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| 科目一覧へ戻る | 2025/11/04 現在 |
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開講科目名 /Course |
電気技術基礎/Introduction to Electrical Technology |
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時間割コード /Course Code |
3252240123 |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教育学部/Faculty of Education |
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曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 3 |
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開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
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単位数 /Credits |
2.0 |
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学年 /Year |
1,2,3,4 |
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主担当教員 /Main Instructor |
櫻田 安志/SAKURADA YASUSHI |
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科目区分 /Course Group |
専門教育科目 |
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教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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| 櫻田 安志/SAKURADA YASUSHI | 教育学部/Faculty of Education |
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難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力 |
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授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○電気の基礎知識(電圧、電流、抵抗、電力、それらの単位、電気回路の概念)に関して簡潔に説明ができること(見通す力、学び続ける力) ○簡単な電気回路の電圧、電流の関係を定式化し、相互に導出することができること(解決する力、学び続ける力) ○身近な電化製品についての基本的な機能の原理となる物理現象(電気に関する部分)に関して簡潔に説明ができること(見通す力、解決する力、学び続ける力) |
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授業の概要 /Summary of the class |
電気現象および電気回路の基礎知識について、主に講義形式(演習と実習を含む)で学習します。具体的には、電気回路(直流・交流)の基本的な事項について、ポイントの解説、問題演習、実習を通して学習します。 |
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授業の内容予定 /Contents plan of the class |
授業内容(予定):教科書の記載頁を明記したので、必ず予習をしてから授業に臨んでください。 第1回:ガイダンス、教科書の構成について、学ぶための教養1:電気回路、学びの序幕、2.物理量と単位(教科書pp.4-17) 第2回:学ぶための教養2:電気数学(その1)(教科書pp.18-27) 第3回:学ぶための教養3:電気数学(その2:複素数)、演習問題(教科書pp.28-38) 第4章:直流回路基礎1:抵抗とオームの法則、抵抗の直列・並列回路、分圧と分流(教科書pp.40-53) 第5章:直流回路基礎2、計測器に関する実習:直流計器と電源(教科書pp.54-61) 第6章:直流回路基礎3:電流の発熱作用と電力、演習問題(教科書pp.62-68) 第7回:直流回路解析1:キルヒホッフの法則、演習問題(教科書pp.70-77、pp.94-96) 第8回:中間試験(60分)、電池に関する実習(試験範囲:教科書pp.4-68) 第9回:直流回路解析2:重ね合わせの定理とテブナンの定理、(教科書pp.70-83) 第10回:正弦波交流1:正弦波交流の発生、交流波形の表現(教科書pp.98-107) 第11回:正弦波交流2:複素ベクトル表現、演習問題(教科書pp.108-114) 第12回:交流回路素子1:RLC素子とその性質、インピーダンスとアドミタンス(教科書pp.116-127) 第13回:交流回路素子2:V=ZI、I=YVの複素数計算、演習問題(教科書pp.128-136) 第14回:交流回路の基礎技術:電力と力率(教科書pp.138-149) 第15回:期末試験(60分)、回路作製の実習 授業の進度によって、各回の内容が変わることがあります。 授業の進め方 毎回の授業前に教科書を熟読してください。授業内で演習および小テストを行うことがあります。また、必要に応じて課題を出しますので、問題等を解いて授業に持参すること(小テストと課題は評価対象となります。連絡のない欠席や、忘れた場合などは、その回の評価を0点とします)。 |
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成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
課題(演習問題・実習)および授業参加状況:10% 中間評価(試験1):45% 期末評価(試験2):45% 上記を合算して成績評価を行います。なお、定期試験の代わりにレポートによる評価を行う場合もあります。この場合、〇〇試験の評価比率が、レポートの評価比率に加わります。全体の60%を合格の条件とします。 |
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予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
この授業では、予め学習する内容の教科書範囲を明示しておきますので、以下の流れで授業の予習と復習を行って下さい。 予習の仕方(例) 120分/各回の授業前 1.教科書の該当する部分をよく読み、数式の流れに従って内容を大まかに捉えるようにする。また、図や表が何を説明しているのかを,できるだけ ”細かく” 考えてみる。 2.例題や演習問題を解いてみる。 復習の仕方(例) 120分/各回の授業後 1.演習問題を自力で解く。 2.前回の課題の解答例の記述内容と自分の解答を比較してみる。 2.教科書において前後する数式がどのように導き出されるかを考えてみる。 3.教科書の数式や図表を頼りに,そこではどのような電気現象が起きているのかについて考えてみる。 4.別の本で、同様の内容について読んでみる(教科書との違いを意識してみる)。 学習内容が難しいと感じる場合は、その内容に関係した例題(他の本に載っている例題)や演習問題を解いてみると良い。 なお、教科書以外の書籍を用いて演習問題に取り組むことが望ましい。 |
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教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
橋本洋志、電気回路教本、Ohmsha ISBN978-4-274-22451-5 必要に応じて資料を配布します。 |
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参考文献 /bibliography |
〇片岡昭雄監修、電気理論入門1、実教出版(2011)(とても分かり易く書いてあります。この本を教科書にするかを迷いましたが、今後の採用を意識して参考書として挙げています。) 〇大熊康弘、図解でわかるはじめての電気回路、技術評論社(内容が独立した項目ごとに書かれているので、この本だけで勉強するのは難しいですが、分かりやすく書いてあるので、教科書と併用して学習すると効果的でしょう。) 〇藤瀧和弘著、まんがでわかる電気、オーム社 (講義で不安な部分について読んでみると良いでしょう。) |
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留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
この授業は、履修者に高校生程度の物理の知識があることを前提として進めます。物理に不安がある学生は、基本事項だけでも良いので高等学校の学習内容について各自で学習を進めてください。解らない部分に関しては対応しますので、遠慮なく質問をして下さい。 関連科目:電気実習Ⅰ |
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授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
水・木曜日12:00 - 12:40 必要に応じてメール(下のアドレスに)でご連絡ください。個別対応します。 |
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Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
ysakura@hirosaki-u.ac.jp @(全角)を@(半角)に置き換えてください。 |
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学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
C21:電気電子工学およびその関連分野 |
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学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
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学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
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実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
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地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
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授業形態・授業方法 /Class form, class method |
座学(演習および講義)、一部、実験・実習を含む |
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科目ナンバー /The subject number |
P1-2-0364-C21 |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
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その他 /Others |
連絡は電子メールで行いますので,毎日確認してください。 難易度はレベル2としましたが、理系を志す大学の1年生を想定しています(大学入学前に、高等学校程度の物理の知識を得ていない人は、自分で学習しておく必要があります)。教科書の自習では理解できない部分がありますので、①資料と教科書について学習(予習)をしておくこと、②予習で理解できなかった点も含めて理解に努めること、③演習問題や復習を丁寧に行い、理解の深化に努めること、などが必要となります。 なお、具体的到達目標に記載した内容は、中学校学習指導要領(平成29年3月公示)の第8節技術家庭の技術分野の内容Cエネルギー変換の技術を指導する際に必要とされる基礎的な知識および技能に関連するものです。 |
| No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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| 該当するデータはありません | ||||