科目一覧へ戻る | 2025/03/26 現在 |
開講科目名 /Course |
農業思想論/Ideas on Agriculture |
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時間割コード /Course Code |
8251000124 |
開講所属 /Course Offered by |
農学生命科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 前期 |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
農生教員 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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農生教員 | 農学生命科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル4 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
・近代から現代まで農学の課題がどう変化してきたのか学ぶ(見通す力) ・具体的事例から現代農業問題の特質を理解するとともに、地域農業の課題にアプローチする能力を習得する(学び続ける力) |
授業の概要 /Summary of the class |
農学は何を課題にし、どう発展してきたのか。本講義では、農学とはどのような学問なのか考えていく。農学という学問は、産業としての農業の発達や資本主義経済の発展の中で変化する農業問題に対応しながら発展してきた。このような農学の歴史的変遷を学ぶとともに、具体的な事例を通して、現代農学の課題についても理解を深めていく。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 講義ガイダンス-農業思想を学ぶ意義- 第2回 近代農業・農学成立への胎動(重農主義思想) 第3回 資本主義の成立と農業・農学の発展(1)イギリス農業革命 第4回 資本主義の成立と農業・農学の発展(2)ドイツ農学 第5回 近代農学の発展と分化 第6回 穀物法論争(マルサス・リカード)から現代の食料危機まで 第7回 日本の近代化と農学-横井時敬を中心に- 第8回 協同組合思想の原点 第9回 与件の変動と農業経営学の変革 第10回 高度経済成長下の農業・農学 第11回 農業・農学のパラダイム転換と農業発展の前提条件 第12回 現代農業問題をどう見るか-農業と外国人労働者- 第13回 産地づくりの実践からみる現代農業の課題 第14回 農協改革からみる協同組合の課題 第15回 まとめ-農業思想論から見えてきたもの- |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
●平常評価(準備学習、質疑応答、小レポートなど)50% 期末評価(最終日のレポート)50% ●上記を合算して最終的な成績評価を行う。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
●各回の授業内容について,教科書(祖田修『近代農業思想史-21世紀の農業のために』)を各自で購入し、あらかじめ読んでおくこと。 ●授業終了時に示す課題についてレポートを作成すること。 ●毎日授業の最初に新聞記事を紹介し、現代農学に関するトピックを解説するので、履修者も日本農業新聞などに毎日目を通しておくこと。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
祖田修『近代農業思想史-21世紀の農業のために』岩波書店、2013年4月。 |
参考文献 /bibliography |
教科書と合わせて『農学原論(祖田修)』も読むとさらに理解を深めることができます。その他、『祖田修著作選集』も第8巻まで出版されているので、余裕のある者はそちらもご参照ください。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
受講にあたっては特定の予備知識は必要としません。自然科学系の分野を専攻する学生でも問題なく受講できます。 ただし、履修者の卒業論文など各自の研究テーマ(問題関心)を事例としますので、自身の研究テーマについてコンパクトに紹介できるようにしておいてください。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
各授業の開始前10分、終了後30分の間に受け付けます。また、集中講義の間はメールでの質疑にも応じます。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
miyairi■hgu.jp (■を@に変えてください) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
F41:社会経済農学、農業工学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A07:経済学,経営学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
●夏季休業期間に対面での集中講義方式で行います。今年度は9月1日(月)〜4日(木)までの4日間で実施予定です。 ●毎回レジュメや資料を配付し、それに沿って授業を進めます。 ●レスポンス用紙などで、質問や意見も受け付けます。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |