科目一覧へ戻る | 2025/03/26 現在 |
開講科目名 /Course |
消化器内科学・外科学Ⅱ/Gastroenterology Ⅱ |
---|---|
時間割コード /Course Code |
4252000040 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部医学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 2 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
3 |
主担当教員 /Main Instructor |
櫻庭 裕丈/SAKURABA HIROTAKE |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
石戸 圭之輔 | 医学研究科/ |
櫻庭 裕丈/SAKURABA HIROTAKE | 医学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
---|---|
対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○ 下部消化管の構造と機能,下部消化管疾患の診断と外科的治療について理解する。 ○ 胆道・膵疾患の診断に有用な検査法の概要とその特徴的所見を解釈できる。 ○ 胆道・膵疾患の病態生理,およびその診断・治療について理解する。 |
授業の概要 /Summary of the class |
下部消化管疾患(外科系)と胆道・膵疾患の総論と各論について、HOLSにあげられている講義スライドで予習を行い、講義ではケーススタディーによる疾患内容のさらなる把講を行う。 モデル・コア・カリキュラム PS-02-08: 消化器系(表 2-7) PS-02-08-01 消化器系の構造と機能について基本的事項を理解している。 PS-02-08-02 消化器系でみられる症候について理解している。 PS-02-08-03 消化器系で行う検査方法について基本的事項を理解している。 PS-02-08-04 消化器系疾患に特異的な治療法について基本的事項を理解している。 PS-02-08-05 消化器系の疾患・病態について病因、疫学、症候、検査、診断、治療法を理解している。 PS-03-04-01 腫瘍の定義とその特性について、ゲノム異常や分子機構(エピゲノム修飾を含む)とともに理解している。 PS-03-04-02 我が国及び世界における各腫瘍の頻度等について理解している。 PS-03-04-03 腫瘍性疾患発症の遺伝的素因・基礎疾患・感染症・環境生活習慣等のリスク因子、腫瘍の予防・検診について理解している。 PS-03-04-04 腫瘍マーカー、バイオマーカー、がん遺伝子パネル検査等、腫瘍に特化した検査とその所見について概要を理解している。 PS-03-04-05 腫瘍の内視鏡検査・画像検査(エックス線、CT、MRI、PET・核医学、超音波等)の異常所見がわかり診断できる。 PS-03-04-06 腫瘍の生検・細胞診や病理検査とその所見について概要を理解している。 PS-03-04-07 腫瘍の TNM 分類、ステージについて概要を理解している。 PS-03-04-08 がんの症候について理解している。 PS-03-04-14 主な消化器腫瘍の症候、診断、治療について理解している。 PS-03-04-23 主な腫瘍の手術療法について概要を理解している。 PS-03-04-25 主な腫瘍の薬物療法(細胞障害性抗癌薬、分子標的治療薬)、造血幹細胞移植、がん免疫に関する 治療法について概要を理解している。 CS-02-04-17 内視鏡を用いる治療の概要を理解している。 CS-02-04-18 超音波を用いる治療の概要を理解している。 CS-02-04-20 外科的治療の適応と合併症について理解 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回. 10月1日(水)(題目:大腸の構造と機能,肛門疾患の外科治療) 大腸の発生,解剖,機能,さらに痔核,裂肛,直腸肛門脱などの肛門疾患について診断法と治療法を学ぶ。特に大腸疾患における直腸診の重要性を理解し,自ら実施できることを到達目標とする。 三浦卓也 消化器外科学講座 第2回. 10月6日(月)(題目:急性虫垂炎・腸閉塞・腸間膜動脈閉塞症) 下部消化管のCommon diseaseについて,診断と治療法を学ぶ。研修医として初期診療に携わることの多いこれらの疾患について,的確に診断できることを到達目標とする。 三浦卓也 消化器外科学講座 第3回. 10月14日(火)(題目:炎症性腸疾患の外科治療) クローン病,潰瘍性大腸炎,その他の代表的非腫瘍性腸疾患の外科治療について学ぶ。病態別手術適応と術式について理解することを到達目標とする。 諸橋一 消化器外科学講座 第4回. 10月27日(月)(題目:大腸癌、小腸腫瘍・大腸ポリープ・ポリポージスの外科治療) 急増する大腸癌の診断と治療について包括的に理解を深める。大腸癌の生物学的特性,大腸癌手術の原則と種々の術式の適応について述べることができることを到達目標とする。また、大腸ボリープ・ポリポージス,その他の腫瘍性疾患について病態と手術適応,術式について学び、遺伝性疾患に対する対応への理解も到達目標に加える。 須藤 亜希子 消化器外科学講座 第5回. 11月5日(水)(題目:大腸癌の集学的治療,低侵襲治療) 大腸癌に対する内視鏡治療,腹腔鏡手術,ロボット手術などの低侵襲治療の適応と問題点について学ぶ。また,進行大腸癌に対する化学療法と手術療法による集学的治療について学ぶ。各ステージ別に適切な治療選択ができることを到達目標とする。 諸橋一 消化器外科学講座 第6回. 11月10日(月)(題目:胆道および膵の形態・機能と検査法) 急性汎発性腹膜炎の原因と病態,癌性腹膜炎(腹膜播種)の原因と管理法,ソケイヘルニア,大腿ヘルニア,腹壁瘢痕ヘルニアなどの腹壁疾患に対する基本術式について学ぶ。いずれもcommon diseaseであり,診断と管理について十分理解することを到達目標とする。 三浦卓也 消化器外科学講座 第7回. 11月17日(月)(題目:胆道および膵の形態・機能と検査法) 胆汁の分泌,膵外分泌機能とその評価法,胆膵の検査と画像診断法 遠藤哲 消化器血液内科学講座 第8回. 12月1日(月)(題目:急性膵炎,慢性膵炎) 膵炎の病態と診断および内科的治療 遠藤哲 消化器血液内科学講座 第9回. 12月8日(月)(題目:消化器内視鏡学~胆膵領域の治療内視鏡) 乳頭切開術,砕石術,胆道ドレナージ術,ステント留置術の適応と実際について学ぶ。 飯野 勢 消化器血液内科学講座 第10回. 12月15日(月)(題目:胆石症・急性胆道炎の治療,閉塞性黄疸の治療) 胆石の局在に応じた病態,診断,治療の違いを学ぶ。特に急性閉塞性化膿性胆管炎の病態と初期治療,閉塞黄疸に対する種々の胆道ドレナージ法について理解することを到達目標とする。 長瀬 勇人 消化器外科学講座 第11回. 12月22日(月)(題目:膵癌の外科治療(嚢胞性膵腫瘍を含む),急性・慢性膵炎および膵内分泌腫瘍の外科治療) 通常型膵癌の診断,手術適応,手術術式,化学放射線治療の意義につて学ぶ。 IPMN, MCNなどの嚢胞性膵腫瘍の概念について学ぶ。病態別に適切な治療法選択ができることを到達目標とする。重症急性膵炎と慢性膵炎に対する手術適応と種々の手術術式を学ぶ。膵神経内分泌腫瘍の特徴と手術術式について学ぶ。 若狭 悠介 消化器外科学講座 第12回. 1月5日(月)(題目:胆道癌の外科治療) 胆道癌の治療アルゴリズムを理解する。胆道癌に対する手術術式ならびに集学的治療法を適切に選択できることを到達目標とする。 若狭 悠介 消化器外科学講座 予備日 1/8-9, 13-15 試験期間 1/16-29 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
成績評価は年度末の試験にて行う。 各授業範囲の合計が100点として、下記の基準で評価する。 (優:80-100点、良:70-79点、可:60-69点、不可:60点未満) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
HOLSで閲覧できる各講義スライドを用いて予習および復習を行う。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
HOLSの各講義スライドを教材・教科書として使用する 1)内科学書(中山書店,朝倉書店) 2)内科診断学(医学書院) 3)標準外科学(医学書院) |
参考文献 /bibliography |
1)内科学書(中山書店,朝倉書店) 2)内科診断学(医学書院) 3)標準外科学(医学書院) |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
シラバス作成者 消化器外科領域:石戸 圭之輔 月,木曜夕方以降(要事前確認39-5079) 消化器内科領域:櫻庭 裕丈 月,木曜夕方以降(要事前確認39-5053) |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
特になし |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
I55:恒常性維持器官の外科学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
I52:内科学一般およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
対面講義 適宜,液晶プロジェクターを使用する。 (オンライン講義併用の場合あり) |
科目ナンバー /The subject number |
M1-3-0117-I55 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
・講義内容には病院等での医師としての実務経験に関する内容が含まれる。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |