになること(見通す力) 〇行列の対角化の手順を理解し、具体的に求められるようになること(見通す力) 〇線形代数学を通して、論理・集合・写像を用いた数学の記述の仕方を身に付けること(見通す力) |
授業の概要 /Summary of the class |
この授業では、「数学基礎A」に続き、線形代数学の基礎について学びます。より詳細には、「論理・集合・写像」の内容を交えながら、(抽象)ベクトル空間や線形写像の性質を学びます。更に、行列の対角化の理論や手順について学びます。これらは、以降の数学の授業で多かれ少なかれ必要になります。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回: ガイダンス、ベクトル空間の定義 第2回: ベクトル空間の部分空間 第3回: 1次結合、1次独立と1次従属 第4回: 基底 第5回: 次元 第6回: 線形写像の定義と例 第7回: 像と核 第8回: 線形同型 第9回: 線形写像の行列表現 第10回: 固有値と固有ベクトル 第11回: 固有空間 第12回: 行列の対角化 第13回: 内積と計量ベクトル空間(Teamsを用いた双方向授業) 第14回: 正規直交基底とシュミットの直交化法 第15回: 実対称行列の対角化 第16回: 期末テスト ※上記はあくまで予定です。受講者の反応・要望などの事情により、内容や進度が変更となる可能性があります。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
毎回の授業で課す小レポート(10%)、 2回の中間レポート(15%×2)、期末テスト(60%) 上記を合算して、最終的な成績評価を行います。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習: 講義ノートや参考書などで授業で扱う予定の内容(特に定義や命題の主張)を調べ、疑問点をピックアップしておいて下さい。 復習: ノートを見返して、納得できるまで授業内容を振り返って下さい。 その際、手を動かして具体的な例を計算することにより、理解が深まります。 復習しても分からないこと(「分からないことが分からない」を含む)は、質問に来るなどして、放置せずに早急に解決するよう心掛けて下さい。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は指定しませんが、講義ノートを公開します。 |
参考文献 /bibliography |
以下はあくまで一例です。下に挙げたものに限らず、自分に合ったものを探して下さい。 [1] 市原一裕・著『大学教養 線形代数の基礎』数研出版,2021年. [2] 三宅敏恒・著『入門線形代数』培風館,1991年. [3] 川久保勝夫・著『線形代数学 新装版』日本評論社,2011年. [4] 齋藤正彦・著『線型代数入門』東京大学出版会,1966年. [5] 海老原円・著『例題から展開する線形代数』サイエンス社,2016年. [6] 田中環,小島秀雄(他)・共著『要点明解 線形数学 三訂版』培風館,2022年. [1]~[4]は、この授業の参考書として適していると思います。 (うち[3], [4]は、線形代数学をより深く学びたい人向けです。) [5], [6]は、「数学基礎A」の内容の復習に適していると思います。 ※線形代数学は今後の数学科目を学ぶ上で必要になりますので、[1]~[4]のいずれか(もしくはこれらに相当するテキスト)を手元に置くことを強く勧めます。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
予備知識: 「数学基礎A」と「論理・集合・写像」の知識を要します。不安な場合は、事前に復習して下さい。 留意点: この授業は、「数学基礎A」と比較すると、内容が抽象的であり、計算だけでなく証明も頻繁に扱います。初めのうちは難しく感じるかもしれませんが、具体例を通してあれこれ手を動かすことで、少しずつ慣れていきましょう。そのためにも、自分が何を分かっていて何が分かっていないのかを曖昧にしないよう心掛けてみて下さい。加えて、分からないことを有耶無耶にせず、考えたり、調べたり、質問したり、等、を積極的に行って下さい。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワー:水曜14:20~15:50(教育学部棟3-65) 但し、オフィスアワーでなくても、時間の許す限り対応します。また、メールなどでも質問を受け付けます。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
sawaharam[at]hirosaki-u.ac.jp ([at]を@に置き換えて下さい。) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
B11:代数学,幾何学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
B12:解析学,応用数学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
対面授業。原則として対面で黒板を用いた講義を行います。 メディア授業に移行した場合は、Teamsにより実施します。 |
科目ナンバー /The subject number |
P1-1-0181-B11 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |