科目一覧へ戻る | 2025/03/26 現在 |
開講科目名 /Course |
公法学/Public Law |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 後期 |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 2 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
生田 裕也/IKUTA YUYA |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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生田 裕也/IKUTA YUYA | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル1 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
① 公法学・憲法学について、主要な学説と判例を踏まえた知識を修得すること。 ② ①の知識を踏まえて、公法学・憲法学的な理解力と批判力を身に着けること。 ③ ①②を踏まえて、日常で巡り合う自身や政治・社会の諸問題が公法学・憲法学とどのように関わっているのかについて発見・分析し、公法学・憲法学の見地から思考し自分なりの意見を展開できるようになること。 |
授業の概要 /Summary of the class |
公法とは、国や地方公共団体のような公権力と私たち国民の間の関係を規律するルールです。このような公法を対象とする公法学には、主に憲法学と行政法学が含まれます。憲法学では、日本国憲法における基本的人権の保障や統治機構の仕組みについて扱うのに対して、行政法学では、行政機関が従わなければならない行政活動のルールや違法な行政活動からの救済の仕組みについて扱います。 本授業では、憲法学の一分野である人権論を集中的に扱う予定です(ただし、本授業では人権論のすべては扱えないので、本授業の履修後に、前期開講の「憲法」も履修することを推奨します)。 日本国憲法は、思想・良心の自由や表現の自由などの基本的人権を、私たち一人ひとりに対して保障しています。私たちは、このような基本的人権の保障を通じて、公権力による不当な干渉から保護されています。本授業では、主要な学説と判例を踏まえながら、日本国憲法の人権保障のあり方について講義します。履修者においては、本授業を通じて、日本国憲法の人権保障の形姿を把握することにより、公法学・憲法学に関する知識や理解力・批判力・思考力を身に着けてもらいます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 イントロダクション 第2回 人権総論 第3回 思想・良心の自由①:総論 第4回 思想・良心の自由②:判例 第5回 信教の自由① 第6回 信教の自由②、政教分離① 第7回 政教分離② 第8回 中間試験、表現の自由①:総論 第9回 表現の自由②:総論 第10回 表現の自由③:表現内容規制 第11回 表現の自由④:表現内容中立規制 第12回 法の下の平等①:総論 第13回 法の下の平等②:判例 第14回 法の下の平等③:判例 第15回 幸福追求権 第16回 期末試験 進行具合によっては、順序や内容を変更する可能性があります。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
中間試験(30%):第8週に実施します(授業の進行具合によっては前後の週に実施する可能性もあります)。 期末試験(40%):第16週に実施します。 平素(30%):毎回の授業後に提出してもらうコメントペーパーで評価します。 中間試験および期末試験では、授業内容に関する知識・理解度を問います。コメントペーパーについては、その内容を評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:Teamsで事前に配布する資料と教科書の該当ページを熟読してください。 復習:配布資料と教科書を参照しつつ、各自で授業内容を振り返り整理してください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
講義は主に配布資料に沿って進行しますが、講義内容の予習・復習や講義で扱えなかった内容の自習のために、以下の教科書を用意してください。 新井誠=曽我部真裕=佐々木くみ=横大道聡『憲法Ⅱ 人権〔第2版〕』(日本評論社、2021年) |
参考文献 /bibliography |
初回授業で紹介します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
本授業は、学部基本科目「法学入門」を履修し法学に関する基礎知識を習得した上で受講することを推奨します。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
原則として、授業の前後またはコメントペーパーで受け付けます。 また、オフィスアワー(水曜日11:00~12:00)でも受け付けますが、急用等で対応できない可能性があるため、事前に連絡をお願いします。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
初回授業時にお知らせします。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A05:法学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式 事前にTeamsで配布する講義資料をスクリーンに提示しつつ進行します。 |
科目ナンバー /The subject number |
H2-1-3111-A05 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |