科目一覧へ戻る | 2025/03/26 現在 |
開講科目名 /Course |
薬理学/Pharmacology |
---|---|
時間割コード /Course Code |
4251000026 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部医学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
3 |
主担当教員 /Main Instructor |
村上 学/MURAKAMI MANABU |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
村上 学/MURAKAMI MANABU | 医学研究科/ |
丹羽 康貴/NIWA YASUTAKA | 医学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
---|---|
対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○薬物・毒物の生体への作用について,個体・細胞・分子のレベルにおける作用機序を理解する。 ○的確な薬物療法を行うための薬物動態,薬物相互作用について,基本的な考え方を理解する。 |
授業の概要 /Summary of the class |
1.薬物とは何か,医学における薬物の重要性について学ぶ。 2.薬物受容体,薬物動態(吸収,分布,代謝,排泄)に関するモデル,薬物分布について,基本事項を習得する。 3.各疾患の病態生理に基づく合理的な薬物治療を習得する。 モデル・コア・カリキュラム PS-01-03-31 生体(あるいは生体群)の薬物・毒物反応性について、用量反応曲線を理解している。 PS-01-03-32 薬物の受容体結合・薬理作用の関連性及び作動薬・拮抗薬について理解している。 PS-01-03-33 薬物の有害作用、薬物間相互作用について概要を理解している。 PS-02-03-01 神経系の構造と機能について基本的事項を理解している。 PS-02-03-04 神経系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。 PS-02-17-04 精神系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。 CS-02-04-12 オピオイド鎮痛薬・鎮静薬の適応、有害事象、投与時の注意事項について理解している。 PS-03-04-26 がん患者に対する支持療法及び緩和ケアを理解している。 CS-02-04-31 麻酔薬と筋弛緩薬の種類と使用上の原則について理解している。 CS-02-04-32 吸入麻酔と静脈麻酔の適応、禁忌、方法、事故と合併症について理解している。 CS-02-04-28 局所麻酔、末梢神経ブロック、神経叢ブロック、脊髄くも膜下麻酔、硬膜外麻酔の適応、禁忌と合併症について概要を理解している。 PS-02-08-04 消化器系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。 PS-02-09-04 腎・尿路系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。 PS-03-02-04 膠原病、血管炎、リウマチ性疾患、アレルギー性疾患、自己免疫疾患に使用する治療薬について理解している。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 4月 8日(火) 中枢神経薬理総論: 薬物作用点としての中枢,神経伝達物質とその受容体 病態薬理学講座・村上 学 PS-01-03-31 生体(あるいは生体群)の薬物・毒物反応性について、用量反応曲線を理解している。 PS-01-03-32 薬物の受容体結合・薬理作用の関連性及び作動薬・拮抗薬について理解している。 PS-01-03-33 薬物の有害作用、薬物間相互作用について概要を理解している。 PS-02-03-01 神経系の構造と機能について基本的事項を理解している。 第2回 4月15日(火) 抗不安薬: セロトニン,GABAの異常と不安症,抗不安薬 (メディア授業) 病態薬理学講座・丹羽康貴 PS-02-03-01 神経系の構造と機能について基本的事項を理解している。 PS-02-17-04 精神系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。 第3回 4月22日(火) 麻薬性鎮痛薬: 鎮痛の薬理と麻薬性鎮痛薬,内因性オピオイド (メディア授業)病態薬理学講座・丹羽康貴 PS-03-04-26 がん患者に対する支持療法及び緩和ケアを理解している。 CS-02-04-12 オピオイド鎮痛薬・鎮静薬の適応、有害事象、投与時の注意事項について理解している。 第4回 4月30日(火) 局所麻酔薬: 局所麻酔薬の歴史,プロカイン,リドカイン(メディア授業) 病態薬理学講座・村上 学 CS-02-04-31 麻酔薬と筋弛緩薬の種類と使用上の原則について理解している。 CS-02-04-28 局所麻酔、末梢神経ブロック、神経叢ブロック、脊髄くも膜下麻酔、硬膜外麻酔の適応、禁忌と合併症について概要を理解している。 第5回 5月13日(火) 全身麻酔薬: 全身麻酔の目的,吸入麻酔薬,静脈麻酔薬 (メディア授業) 病態薬理学講座・丹羽康貴 CS-02-04-32 吸入麻酔と静脈麻酔の適応、禁忌、方法、事故と合併症について理解している。 第6回 5月20日(火) 抗てんかん薬: 中枢神経の異常興奮,その抑制薬の作用機序 (メディア授業)病態薬理学講座・丹羽康貴 PS-02-03-01 神経系の構造と機能について基本的事項を理解している。 