シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/26 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
形成外科学/Plastic and Reconstructive Surgery
時間割コード
/Course Code
4251000070
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
医学部医学科/
曜日コマ
/Day, Period
水/Wed 4
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
4
主担当教員
/Main Instructor
漆舘 聡志/URUSHIDATE SATOSHI
科目区分
/Course Group
専門教育科目 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
必修
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
漆舘 聡志/URUSHIDATE SATOSHI 医学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル3
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○形成外科であつかう疾患について理解する。
○形成外科的治療の根本となる創傷治癒について理解する。
○形成外科で行う保存的治療と外科的治療について理解する。
授業の概要
/Summary of the class
以下の医学教育モデル・コア・カリキュラム項目に基づき,到達目標を掲げて学習する。

R4年度改訂版モデル・コア・カリキュラム
PR-02-01-01、PR-02-03-01、PR-03-01-01、PR-04-01-02
GE-01-01-02〜04,06、GE-01-04-03,05、GE-03-01-01、GE-03-02-01,02,04、GE-03-05-07
LL-01-01-01,02、LL-01-02-01,02
RE-01-01-01,02、RE-01-02-01,02、RE-02-01-01、RE-02-02-01、RE-03-01-01
PS-01-02-15,16、PS-01-04-15〜17、PS-02-04-01〜05、PS-02-12-01〜04、PS-02-13-04,05
PS-02-15-04,05、PS-02-16-04,05、PS-03-04-11,12,17,19,20、PS-03-05-02,03,12,13,16
CS-02-04-19,20、CS-03-03-04、CS-03-05-02
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回、第8回、第9回は曜日と時間が通常と異なりますので注意してください。

4月7日(月)12:40〜14:10 第1回(題目:形成外科学総論)漆舘 聡志
形成外科とはどのような診療科であるのかを理解するため、その定義、歴史、対象疾患、手技などについて学習し,形成外科の役割についてその概要について解説する。

4月16日(水)休講

4月23日(水)第2回(題目:創傷治癒と形成外科的手技)三上 誠
傷をきれいに治す」「傷跡(瘢痕)を目立たなくする」ためには、どうしたらよいか。実際の治療にも役立つ、創傷治癒の基本的知識について解説する。 また形成外科では、一般外科と同様な手技に加え、形成外科特有の手技が存在する。形成外科にて行われる基本的な治療手技(縫合法、組織移植、軟膏治療等)について解説する。

5月 7日(水)第3回(題目:皮弁)漆舘 聡志
形成外科では、腫瘍切除後や外傷による組織欠損に対し、さまざまな手術法を駆使して再建を行っている。その手術法の一つである皮弁を用いた各種再建法の基礎と臨床例について解説する。

5月14日(水)第4回(題目:植皮、熱傷)飯田 圭一郎
組織再建に用いるもう一つの手術法である植皮について解説する。
また熱傷は局所の熱による反応のみならず、重症になると全身にダイナミックな反応を起こすものである。熱傷による局所的、全身的変化の病態および治療について解説する。

5月 21日(水)第5回(題目:顔面軟部組織損傷、顔面骨骨折)横井 克憲(弘前総合医療センター形成外科部長)
瘢痕や変形が目立ちやすい顔面の軟部組織損傷、骨折は形成外科で扱う疾患である。その特殊性も含めて診断、治療について解説する。

5月 28日(水)第6回(題目:体表面先天異常)和田 尚子
唇顎口蓋裂は、関連科とのチームアプローチが必要であり、また、出生直後から成人に至るまで継続した治療を要する、形成外科の中でも重要な疾患の一つである。その治療の流れ、詳細について解説する。
さらにその他の体表面先天異常についても解説する。

6月 4日(水)第7回(題目:肥厚性瘢痕、ケロイド、難治性潰瘍)三上 誠
肥厚性瘢痕、ケロイドはともに創傷治癒過程においてコラーゲン線維の生成が過剰に起こり、瘢痕が隆起した状態であるが、病態像は種々の点で異なる。両者の相違点、治療法について講義する。
難治性潰瘍とは、治療に抵抗性の潰瘍であるが、その原因としては血行障害、感染など様々な因子があげられる。難治性潰瘍の原因、創管理などについて解説する。

6月6日(金)10:20〜11:50 第8回(題目:特別講義:耳介の先天異常)四ッ柳 高敏(札幌医科大学形成外科教授)
小耳症をはじめとする耳介の先天異常に対する、保存的治療および外科的治療について解説する。特に小耳症手術は形成外科治療の中でも最も高度な技術を要する疾患であり、良好な結果を得るために必要な知識、技術について解説する。

6月12日(木)10:20〜11:50 第9回(題目:形成外科学講義総括:試験対策)漆舘 聡志
これまでの講義内容を復習の意味も含め総括するとともに、過去に出題された形成外科関連の国家試験問題などの解説をおこない試験に向けて形成外科の理解を深める。

6月18日(水)第10回(題目:特別講義:美容外科)新明 康宏(湘南美容クリニック医療教育部技術安全統括部長、兼ゾーン1責任技術指導医)
美容外科は形成外科診療範囲の一分野であり、その施術にあたっては専門的な視点やテクニックが必要となる。美容外科の現状とその専門技術、および問題点などについて解説する。

7月2日(水)予備日

7月16日(水)総合演習 漆舘 聡志
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
期末試験70%、授業の参加度30%により総合的に評価する。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
シラバスを参考に、講義前にその日の講義テーマについての予備知識を得ておくと良いでしょう。
講義後は理解を深めるため,配布プリントや資料などで復習してください。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
プリントを配布します。
参考文献
/bibliography
特に指定しません。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
講義内容の外部流出が無いよう留意してください。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
担当代表教員:漆舘聡志,オフィスアワーは特に設けませんので相談がある場合には下記アドレスにメールで連絡してください。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
urushi@hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
I56:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
実務経験
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
スライドを用いた通常の講義形態です。状況によってはメディア授業へ移行する場合があります。
科目ナンバー
/The subject number
M1-3-0153-I56
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
・講義内容には病院等での医師としての実務経験に関する内容が含まれる。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

科目一覧へ戻る