科目一覧へ戻る | 2025/03/26 現在 |
開講科目名 /Course |
臨床検査医学/Laboratory Medicine |
---|---|
時間割コード /Course Code |
4251000072 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部医学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 1 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
4 |
主担当教員 /Main Instructor |
富田 泰史/TOMITA HIROFUMI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
富田 泰史/TOMITA HIROFUMI | 医学研究科/ |
齋藤 紀先 | 医学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○診療現場における臨床検査医学の役割とその特性について理解を深める。 ○検査の質や特性,時間的変化についての理解を深め,多面的な解釈を身につける。 ○検査データを解釈し、病態解析を行い、適切な診断治療を選択できる。 |
授業の概要 /Summary of the class |
臨床検査医学は「内科診断学」の一翼を担い、医学生にとっては医師国家試験にも直結する科目である。本授業では、臨床医が日常的に利用する検査の知識を理解し身につけるとともに、検査データを臨床像(病歴や現症など)を踏まえて総合的に解釈することができる力を養う。さらに、後期に実施するRCPC(症例の検査データから病態を把握する検討会)に対応できるレベルに到達するように導く。 モデル・コア・カリキュラム PS-01-03-04,PS-01-03-18,PS-01-03-22,PS-01-03-23,PS-01-03-24,PS-01-03-26,PS-01-03-29,PS-02-07-03,PS-03-03-01,PS-03-03-09,CS-02-03-02,CS-02-03-04,CS-02-03-06,CS-02-03-07 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
授業計画を参照 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
・2025年7月7日(月)に試験を実施する。試験点数100点満点のうち60点以上を合格とする。 ・講義は毎回出席をとる。6割以上出席すること。6割未満の出席の場合は学期末試験を受けることができない。 ・代返など出席に関する不正行為が判明した場合は,その関係者は学期末試験を受けることができない。 ・授業中の録音・録画・撮影は認めない。携帯電話,スマートフォンなどの私的な使用も認めない。これらが判明した場合は,試験を受けることができない。 ・出席、試験あるいはレポート課題において不正行為が判明した場合は、弘前大学の規定に則り、厳正に対処する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
・参考書を予習しておくこと。 ・授業表題関連分野の検査項目について、名称や検査目的程度は予習しておくこと。 ・学習した検査について、各診療科の講義と関連づけて理解するように心掛ける。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
適宜プリントを配布する。 |
参考文献 /bibliography |
1 レジデントのためのこれだけ検査値 日本医事新報社(三井田孝 編) 2 休み時間の免疫学(第3版)講談社 (齋藤紀先 著) 3 休み時間の感染症学 講談社 (齋藤紀先 著) |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
・臨床検査医学の守備範囲は広汎なため,講義で触れるのは基本的部分に限られる。そのため、試験に際しては、配布プリントや参考書による自主学習が必要になる。 ・講師の急な都合により、講師および講義内容が変更となる場合がある。 ・配布プリントや画像の転用・譲渡は一切認めない。判明した場合は処罰の対象となる。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
齋藤 紀先:norihiro@hirosaki-u.ac.jp(シラバス作成者) メールにて問い合わせください。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
富田 泰史:tomitah@hirosaki-u.ac.jp 齋藤 紀先:norihiro@hirosaki-u.ac.jp 講座:http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/web/kouza.html?id=c21 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
I52:内科学一般およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
H49:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
原則として講義室における対面授業を行う。 |
科目ナンバー /The subject number |
M1-3-0155-I52 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
・カリキュラムは変更される場合がある。その都度、連絡する。 ・質問は随時可能であるが,できるだけ講義中に行い,他の学生とも情報を共有できるように心がける。 ・講義内容には病院等での医師としての実務経験に関する内容が含まれる。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 4月7日(月) 8:40- | 検査の意義と限界(齋藤紀先) | 感度・特異度,陽性尤度比,検査後確率 | 参照:休み時間の感染症学 |
2 | 第2回 4月14日(月)8:40- | 血液検体採取法,血算検査(齋藤紀先) | Hb,Ht,MCV,MCHC等 | 参照:配布プリント,レジデントのためのこれだけ検査値 |
3 | 第3回 4月21日(月)8:40- | 生化学検査の基本的知識①(齋藤紀先) | Alb, 蛋白分画,BUN,Cr等 | 参照:配布プリント |
4 | 第4回 4月28日(月) 8:40- | 生化学検査の基本的知識②(齋藤紀先) | AST,ALT,LDH,ALP,Bil等 | 参照:配布プリント |
5 | 第5回 5月12日(月) 8:40- | 尿一般検査,髄液検査の基本的知識(糸賀正道) | 尿路感染,髄膜炎 | 参照:休み時間の感染症学 |
6 | 第6回 5月19日(月)8:40- | 微生物検査(齋藤紀先) | 感染症疾患(グラム染色等) | 参照:休み時間の感染症学 |
7 | 第7回 5月26日(月)8:40- | 免疫血清検査①(齋藤紀先) | 免疫の基礎,炎症,CRP等 | 参照:休み時間の免疫学第3版 |
8 | 第8回 6月2日(月)8:40- | 免疫血清検査②(齋藤紀先) | 抗体検査,アレルギー疾患 | 参照:休み時間の免疫学第3版 |
9 | 第9回 6月9日(月)8:40- | 動脈血液ガス分析①(齋藤紀先) | pHとCO2の動態 | 参照:配布プリント |
10 | 第10回 6月16日(月) 8:40- | 動脈血液ガス分析②(齋藤紀先) | 低酸素の病態鑑別 | 参照:配布プリント |
11 | 7月7日(月)8:40- | 学力確認試験(齋藤紀先) |