PS-02-17-04 精神系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。 第7回 5月27日(火) 統合失調症治療薬: 陽性症状と陰性症状,ドパミン仮説,セロトニン-ドパミンアンタゴニスト (メディア授業) 病態薬理学講座・丹羽康貴 PS-02-03-01 神経系の構造と機能について基本的事項を理解している。 PS-02-17-04 精神系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。 第8回 6月 3日(火) 抗うつ薬: うつ病の正しい理解,抗うつ薬(三環系,SSRI)(メディア授業)病態薬理学講座・丹羽康貴 PS-02-03-01 神経系の構造と機能について基本的事項を理解している。 PS-02-17-04 精神系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。 第9回 6月10日(火) 神経変性疾患, パーキンソン病・アルツハイマー病: ドパミン補充療法,中枢性アセチルコリンエステラーゼ阻害薬 (メディア授業)病態薬理学講座・丹羽康貴 PS-02-03-01 神経系の構造と機能について基本的事項を理解している。 PS-02-03-04 神経系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。 第10回 6月17日(火) 消化器系治療薬・免疫系作用薬: 消化性潰瘍治療薬(粘膜保護,胃酸分泌抑制),制吐薬・免疫抑制剤 (メディア授業)病態薬理学講座・村上 学 PS-02-08-04 消化器系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。 第11回 6月24日(火) 痛風・リウマチ治療薬: 尿酸値を下げる薬,尿をアルカリに保つ薬,痛風発作の痛みをコントロールする薬 ・リウマチとは,鎮痛薬,MTX,(メディア授業)病態薬理学講座・村上 学 PS-02-09-04 腎・尿路系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。 PS-03-02-04 膠原病、血管炎、リウマチ性疾患、アレルギー性疾患、自己免疫疾患に使用する治療薬について理解している。 第12回 7月 1日(火) 中枢神経・臨床薬理学(メディア授業) 冨田 哲 (神経精神医学講座) PS-02-17-04 精神系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。 第15回 7月30日(火) 予備 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
1.講義終了後に試験を実施する。 2.100点満点で60点をもって合格とし,2単位を取得する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
講義内容はもとより,自ら積極的に参考書,問題集などを使用し,主体的に学習すること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
1. 新しい薬理学 2018年 西村書店 2. Principles of Pharmacology: The Pathophysiologic Basis of Drug Therapy, 3rd ed. 2011 (International Edition) Lippincott Williams & Wilkins 3. New薬理学 改訂第6版 2011年 田中千賀子,加藤隆一編 南江堂 4. イラストレイテッド薬理学 6版 [リッピンコットシリーズ] 丸善株式会社 5. カッツング薬理学 エッセンシャル 丸善株式会社 |
参考文献 /bibliography |
同上 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
ノートの整理,復習,質問等により,授業の内容の把握を出来るだけ早いうちに計ること。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
担当代表教員:村上 学 感染症の予防の観点から、できるだけ、電子メールで、教官に連絡すること。 オフィスアワー(毎週月曜日5時~6時)を設ける。授業後に生じた疑問点などの質問に充てること。この時間帯以外にも都合がつく場合には対応する。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
maxyaku[at]hirosaki-u.ac.jp ([at] を@に変更してください。) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
H47:薬学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
H48:生体の構造と機能およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
1.主としてパワーポイントを使用した授業を行う。 2.授業の理解度を学生,教員の双方で把握するため,各講義で「課題」を課すことがある。授業で扱えなかった発展的内容を,適宜レポート課題とすることがある。課題の提出期限は各教官と適宜決定する。 3. 状況に応じ、フレキシブルに講義を行う。例えば、感染症の流行した場合、オンライン講義(録画)などへの変更も有り得る。 学生も、柔軟な姿勢で、勉学に励んでもらいたい。 |
科目ナンバー /The subject number |
M1-2-0113-H47 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |