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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/26 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
地域の多様性と活性化-地域とアートワールド-/Regional Diversity and Revitalization-Artworlds and regions-
時間割コード
/Course Code
1251200029
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
教養教育科目/
曜日コマ
/Day, Period
水/Wed 4
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
朝山 奈津子/ASAYAMA NATSUKO
科目区分
/Course Group
教養教育科目 グローカル科目
教室
/Classroom
総合教育棟318講義室/総合教育棟318講義室
必修・選択
/Required/Elective
選択
授業形式
/Class Format
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
小杉 在良/KOSUGI ARIYOSHI 教養教育開発実践センター/
出 佳奈子/IDE KANAKO 教育学部/
朝山 奈津子/ASAYAMA NATSUKO 教育学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル3
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力      CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○地域が孕む様々な問題や地域が持つ様々な魅力を理解すること
○地域の問題や魅力を理解した上で,地域活性化の方策を考察すること
授業の概要
/Summary of the class
○弘前れんが倉庫美術館の開館5周年を機に、弘前のアートワールドを「内」と「外」の視点から捉え直します。
○地域に合った「アート」の持続可能性を戦略的に学びます。
○「なんでもアート」に陥らないために,アートの概念を学びます。
○弘前の「アートワールド」の問題点を見つけ出し、その改善や解決のために何ができるか、どこにどのように働きかけるべきかを考えます。
○以上により,アートそれぞれの「カッコよさ」をアピールする手法を学びます。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
I. 「アートワールド」について知る
第1回(オリエンテーション、講義)「なんでもアート」はなぜダメなのか?(出、朝山(教育学部美術教育および音楽教育講座))
第2回(講義)「アートワールド」:アートを巡る「パワー」(出、朝山)
第3回(講義)弘前・青森の「アートワールド」:公立施設の視点から(小杉在良(弘前れんが倉庫美術館運営統括))
第4回(講義)弘前・青森の「アートワールド」:民間プロジェクトの立場から(樽澤武秀(HIROSAKI AIR))
第5回(座談会)「アートワールド」の「カベ」?!(小杉、樽澤、出、朝山)

II.「アートワールド」について考える
第6回(演習)「アート」ヘのさまざまな視点:作る・見る、作る・売る、見せる・見る、見に行く・見に来る...(小杉、出、朝山)
第7回(演習・承前)「アート」へのさまざまな態度(小杉、出、朝山)
第8回(演習・中間発表)弘前・青森の「アートワールド」再考:弘前大学の学生の立場から(小杉、樽澤、出、朝山)

III. 「アートワールド」に関わりをもつ
第9回(演習)アイデアの具体化:何を届けるか(小杉、出、朝山)
第10回 (演習)ターゲットの具体化:誰に届けるか(小杉、出、朝山)
第11回 (演習)プロジェクトの具体化:どうやって届けるか(小杉、出、朝山)
第12回(演習)プロジェクトの試行:問題点を見つけて完成度を高める(小杉、樽澤、出、朝山)
第13回(演習)プロジェクトの情報化:プレスリリースを書いてみる(小杉、出、朝山)
第14回(演習)広報材料の準備(小杉、出、朝山)
第15回(演習)プロジェクトの発信(小杉、樽澤、出、朝山)

※受講者および教員の急病・急用や、授業の進捗状況によって変更となる可能性がある。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
・課題への取り組み(20%):期日どおりに提出されたかどうか、課題に対して自分の意見を持とうと努めているか
・授業内のディスカッションおよび課題への取り組み(40%):コメントの質および量
・発表への取り組み(40%):話し合いへの参加の積極性、情報収集の質および量
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
・弘前市・青森県の文化政策や、文化的な催事について、情報収集を積極的に行うこと。
・演習の準備を事前に丁寧に行うこと。
・機会を捉えて、さまざまなアートイベントに参加してみること。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
授業内で適宜配付・指示。
参考文献
/bibliography
【弘前大学附属図書館 所蔵】
アーサー・ダントー「アート・ワールド」、西村清和編『分析美学基本論文集』、勁草書房、2015年、9-35頁。
ハワード・ベッカー『アート・ワールド』後藤将之訳、慶應大学出版会、2016年。
熊倉純子監修、菊地拓児、長津結一郎編『アートプロジェクト (芸術と共創する社会) 』、水曜社、2014年。
クレア・ビショップ『人工地獄:現代アートと観客の政治学』大森俊克訳、フィルムアート社、2016年。
藤田直哉編著『地域アート:美学/制度/日本』、堀之内出版、2016年。
弘前市教育委員会編『弘前の文化財』、弘前市教育委員会、2017年。
小林真理編『文化政策の思想』、東京大学出版会、2018年。(文化政策の現在1)
小林真理編『拡張する文化政策』、東京大学出版会、2018年。(文化政策の現在2)
小林真理編『文化政策の展望』、東京大学出版会、2018年。(文化政策の現在3)

留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
・授業開始までに、受講者の自己紹介を兼ねたアンケートを実施しますので、回答して下さい。

・副専攻「アートワールドひろさきキュアプログラム」コア科目です。副専攻履修者は必ず受講してください。なお、副専攻として履修する場合は、前年までに「地域の芸術文化振興」を受講して下さい。
https://gkm.hirosaki-u.ac.jp/kyoikuinfo/syllabus/program.html

・この授業は、後期に行われる「キャリア・デザイン―アート・インターンシップ」に接続します。この授業で演習として検討した内容を後期の授業で実践します。できるだけ、通年で受講して下さい。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
電子メール、Teamsを通じて随時可。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
窓口教員:朝山奈津子 asayaman@hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A01:思想,芸術およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
A09:教育学およびその関連分野
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
実務経験
地域志向科目
/Local intention subject
地域志向科目
授業形態・授業方法
/Class form, class method
講義、演習
科目ナンバー
/The subject number
LA-2-2215-A01
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
実務経験について:学部所属の担当教員は、地域の芸術振興に関わるボランティア団体に属し、自治体の助成を継続的に受けながら年間を通じてアートイベント制作を行っており、現代的な生活に必要とされるアートの在り方を踏まえて授業を行う。非常勤講師は、アートプロジェクトのボランティア、アートNPO法人の運営を経て、現在は公立の文化施設の運営に当たっている。ゲストスピーカーは、学芸員として都内博物館に勤務し、首都圏および弘前市内でアートプロジェクトのキュレーションに豊富な経験を持つ。

地域指向科目について:地域に合った「アート」の持続可能性を戦略的に学びます。「なんでもアート」に陥らないために,アートの概念を学びます。弘前の「アートワールド」の問題点を見つけ出し、その改善や解決のために何ができるか、どこにどのように働きかけるべきかを考えます。地域に合った「アート」の持続可能性を戦略的に学びます。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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