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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/26 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
薬理学/Pharmacology
時間割コード
/Course Code
4252000021
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
医学部医学科/
曜日コマ
/Day, Period
火/Tue 1, 火/Tue 2
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2
主担当教員
/Main Instructor
村上 学/MURAKAMI MANABU
科目区分
/Course Group
専門教育科目 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
必修
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
村上 学/MURAKAMI MANABU 医学研究科/
丹羽 康貴/NIWA YASUTAKA 医学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○薬物・毒物の生体への作用について,個体・細胞・分子のレベルにおける作用機序を理解する。
○的確な薬物療法を行うための薬物動態,薬物相互作用について,基本的な考え方を理解する。
授業の概要
/Summary of the class
1.薬物とは何か,医学における薬物の重要性について学ぶ。
2.薬物受容体,薬物動態(吸収,分布,代謝,排泄)に関するモデル,薬物分布について,基本事項を習得する。
3.各疾患の病態生理に基づく合理的な薬物治療を習得する。

モデル・コア・カリキュラム
モデル・コア・カリキュラム
PS-01-02-04 情報伝達の種類と機能について理解している。
PS-01-02-05 受容体の種類・細胞内局在・機能、受容体による細胞内シグナル伝達過程について理解している。
PS-01-02-06 液性因子による細胞間情報伝達(自己分泌、傍分泌、内分泌)について理解している。
PS-01-03-31 生体(あるいは生体群)の薬物・毒物反応性について、用量反応曲線を理解している。
PS-01-03-32 薬物の受容体結合・薬理作用の関連性及び作動薬・拮抗薬について理解している。
PS-01-03-33 薬物の有害作用、薬物間相互作用について概要を理解している。
PS-01-04-01 ゲノムの多様性に基づく個体の多様性について理解している。
PS-01-04-04 薬剤の有効性や安全性とゲノムの多様性との関係について概要を理解している。
PS-01-02-03 活動電位の発生機構と伝導、シナプス(神経筋接合部を含む)の形態とシナプス伝達の機能(興奮性、抑制性)と可塑性について理解している。
PS-01-02-14 筋組織について、骨格筋、心筋、平滑筋の構造と機能を対比して理解している。
PS-01-03-14 微生物の特性に応じた治療薬の作用機序について概要を理解している。
PS-01-04-22 がんの病理診断と治療の関わりについて概要を理解している。
PS-03-03-13 抗菌薬投与の原則(抗菌薬投与前に培養検体を提出する、微生物と臓器による標準薬を選択し投与期間を設定する)について理解している。
PS-02-06-01 循環器系の構造と機能について基本的事項を理解している。
PS-02-06-04 循環器系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。
PS-02-07-04 呼吸器系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。
PS-01-04-09 脂質代謝異常の病態について理解している。
PS-02-09-04 腎・尿路系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。
PS-02-14-05 内分泌・栄養・代謝系の疾患・病態について病因、疫学、症候、検査、診断、治療法を理解している。
PS-03-04-26 がん患者に対する支持療法及び緩和ケアを理解している。
CS-02-04-10 抗腫瘍薬の適応、有害事象、投与時の注意事項について理解している。
CS-02-04-13 分子標的薬・バイオ医薬の薬理作用と有害事象の概要を理解している。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 10月 7日(火) 薬理学総論: 薬とはなにか?薬物治療が目指すものとは?  病態薬理学講座・丹羽康貴
PS-01-03-31 生体(あるいは生体群)の薬物・毒物反応性について、用量反応曲線を理解している。
PS-01-03-32 薬物の受容体結合・薬理作用の関連性及び作動薬・拮抗薬について理解している。
PS-01-03-33 薬物の有害作用、薬物間相互作用について概要を理解している。
PS-01-04-01 ゲノムの多様性に基づく個体の多様性について理解している。
PS-01-04-04 薬剤の有効性や安全性とゲノムの多様性との関係について概要を理解している。

第2回 10月21日(火) 受容体: 薬物の作用点としての受容体の構造と機能(メディア授業) 病態薬理学講座・丹羽康貴
PS-01-03-31 生体(あるいは生体群)の薬物・毒物反応性について、用量反応曲線を理解している。
PS-01-03-32 薬物の受容体結合・薬理作用の関連性及び作動薬・拮抗薬について理解している。
PS-01-03-33 薬物の有害作用、薬物間相互作用について概要を理解している。
PS-01-02-04 情報伝達の種類と機能について理解している。
PS-01-02-05 受容体の種類・細胞内局在・機能、受容体による細胞内シグナル伝達過程について理解している。
PS-01-02-06 液性因子による細胞間情報伝達(自己分泌、傍分泌、内分泌)について理解している。

第3回 10月28日(火) 筋弛緩とカルシウム: 筋収縮とカルシウム,情報伝達,ツボクラリン,サクシニルコリン (メディア授業)病態薬理学講座・丹羽康貴
PS-01-02-03 活動電位の発生機構と伝導、シナプス(神経筋接合部を含む)の形態とシナプス伝達の機能(興奮性、抑制性)と可塑性について理解している。
PS-01-02-14 筋組織について、骨格筋、心筋、平滑筋の構造と機能を対比して理解している。
 
第4回 11月 4日(火) 自律神経総論: 交感神経,副交感神経,シナプス,受容体,神経伝達物質 (メディア授業)病態薬理学講座・丹羽康貴
PS-01-03-31 生体(あるいは生体群)の薬物・毒物反応性について、用量反応曲線を理解している。
PS-01-03-32 薬物の受容体結合・薬理作用の関連性及び作動薬・拮抗薬について理解している。
PS-01-03-33 薬物の有害作用、薬物間相互作用について概要を理解している。

第5回 11月11日(火) 交感神経: アドレナリン作動薬,アドレナリン受容体拮抗薬,α遮断薬,β遮断薬 (メディア授業)病態薬理学講座・丹羽康貴
PS-01-03-31 生体(あるいは生体群)の薬物・毒物反応性について、用量反応曲線を理解している。
PS-01-03-32 薬物の受容体結合・薬理作用の関連性及び作動薬・拮抗薬について理解している。
PS-01-03-33 薬物の有害作用、薬物間相互作用について概要を理解している。


第6回 11月18日(火) 副交感神経: コリン作動薬・拮抗薬,コリンエステル,コリンエステラーゼ阻害薬,ムスカリン受容体拮抗薬 (メディア授業)病態薬理学講座・丹羽康貴
PS-01-03-31 生体(あるいは生体群)の薬物・毒物反応性について、用量反応曲線を理解している。
PS-01-03-32 薬物の受容体結合・薬理作用の関連性及び作動薬・拮抗薬について理解している。
PS-01-03-33 薬物の有害作用、薬物間相互作用について概要を理解している。

第7回 11月25日(火) 化学療法薬: 抗菌薬の作用機序,抗菌スペクトル,薬物耐性 (メディア授業)病態薬理学講座・丹羽康貴
PS-01-03-14 微生物の特性に応じた治療薬の作用機序について概要を理解している。
PS-03-03-13 抗菌薬投与の原則(抗菌薬投与前に培養検体を提出する、微生物と臓器による標準薬を選択し投与期間を設定する)について理解している。

第8回 12月 2日(火) NSAIDs・鎮痛薬: プロスタグランジン,非ステロイド性抗炎症薬 (メディア授業)病態薬理学講座・丹羽康貴
PS-03-04-26 がん患者に対する支持療法及び緩和ケアを理解している。

第9回 12月 9日(火) 気管支喘息治療薬と高脂血症: 吸入ステロイド薬,β2刺激薬,キサンチン類 , スタチン(メディア授業)病態薬理学講座・丹羽康貴
PS-02-07-04 呼吸器系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。
PS-01-04-09 脂質代謝異常の病態について理解している。

第10回12月16日(火) 糖尿病治療薬: 血糖値調節とインスリン,インスリン分泌促進薬,インスリン抵抗性改善薬,糖吸収阻害薬 (メディア授業)病態薬理学講座・村上 学
PS-02-14-05 内分泌・栄養・代謝系の疾患・病態について病因、疫学、症候、検査、診断、治療法を理解している。

第11回12月23日(火) 循環器薬理学: 抗高血圧薬, 利尿薬(メディア授業)病態薬理学講座・丹羽康貴
PS-01-04-14 血圧異常(高血圧、低血圧)について理解している。
PS-02-06-01 循環器系の構造と機能について基本的事項を理解している。
PS-02-06-04 循環器系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。
PS-02-09-04 腎・尿路系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。

第12回 1月 6日(火) 心不全,不整脈, 狭心症:,強心薬, ジギタリス,陽性変力薬
レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系 (メディア授業)病態薬理学講座・丹羽康貴
PS-02-06-01 循環器系の構造と機能について基本的事項を理解している。
PS-02-06-04 循環器系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。

第13回 1月13日(火) 内分泌, 甲状腺・副甲状腺・ステロイドホルモン: 甲状腺ホルモンの薬理と甲状腺機能異常症の治療,カルシウム代謝(メディア授業)病態薬理学講座・村上 学
PS-02-14-05 内分泌・栄養・代謝系の疾患・病態について病因、疫学、症候、検査、診断、治療法を理解している。

第14回 1月20日(火) 制癌薬: アルキル化薬,代謝拮抗薬,抗腫瘍性抗生物質,植物成分,抗腫瘍性ホルモン (メディア授業)病態薬理学講座・丹羽康貴
CS-02-04-10 抗腫瘍薬の適応、有害事象、投与時の注意事項について理解している。
CS-02-04-13 分子標的薬・バイオ医薬の薬理作用と有害事象の概要を理解している。

第15回 1月 27日(火)予備日
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
1.講義終了後に試験を実施する。
2.100点満点で60点をもって合格とし,2単位を取得する。

予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
講義内容はもとより,自ら積極的に参考書,問題集などを使用し,主体的に学習すること。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
1. 新しい薬理学 2018年 西村書店
2. Principles of Pharmacology: The Pathophysiologic Basis of Drug Therapy, 3rd ed. 2011 (International Edition) Lippincott Williams & Wilkins
3. New薬理学 改訂第6版 2011年 田中千賀子,加藤隆一編 南江堂
4. イラストレイテッド薬理学 6版 [リッピンコットシリーズ] 丸善株式会社
5. カッツング薬理学 エッセンシャル 丸善株式会社
参考文献
/bibliography
同上
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
ノートの整理,復習,質問等により,授業の内容の把握を出来るだけ早いうちに計ること。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
担当代表教員:村上 学
感染症の予防の観点から、できるだけ、電子メールで、教官に連絡すること。
オフィスアワー(毎週月曜日5時~6時)を設ける。授業後に生じた疑問点などの質問に充てること。この時間帯以外にも都合がつく場合には対応する。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
maxyaku[at]hirosaki-u.ac.jp

([at] を@に変更してください。)
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
H47:薬学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
H48:生体の構造と機能およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
1.主としてパワーポイントを使用した授業を行う。
2.授業の理解度を学生,教員の双方で把握するため,各講義で「課題」を課すことがある。授業で扱えなかった発展的内容を,適宜レポート課題とすることがある。課題の提出期限は各教官と適宜決定する。
3. 状況に応じ、フレキシブルに講義を行う。例えば、感染症の流行した場合、オンライン講義(録画)などへの変更も有り得る。
学生も、柔軟な姿勢で、勉学に励んでもらいたい。
科目ナンバー
/The subject number
M1-2-0113-H47
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
特になし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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