科目一覧へ戻る | 2025/03/26 現在 |
開講科目名 /Course |
耳鼻咽喉・頭頚部外科学/Otorhinolaryngology |
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時間割コード /Course Code |
4251000067 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部医学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 4 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
4 |
主担当教員 /Main Instructor |
工藤 直美/KUDO NAOMI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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工藤 直美/KUDO NAOMI | 医学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○耳鼻咽喉領域で扱う,聴覚・平衡覚・嗅覚・味覚などの感覚の受容機構を理解し,それらの検査法の意義や病態,および治療法を理解する。 ○耳鼻咽喉領域の炎症,感染症,アレルギー性疾患など種々の病気について,病態と治療法を理解する。 ○頭頸部領域の良性・悪性腫瘍やのう胞性疾患について理解を深め,治療法を習得する。 |
授業の概要 /Summary of the class |
1.耳(外耳・中耳・内耳),鼻(鼻腔・副鼻腔)・咽喉頭(上中下咽頭・喉頭)の解剖学的構造や生理学的機能について学び,感覚受容のメカニズムとその重要性を学ぶ。 2.耳鼻咽喉領域の感覚器障害(難聴,めまい,嗅覚障害,味覚障害)の検査法と治療法を学ぶ。 3.耳鼻咽喉領域の炎症性疾患および感染症について,すなわち中耳炎,副鼻腔炎,咽喉頭炎など種々の疾患の病態と治療法を学ぶ。 4.耳鼻咽喉領域のアレルギー性疾患,すなわちアレルギー性鼻炎,好酸球性中耳炎・副鼻腔炎について発症のメカニズムを理解し治療法を学ぶ。 5.頭頸部領域の良性・悪性腫瘍,すなわち舌癌,咽頭癌,喉頭癌や唾液腺腫瘍の病態と治療法を学ぶ。 6.頭頸部領域ののう胞性疾患,すなわち副鼻腔のう胞や,頸部のう胞などの発生メカニズムと治療法を学ぶ。 医学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) PS-01-02-06 PS-01-03-04 PS-01-03-14 PS-01-03-22 PS-01-03-25 PS-01-03-29 PS-01-04-02 PS-01-04-20 PS-01-04-21 PS-01-04-22 PS-01-04-23 PS-01-04-24 PS-02-16-01 PS-02-16-02 PS-02-16-03 PS-02-16-04 PS-02-16-05 PS-03-02-01 PS-03-02-02 PS-03-02-03 PS-03-02-04 PS-03-02-05 PS-03-03-10 PS-03-03-11 PS-03-04-02 PS-03-04-03 PS-03-04-04 PS-03-04-19 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 4月7日(月) (題目:側頭骨の構造とその機能) ・外耳・中耳・内耳の構造について学ぶ。 ・聴覚や平衡覚の受容の仕組みついて理解する。 ・難聴の分類、眼振とめまいの概念を理解する。 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座 後藤 真一 第2回 4月14日(月) (題目:鼻副鼻腔の疾患) ・鼻副鼻腔の構造、嗅覚の受容の仕組みについて理解する。 ・鼻出血、鼻炎、嗅覚障害、慢性副鼻腔炎、鼻腔異物や外傷について学ぶ。 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座 野村 彩美 第3回 4月21日(月) (題目:外耳・中耳疾患) ・外耳疾患や種々の中耳炎について学ぶ。 ・耳鏡検査、内視鏡検査、耳管機能検査について学ぶ。 青森市民病院 耳鼻咽喉科 佐々木 亮 第4回 4月28日(月) (題目:内耳(蝸牛)疾患) ・内耳性難聴、乳幼児の難聴、顔面神経麻痺について学ぶ。 ・補聴器や人工聴覚器について学ぶ。 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座 後藤 真一 第5回 5月12日(月) (題目:内耳(前庭)疾患) ・めまい症状を引き起こす疾患について学ぶ。 ・平衡機能検査(眼振検査、カロリック検査等)について学ぶ。 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座 高畑 淳子 第6回 5月19日(月) (題目:頭頸部のアレルギー性疾患) ・種々の頭頸部のアレルギー関連疾患,すなわちアレルギー性鼻炎,好酸球性副鼻腔炎, 好酸球性中耳炎,ANCA関連血管炎等について理解する。 弘前総合医療センター 松原 篤 第7回 5月26日(月) (題目:口腔、咽頭の疾患) ・口腔・咽頭の構造、味覚の受容、味覚検査について学ぶ ・口腔・咽頭の炎症性疾患、唾液腺疾患について学ぶ 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座 野村 彩美 第8回 6月2日(月) (題目:喉頭・咽頭疾患) ・咽喉頭の疾患、喉頭の構造と機能・神経支配について学ぶ。 ・嚥下困難・気道狭窄などをきたす疾患とその診断と治療について学ぶ。 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座 高畑 淳子 第9回 6月9日(月) (題目:頭頸部疾患) ・頸部リンパ節炎、鼻副鼻腔腫瘍、唾液腺腫瘍、頸部嚢胞性疾患について学ぶ。 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座 工藤 直美 第10回 6月16日(月) ・頭頸部悪性腫瘍、すなわち舌癌、咽頭癌、喉頭癌の診断、治療、予後について学ぶ。 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座 工藤 直美 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
成績評価は,講義内容の習熟を図るための期末試験(100%)により判定する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
講義開始前に、側頭骨、鼻副鼻腔、咽喉頭の解剖に関して予習しておくこと。 講義終了後に不明な点があれば講義終了後もしくは下記(22)の時間に問い合わせること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
特に指定しない。 |
参考文献 /bibliography |
特に指定しない。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
頭頸部領域の解剖を良く理解することは臨床の観点から重要である。 また,病態の理解には生理・感染・免疫・腫瘍に関する基礎知識が必要である。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
工藤 直美(担当代表教員/シラバス作成者)月,水,金 17:00~18:00 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
工藤直美 knaomi@hirosaki-u.ac.jp 耳鼻咽喉科学講座 orl@hirosaki-u.ac.jp http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~oto/index.html |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
I56:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
H49:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
I50:腫瘍学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
PCプレゼンテーションで行い、講義プリントをその都度配布する。 |
科目ナンバー /The subject number |
M1-3-0150-I56 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
・講義内容には病院等での医師としての実務経験に関する内容が含まれる。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |