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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/26 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
生理学/Physiology
時間割コード
/Course Code
4251000012
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
医学部医学科/
曜日コマ
/Day, Period
月/Mon 1, 月/Mon 2, 火/Tue 2, 木/Thu 1, 木/Thu 2, 金/Fri 1, 金/Fri 2
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2
主担当教員
/Main Instructor
上野 伸哉/UENO SHINYA
科目区分
/Course Group
専門教育科目 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
必修
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
上野 伸哉/UENO SHINYA 医学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
令和4年改訂版 医学教育モデル・コア・カリキュラム の学修目標を以下に示す。
PS-01-02-01 細胞内液・外液のイオン組成、及び浸透圧と(静止)膜電位の形成機構について理解している。
PS-01-02-02 細胞膜のイオンチャネル、ポンプ及び膜を介する物質の能動・受動輸送過程について理解している。
PS-01-02-03 活動電位の発生機構と伝導、シナプス(神経筋接合部を含む)の形態とシナプス伝達の機能(興奮性、抑制性)と可塑性について理解している。
PS-01-02-04 情報伝達の種類と機能について理解している。
PS-01-02-05 受容体の種類・細胞内局在・機能、受容体による細胞内シグナル伝達過程について理解している。
PS-01-02-06 液性因子による細胞間情報伝達(自己分泌、傍分泌、内分泌)について理解している。
PS-01-02-13 神経組織の微細構造について理解している。
PS-01-02-14 筋組織について、骨格筋、心筋、平滑筋の構造と機能を対比して理解している。
PS-01-02-17 刺激に対する感覚受容の種類と機序について理解している。
PS-01-02-18 反射について理解している。
PS-01-02-19 生体の恒常性維持と適応、恒常性維持のための調節機構(フィードバック調節)について理解している。
PS-01-02-20 生体機能や体内環境のリズム性変化について理解している。
PS-01-02-36 空腹時、飢餓時、食後、過食時と運動時における代謝について理解している。
PS-01-03-31 生体(あるいは生体群)の薬物・毒物反応性について、用量反応曲線を理解している。
PS-01-03-32 薬物の受容体結合・薬理作用の関連性及び作動薬・拮抗薬について理解している。
PS-01-03-33 薬物の有害作用、薬物間相互作用について概要を理解している。
PS-02-03-01 神経系の構造と機能について基本的事項を理解している。
PS-02-05-01 運動器(筋骨格)系の構造と機能について基本的事項を理解している。
PS-02-06-01 循環器系の構造と機能について基本的事項を理解している。
PS-02-06-03 循環器系で行う検査方法について基本的事項を理解している。
PS-02-07-01 呼吸器系の構造と機能について基本的事項について理解している。
PS-02-08-01 消化器系の構造と機能について基本的事項を理解している。
PS-02-09-01 腎・尿路系の構造と機能について基本的事項を理解している。
PS-02-14-01 内分泌・栄養・代謝系の構造と機能について基本的事項を理解している。
授業の概要
/Summary of the class
1. 正常な人体の構造と機能はどのようにして形成されているか、すなわち「生きている」とはどのようなことかを具体的に理解する。
2. 個々の器官の正常機能の生成・維持がどのように生じているかについての基本的事象および共通概念を理解し、それに基づく論理的思考と応用力を獲得する。
3. 器官・臓器の個体内での連関がどのように機能しているかを理解し、連関の破綻が病気の原因および症状となって現れるか、さらに治療はどのように行われるかについての基礎的理解を学ぶ。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
2025年の生理学講義は6月10日(火)から開始する。
日付 曜日 コマ 講義内容
2025-06-10 火 2コマ(10:20-11:50) 【講義】生体システム1(ホメオスタシス、体液組成) 上野
2025-06-11 水 3コマ(12:40-14:10) 【講義】生体システム2(受容体、細胞情報伝達機構)上野
2025-06-12 木 1コマ(8:40-10:10) 【講義】神経機能素子 (長友)
2025-06-12 木 2コマ(10:20-11:50) 【講義】グリア, BBB 長友
2025-06-13 金 2コマ(10:20-11:50) 【講義】静止膜電位 活動電位 上野
2025-06-16 月 1コマ(8:40-10:10) 【講義】心臓の興奮伝達系と心電図 富田先生
2025-06-17 火 2コマ(10:20-11:50) 【講義】イオンチャネル 興奮伝導 上野
2025-06-17 火 3コマ(12:40-14:10) 【講義】シナプス伝達 上野
2025-06-19 木 1コマ(8:40-10:10) 【講義】三大栄養素の消化・吸収1 下山
2025-06-19 木 2コマ(10:20-11:50) 【講義】三大栄養素の消化・吸収2 下山
2025-06-20 金 2コマ(10:20-11:50) 【講義】自律神経 (上野)
2025-06-24 火 2コマ(10:20-11:50) 【講義】感覚受容総論 体性感覚 (上野)
2025-06-24 火 3コマ(12:40-14:10) 【講義】感覚受容各論 視覚 上野
2025-06-25 水 3コマ(12:40-14:10) 【講義】感覚受容各論 味覚・嗅覚 上野
2025-06-26 木 2コマ(10:20-11:50) 【講義】腎機能1 島田先生
2025-06-30 月 2コマ(10:20-11:50) 【講義】呼吸生理 田坂先生
2025-06-30 月 3コマ(12:40-14:10) 【講義】循環と心臓の機能的役割 富田先生
2025-07-03 木 2コマ(10:20-11:50) 【講義】腎機能2 島田先生
2025-07-04 金 2コマ(10:20-11:50) 【講義】骨格筋収縮機構 上野
2025-07-07 月 2コマ(10:20-11:50) 【講義】運動制御 (上野)
2025-07-11 金 2コマ(10:20-11:50) 【講義】脳の統合機能1 情動 摂食行動  上野
2025-07-15 火 2コマ(10:20-11:50) 【講義】脳の統合機能2 学習・記憶  上野
2025-07-18 金 2コマ(10:20-11:50) 【講義】内分泌  長友
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
中間試験および期末試験を行う
試験点数が60%以上を合格とする。

※不合格の場合は1回のみ再試験を行う。この場合も60%以上を合格とする。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
各臓器のマクロな構造を確認する理由で解剖学の教科書を持参することが望ましい。また、すでに組織学を履修しているが、随時、細胞レベルのミクロな構造を確認するためには、組織学の教科書を持参することが望ましい。※著作権の関係で臓器構造や組織像を映写できない可能性が高い。
各回の授業の内容について、参考書を用いて予習を行うこと。生理学は範囲が広いため、何が重要であるかを知る上で、高校生向けの物理学、生物学、化学の教科書が役立つだろう。また、授業内容について下記の推薦図書、参考文献などを用いて復習を行うこと。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
生理学は身体の全ての機能を取り扱うため、一冊で全範囲を網羅し、かつわかりやすくかかれたものを指定することは難しい。以下の参考文献の欄を参照すること。
参考文献
/bibliography
内容の信頼性の点から標準生理学(第9版、医学書院、2019年)を推薦図書とする。項目により理解が難しい場合、以下に掲げた図書を適宜参照することにより、質問内容が明確となり、また理解の助けとなるだろう。標準生理学に代わる平易な教科書としてはGuyton & Hall著 Textbook of Medical Physiology (第14版)、脳・神経科学の信頼できる図書としてKandel, E.他 Principles of Neural Science (第5版)、ただし膜電位など電気生理学の基本について理解が難しい場合、宮川博義・井上雅司「ニューロンの生物物理」 (第2版)を参考に。グリアに関してはStanford大学の名教授であったBarres, B.A. らによる Glia (2015) CSH Press、は英語ですが図も内容も最高の素晴らしい教科書のひとつです。臨床医学との関連について知るためにはHarrison's Principles of Internal Medicine(第20版) など。生理学を広く浅く知るにはTortora & Derrickson著 Principles of Anatomy & Physiology(第15版)。腎臓など解剖学との関係をカラー図で示している教科書として「人体の正常構造と機能」(第4版)を参考にされたい。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
特になし
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
日程変更 担当教員からの連絡、資料配布はMicrosoftTeamsをから行います。質問はメイルではなく、MicrosoftTeamsから行ってください。
※各教員の講義の時に、別途指示がある場合はそれに従うこと。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
[at]を @ に変更してください
上野伸哉 shinyau[at]hirosaki-u.ac.jp 脳神経生理学講座
古川智範 gdb-e[at]hirosaki-u.ac.jp 脳神経生理学講座
下山修司 shuji-s[at]hirosaki-u.ac.jp 脳神経生理学講座
富田泰史 tomitah[at]hirosaki-u.ac.jp 循環器腎臓内科学講座
島田美智子 mshimada[at]hirosaki-u.ac.jp 循環器腎臓内科学講座
田坂定智 tasaka[at]hirosaki-u.ac.jp 呼吸器内科学講座
長友克広 nagatomo[at]hirosaki-u.ac.jp 統合機能生理学講座
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
H48:生体の構造と機能およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
G44:細胞レベルから個体レベルの生物学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
G43:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
実務経験
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
対面講義
一部 資料としてPDFおよび動画を利用する。
科目ナンバー
/The subject number
M1-2-0107-H48
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
・講義内容には病院等での医師としての実務経験に関する内容が含まれる。

Last Update: Mar 3 2025
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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