科目一覧へ戻る | 2025/03/26 現在 |
開講科目名 /Course |
言語と文化/Language and Culture |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 前期 |
曜日コマ /Day, Period |
金/Fri 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
新永 悠人/NIINAGA YUTO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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諸隈 夕子/MOROKUMA YUKO | 人文社会科学部/ |
新永 悠人/NIINAGA YUTO | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
[前半] 〇ケチュア語を軸として、世界の言語の多様性と普遍性を理解すること 〇アンデスの先住民言語の事例を通じて、言語と社会・歴史・文化のつながりについての考察を深めること [後半] 〇方言を「訛(なま)り」としてではなく、人類言語の可能性の実例として捉えること 〇琉球列島の諸方言と日本本土の諸方言の歴史的関係を理解すること 〇琉球列島の、特に奄美大島の言語、歴史、文化を知ることで、「日本」の言語、歴史、文化を相対的な(多様な)視点から捉えられるようになること |
授業の概要 /Summary of the class |
[前半] 南米アンデス地域の先住民言語であるケチュア語を題材に、その文法や社会・歴史・文化的広がりを解説します。 語学としてのケチュア語の習得ではなく、ケチュア語と日本語等の比較を通じて言語学の分析の観点を学ぶことを目指します。 [後半] 琉球列島の最北端にある奄美大島で話されている方言を類型論的視点から考察します。 奄美大島の方言(特に、湯湾集落で話されている方言)のデータは私のフィールドワークで得られたものを利用し、実際の音声を聞いてもらい、映像も見てもらいます。 奄美大島の歴史についても簡単に学びます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第8回目までは南米の先住民言語であるケチュア語を扱い、第9回目以降は琉球列島最北端の奄美大島の方言を扱います。原則として次のような展開で学習していく予定ですが、1回ごとの授業範囲については、授業の進行状況により異なる場合があります。 第1回 授業の概要 第2回 ケチュア語の音声と音韻 第3回 ケチュア語の歴史 第4回 ケチュア語の名詞 第5回 ケチュア語の動詞 第6回 ケチュア語をめぐる社会と文化 第7回 ケチュア語の従属節 第8回 試験およびまとめ 第9回 琉球諸方言と本土諸方言の歴史的関係 第10回 奄美方言の音声と音韻 第11回 奄美方言の動詞 第12回 奄美大島と黒糖の歴史 第13回 奄美方言の文法数 第14回 奄美で話されているのは方言か?言語か? 第15回 (最終回): 試験およびまとめ |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
前半と後半の成績評価の比率はそれぞれ50%として成績を出しますが、試験や受講姿勢等を総合的に判断して評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
[前半] 授業の終わりにその回の内容と関連する問いをいくつか出しますので、復習(予習を兼ねることもあります)として次回までに答えを考えてきてください。答えの正誤ではなく、学んだことを活かして考えること自体を評価します。 [後半] 復習は授業で配布したプリントをもとに行ってください。予習は、毎回の授業の最後に、次回の授業に関するミニクイズを出しますので、その答えを考えてきてください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
[前半] 特定の教科書は使用しません。授業内で適宜資料を配布するほか、youtube等から参考となる動画を再生します。 [後半] 特定の教科書は使用しません。授業内で適宜資料を配布します。 |
参考文献 /bibliography |
[前半] 特にありません。 [後半] 特にありません。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特別な予備知識は要求しませんが、言語に対して積極的な興味、関心を持って受講してください。また、特に「言語学入門」、「言語学」、「言語学演習」、「日本語学」、「日本語学演習」などの科目が関連します。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
授業時や下のオフィスアワーの時間に対応します。 諸隈: 木曜日13:00から14:00 新永: 木曜日14:30から15:30 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
諸隈: y.morokumaAhirosaki-u.ac.jp 新永: yniinagaAhirosaki-u.ac.jp (Aは@のことです) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A02:文学,言語学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
基本的に講義形式で解説していきます。 メディア授業に移行した場合は、Teamsで授業を行います。 |
科目ナンバー /The subject number |
H1-2-1206-A02 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |