科目一覧へ戻る | 2025/03/26 現在 |
開講科目名 /Course |
生理学実習/Physiology Practice |
---|---|
時間割コード /Course Code |
4251000014 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部医学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 3, 月/Mon 4, 月/Mon 5, 火/Tue 3, 火/Tue 4, 火/Tue 5, 水/Wed 3, 水/Wed 4, 水/Wed 5 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2 |
主担当教員 /Main Instructor |
上野 伸哉/UENO SHINYA |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
実習科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
上野 伸哉/UENO SHINYA | 医学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
---|---|
対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
〇 血液・体液のイオン組成を理解し、膜電位や酸・塩基平衡について説明できること。また、神経活動の中心となる興奮性ならびに抑制性シナプス電位と活動電位について説明できること。 〇 心電図の発生機序や各波形と生理現象の対応について理解し、心電図の正常異常を判別できること。心電図に反映される生理現象について、その有無も含めこれを解析する方法を各自考案し、実験条件や個人によっても異なる可能性のある心電図波形の変化を統計学を用いて適切に報告する方法を習得すること。 〇 神経学的検査に用いられる筋電図記録、および誘発筋電図を用いた末梢神経の伝導速度を計測し、脊髄反射などの生理学的意味が理解できること。 平成4年改訂版医学教育モデル・コアカリキュラムの学修目標を以下に示す。 RE-03-03-01 基礎医学の実習から基本的な実験手技を体得する。 PS-01-02-01 細胞内液・外液のイオン組成、及び浸透圧と(静止)膜電位の形成機構について理解している。 PS-01-02-02 細胞膜のイオンチャネル、ポンプ及び膜を介する物質の能動・受動輸送過程について理解している。 PS-01-02-03 活動電位の発生機構と伝導、シナプス(神経筋接合部を含む)の形態とシナプス伝達の機能(興奮性、抑制性)と可塑性について理解している。 PS-01-02-04 情報伝達の種類と機能について理解している。 PS-01-02-14 筋組織について、骨格筋、心筋、平滑筋の構造と機能を対比して理解している。 PS-01-02-17 刺激に対する感覚受容の種類と機序について理解している。 PS-01-03-32 薬物の受容体結合・薬理作用の関連性及び作動薬・拮抗薬について理解している。 PS-01-03-33 薬物の有害作用、薬物間相互作用について概要を理解している。 PS-02-03-01 神経系の構造と機能について基本的事項を理解している。 PS-02-05-01 運動器(筋骨格)系の構造と機能について基本的事項を理解している。 PS-02-06-01 循環器系の構造と機能について基本的事項を理解している。 PS-02-06-03 循環器系で行う検査方法について基本的事項を理解している。 |
授業の概要 /Summary of the class |
1. 内部環境(細胞外)と細胞内のイオン組成から膜電位やpHを実際に算出し、イオン組成の変動が身体に与える影響を理解し、「恒常性が維持される」ことについて学ぶ。 2. 心電図の正しい測定法を身に着け、実際に各種記録を行い、比較することにより、心電図の発生機序ならびに生体電気現象の基本を理解する。また、正常心電図の読解、病態への応用について学ぶ。 3. 神経学的検査に用いられる筋電図記録、および誘発筋電図を用いた末梢神経の伝導速度を計測する。さらに誘発刺激により脊髄反射を観察し、それらの生理学的および臨床における意義を学ぶ。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
日付 曜日 コマ 実習内容 2025-06-10 火 動画視聴 実習・イオン 溶液1 動画(長友) 2025-06-11 水 動画視聴 実習・pH 溶液2 動画(長友) 2025-06-16 月 2~5コマ 対面実習1 上野・古川 2025-06-16 月 動画視聴 実習・神経細胞の電気的特性1 動画 古川 2025-06-17 火 動画視聴 実習・神経細胞の電気的特性2 動画 古川 2025-06-23 月 3~4コマ 対面実習2 上野・古川・下山 2025-06-23 月 動画視聴 実習・呼吸機能 動画(長友) 2025-06-27 金 動画視聴 実習・腎機能 動画(長友) 2025-07-01 火 2~5コマ 対面実習3 上野・古川・下山 2025-07-02 水 3~5コマ 対面実習6 長友 2025-07-07 月 3~5コマ 生理実習予備 2025-07-07 月 4コマ(14:20-15:50) 生理実習予備 2025-07-08 火 3~5コマ 筋電図実習 2025-07-14 月 2~5コマ 対面実習7 長友 2025-07-15 火 3コマ(12:40-14:10) 対面実習 予備 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
実習説明会および実習に出席していることを前提とする。成績評価はレポート評価 Microsoft Teamsによる課題評価を総合して評価する。 1. 実習時に指定したレポート提出締切に遅れた場合、診断書等、特別な理由がない限り不可とする。 2. 過去のレポートや他のレポートをコピーするなど、盗用が認められた場合、不正行為とみなし不可とする。 3. 実習時に指定したレポートの形式に不備があった場合、再提出は認めるが、再提出でも不備があった場合には不可とする(再々提出は認められないので注意すること)。 4. レポートの内容について著しい不備があった場合、再提出は認めるが、再提出でも不備があった場合には不可とする(再々提出は認められないので注意すること)。 5. 生理学の期末試験および再試験の出題範囲には、実習内容が含まれる。 6. Microsoft Teamsによる課題提出期限厳守すること。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
生理学実習では、ヒトの生体現象を実際に測定およびシミュレーションを行い、その科学的取り扱いの方法について学ぶ。すなわち、実習を通じてデータの取得、解析、報告書(レポート)の作製に関する基本を習得する。実習に関連する項目(生体電気現象、筋、運動調節、心臓・循環、自律神経など)を理解し、実習に臨むこと。実習終了後は、各種資料も参考にしながら、データを整理し、レポートの提出またはMicrosoft Formsでの演習を行う。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
動画コンテンツおよびPDFファイルとして資料を配付する。生理学の講義内容ならびに下記の教材を参考とする。 |
参考文献 /bibliography |
標準生理学第9版(医学書院、2019年) Dale Dubin著 図解心電図テキスト(第6版), ステップで判読! 心電図 奥村謙・著 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
実習開始までに、生理学講義の内容に関して疑問点があれば、事前に質問内容を整理して、各講義担当教員に積極的に質問すること。 実習場所、日程、変更等はMicrsoft Teamsを使用して連絡する。 レポート Formsによる課題提出内容により評価する。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
実習内については、各担当教員に対面またはTeamsを用いて連絡を取ること(メール不可)。 ※各教員の実習の時に、別途指示がある場合はそれに従うこと。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
[at]を @ に変更してください 上野伸哉 shinyau[at]hirosaki-u.ac.jp 脳神経生理学講座 古川智範 gdb-e[at]hirosaki-u.ac.jp 脳神経生理学講座 下山修司 shuji-s[at]hirosaki-u.ac.jp 脳神経生理学講座 長友克広 nagatomo[at]hirosaki-u.ac.jp 統合機能生理学講座 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
H48:生体の構造と機能およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
G46:神経科学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
対面授業および動画視聴 |
科目ナンバー /The subject number |
M1-2-0205-H48 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
・実習内容、留意事項等、詳細についてはTeamsなどを通して各自に通知する。 ・内容には病院等での医師としての実務経験に関する内容が含まれる。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |